Wikipedia:井戸端/subj/企業ロゴなどの取り扱い
|
企業ロゴなどの取り扱い
[編集]阪急電鉄や東武鉄道、東京臨海高速鉄道、沖縄都市モノレール線、札幌市交通局、西日本旅客鉄道などの鉄道会社をはじめ、東日本高速道路、ダイエー、イオン (企業)、アディダス、ヨネックス、パイロットコーポレーション、シャープ等で使われている、ロゴについて意見をお願いします。
これらのページで使われている画像は、パブリックドメインなどのライセンスで提供されてはいますが、著作権の考え方からすると「自由利用できないデザイン性のある著作物」ではないかと考えることができます。確かに、コモンズにあるから使えるという考え方は間違いではないですが、ウィキペディア日本語版で使えるかどうかとなると話は別です。コモンズやウィキペディアにアップロードされるファイルに付与されるライセンスはあくまで「アップロード者が選んだライセンス」ですから、自分で描いたデザイン(全くの創作であること。あるロゴを自分で描いたはNG)か、自分で撮影した写真でもない限りは使う前にライセンス的に問題がないかを確認する必要があると考えられます。その結果、著作権的に問題があるようであれば各プロジェクトにファイルそのものを削除依頼することにはなりますが、ここではまずは「使えるのかどうか」でコメントしてください。
大きく分けて「単純な文字の構図」か「デザインが明らかに含まれている創作物」で分けています。単純な文字の構図でも文字デザインが「創作性あり」と考えられるのであれば使えないことになります。
- 単純な文字の構図に留まると思われるもの
- デザインを含み著作性があると思われるもの
-
東武鉄道のロゴ
-
東京臨海高速鉄道のロゴ
-
沖縄都市モノレール線のロゴ
-
札幌市交通局のロゴ
-
東日本高速道路のロゴ
-
ダイエーのロゴ
-
イオン (企業)のロゴ
-
ナイキのロゴ
-
読売ジャイアンツの球団ロゴ
-
全日本空輸のロゴ
-
スカイチームのロゴ
-
ルイ・ヴィトンのロゴ
- 商標マークを含むもの
これらは例示に当たります。ここに無いものでも該当するものはありますのでご注意ください。「使えない」となった場合はウィキペディア日本語版としてはまず最新版からこれらを除去します。--アルトクール(会話) 2016年2月25日 (木) 10:39 (UTC)
- コメント 著作権の保護期間が過ぎているルイ・ヴィトン(19世紀から使用)のような場合は問題ないでしょう。--Jkr2255 2016年2月25日 (木) 10:57 (UTC)
- 各ロゴの著作性については判断できませんが(「デザインを含み - 」のものは黒だと思います)、他言語版ではフェアユースの考え方もあると思うので、その辺り考慮は必要かもしれません(commonsではフェアユースファイルは受け入れていないみたいですね→c:commons:Fair use)。--Ccgxk (頁 - 話 - 稿) 2016年2月25日 (木) 11:08 (UTC)
- 「パブリックドメインなどのライセンス」とありますが、「パブリックドメイン」はライセンスではない。「著作性」ではなく「著作物性」。まあ、それらはどうでもいいとして、ご提案のとおり、(現実には著作物ではないとしても)ロゴは著作物として取引され、ロゴの保有者は対外的には著作権があるものとして扱うこともあるので、慎重に扱うべきと思います。アップロードするのは、文字のみから構成されるもの、保護期間満了したもの、裁判例により著作物性が否定されているもの、等に限った方がよいと思います。--ZCU(会話) 2016年2月25日 (木) 11:26 (UTC)
- コメント 2005年に似たような議論があったみたいです(Wikipedia:井戸端/subj/商標と著作権と)。アディダスは企業ロゴの第三者利用を明確に禁止してますね[1]。上記一覧にはありませんが京王の場合は条件付き許諾[2]となっており、ケースバイケースなのかなと感じました。平成6年(ネ)第1470号の類似ロゴデザインに関する判例では「文字のみのロゴデザインに著作性はない」という判決となったそうです[3]。--Nami-ja(凪海) (会話 / 履歴) 2016年2月25日 (木) 11:35 (UTC)
- 追記 Wikipedia‐ノート:画像などのアップロードされたファイル/過去ログ1#著作権の保護期間は終了しているが、商標はある画像の利用についてでも2007年に同種の議論があったみたいです。この合意に基いてWikipedia:画像などのアップロードされたファイル#アップロードができないファイルで商標・ロゴのアップロードを禁じているみたいですね。--Nami-ja(凪海) (会話 / 履歴) 2016年3月9日 (水) 19:59 (UTC)
- 違います。もともと「商標・ロゴ(登録の有無、著作物性の有無を問わない。ロゴについて、風景の一部として部分的に写りこんでいる場合は除外されることもある)」となっていたものを、商標登録の有無を問わない(通常通り著作権について判断する)という形に改められたものです[4]。--Ks aka 98(会話) 2016年3月10日 (木) 04:05 (UTC)
- おっ、なるほど。履歴精査が足りませんでした失礼っ。ご教授どもでした。--Nami-ja(凪海) (会話 / 履歴) 2016年3月10日 (木) 11:17 (UTC)
- 違います。もともと「商標・ロゴ(登録の有無、著作物性の有無を問わない。ロゴについて、風景の一部として部分的に写りこんでいる場合は除外されることもある)」となっていたものを、商標登録の有無を問わない(通常通り著作権について判断する)という形に改められたものです[4]。--Ks aka 98(会話) 2016年3月10日 (木) 04:05 (UTC)
- 追記 Wikipedia‐ノート:画像などのアップロードされたファイル/過去ログ1#著作権の保護期間は終了しているが、商標はある画像の利用についてでも2007年に同種の議論があったみたいです。この合意に基いてWikipedia:画像などのアップロードされたファイル#アップロードができないファイルで商標・ロゴのアップロードを禁じているみたいですね。--Nami-ja(凪海) (会話 / 履歴) 2016年3月9日 (水) 19:59 (UTC)
- コメント 使えるかどうか、というと、使えるでしょう。著作権については著作物であったとしても引用、商標権については商標としての使用に当たらない。英語版のように(en:Category:Non-free logos)、日本語版に置いてEDPで使うということも考えられる(個人的には、日本語版でのフリーでない画像などについてはファイルページでの権利で問題が生じうると考えているけれども、美術作品やアニメのキャプチャなどと比べれば侵害は軽微になりますから許容範囲としても反対しない)。
- 問題は「コモンズに置けるかどうか」、つまり「少なくとも著作権上フリーかどうか」で、おそらくフリーライセンスを付与しているということはめったにないでしょうから、「著作物かそうでないか」が論点になります。それを考えると、Asahiのロゴは認められておらず[5]、ロゴに限らず応用美術一般には、よくある高島屋と三越の例示のように[6]、著作権による保護は認められにくく、「独立に美的鑑賞の対象となりうるもの」が基準です。図柄については広告看板での裁判例があります[7]。
- これらから考えれば、「デザインを含み著作性があると思われるもの」「商標マークを含むもの」で例示されているものも、著作物性は認められにくいと考えますから、除去や削除の必要は無いと思います。--Ks aka 98(会話) 2016年2月25日 (木) 12:31 (UTC)
大分経ちましたが一応まとめで。百科事典として使用する分には問題がない(著作物性は認められないと考える)として、削除や除去はしません。元々の権利を侵害するような使い方は許容できないので、取り扱いには注意を要するというところでまとめておきます。--アルトクール(会話) 2016年4月2日 (土) 11:34 (UTC)