Wikipedia:井戸端/subj/履歴継承表示が「本文中」で行われている翻訳記事
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履歴継承表示が「本文中」で行われている翻訳記事
[編集]Y.Sandaと申します。翻訳記事の履歴継承についてご指導いただきたく参りました。
ミネソタ州立大学ムーアヘッド校という英語版からの翻訳記事なのですが、初版における翻訳元指定が要約欄ではなく本文中で行われています。この手法自体は非推奨とはいえGFDL上の問題はないと思うのですが、翻訳元として指定している記事へのリンクの記述が誤っているため機能しておらず、初版からリンクによって翻訳元記事を参照することはできません(ただし、記述内容から翻訳元を想定・特定することはできます)。そこで次の疑問が浮かびました。
- 翻訳元へのリンクは、リンクとして正しく機能していなければ履歴不継承扱いになるか
Wikipedia:著作権#利用者の権利と義務ではリンクを行うことが必要とされており、またGFDL4-1-2-Jには「ネットワーク的所在地」の保存が義務付けられていますが、今回のように翻訳元の記事が特定できる場合であっても、リンクが正常に機能していなければ(もしくはアドレスが正しく記述されていなければ)履歴不継承となるのでしょうか?
- 本文中で翻訳元指定が行われた記事の、初版以降の扱い
当該記事の初版の履歴継承方法に問題はない、という前提で以下の疑問があります。
第2版で本文中の翻訳元指定の表示が一部除去されています。この版以降本文から翻訳元表示が欠け落ちることになりますが、こういった場合以降の編集は著作権上の問題は生じないのでしょうか?
井戸端の記事はいくつか確認したのですが(例:1・2)、今回のようなリンク欠損については触れられておらず自身で判断ができませんでした。こういったケースへの対処はどのようになされるべきものなのでしょうか? --Y.Sanda(会話) 2015年4月15日 (水) 14:48 (UTC)
- 追記 リンクなし(ただし要約欄に記入あり)の例としてWikipedia:削除依頼/ベルンハルト・ジークフリート・アルビヌス(存続終了)を発見しました。本件においてもこの解釈は適用できるものでしょうか。 --Y.Sanda(会話) 2015年4月15日 (水) 15:11 (UTC)
- コメント 「Wikipedia:削除依頼/ベルンハルト・ジークフリート・アルビヌス」の基準でいえば存続の判断も可能とは思いますが、「ミネソタ州立大学ムーアヘッド校」の履歴を拝見したところ、現在版までの7版の内容が
- といった感じで、今までのところそれほど大きな内容の編集がなく、仮にそれらの編集差分が見られなくなったとしても大した不便は無いように思いますので、メリットとデメリットを天秤にかければ版指定削除という判断も十分に合理性はあると思います。
- ただ、それよりも、もし可能であればまず初版の投稿者の方に、翻訳元への履歴を完備した形で投稿をやりなおして頂けるかどうか伺ってみるのも一案だと思います。加えて他の4名の編集者の方にも削除に同意頂けるようであれば、これまでの全版を一旦全削除して投稿し直すのが一番のぞましいかと思います。若干面倒かもしれないので絶対そうしてくれと安易に言えるものではないと思いますが、存続か削除かルールの限界を突き詰めて思い悩む手間が省けてそのほうが意外とお手軽にすんだりする可能性もありますので、まずはそういう手段はいかがでしょうか。--ディー・エム(会話) 2015年4月18日 (土) 06:29 (UTC)
- 報告 事後措置ではありますが、いちおう念のため翻訳元記事への履歴補填を追加しました。[1]--ディー・エム(会話) 2015年4月18日 (土) 09:56 (UTC)
- 報告 (その2) 「じゃあお前がやれよ」と言われかねなそうなので、私ならこうする的な対応を実際に書き込んでみました(「利用者‐会話:Tochara」・「ノート:ミネソタ州立大学ムーアヘッド校」)。この対応で良いのか悪いのか私自身もそんなに自信があるわけではないのですが、少なくとも相手の方の経験値等によってはこの説明内容では冗長すぎてむしろまずいと思いますので、そのあたりは結局のところ状況に応じて対応するしかないと思います。なお、前回ご報告のとおり、保険として履歴補填も行ったので版指定削除の必要性はほぼ無くなったと判断し、選択肢として言及しませんでした。--ディー・エム(会話) 2015年4月19日 (日) 06:12 (UTC)
- 返信 (ディー・エムさん宛) 反応が遅れて失礼しました、そして一連の履歴補遺作業等、ありがとうございました。何から何まで結果的にお任せする形になってしまってすみません……。
- ケーススタディーとして今回の件を今後に役立てたいと思っていたのですが、ディー・エムさんのお考えだと今回の件は(補遺もしていただき)リンクの機能云々は特に問題ではない、ということになりそうですね。履歴記入忘れ自体はさして珍しいことでもないので、今回のように可能な限り初版投稿者さんに再投稿をしていただけないか仰ぐ姿勢は大切にしようと思います。お忙しいところ、お時間を割いてくださりありがとうございます。 --Y.Sanda(会話) 2015年4月20日 (月) 09:14 (UTC)
返信 (インデント戻します) ケーススタディ的な意味で今回のケースの可否について説明を補足しますと、私の理解では、
- 履歴補填前(4/18日より前)の記事の状態
-
- 初版:本文中の翻訳元の記載と言語間リンク(記事左下の「他言語版」"English" のリンク)を併せて解釈することで、セーフよりの△
- 2版目以降:「翻訳」の記載が無いため(とはいえ初版要約欄の本文序文の写しから翻訳記事と判断できるようにも思えなくはないので)アウトよりの△
- 履歴補填後(4/18日以降)の記事の状態
-
- 初版以降(すべての版):履歴ページに元記事へのリンクと翻訳版であることの記載が加筆されているので、セーフよりの△(ただし事後に履歴を参照する利用者に対して分かりやすい記載方法とはいえないので積極的にどんどん推奨すべきものでもない)
というかんじです。ただし、たとえばWikipedia:削除依頼/ベルンハルト・ジークフリート・アルビヌスの審議をみても、結論は存続で満場一致ではあるものの、それぞれコメントの中身の解釈に微妙な相違が見られるように(私の理解では当該審議の中ではTondenhさんのコメントが参照している根拠も含めて最も正確)、そのあたりの認識が全ての編集者間で必ずしもきちんと共有できているわけではないのであまり突っ込んだ話をしにくい面があり、先のコメントでは意図的にぼやかしたというか詳細説明を避けました。しかしその前提が見えないと結論だけ言われても判断材料にはしにくいですよね、すみません。--ディー・エム(会話) 2015年4月21日 (火) 04:32 (UTC)
- 返信 (ディー・エムさん宛) 難しい案件に明確な答えを求める形になってしまい、またそれにお答えをいただけて恐縮です。たびたびのご厚意に感謝いたします。
- なるほど、初版時点での言語間を併せて解釈する、ということなのですね。2版目以降が限りなくアウトに近いというお答えもお寄せくださり、ありがとうございます。Wikipedia:翻訳のガイドラインで推奨されている手段ではないうえ、Wikipedia:削除依頼/ベルンハルト・ジークフリート・アルビヌスでの解釈も人によりばらつきがあるということなので、今回のような案件は「救済的に解釈できないことはないが、手段としては本来推奨はできない」ということは理解しておく必要がありそうですね。とすると、やはり望ましいのは今回ディー・エムさんがしてくださったような、必要最低限の履歴の補遺ですとか、一番よいのは問題のない形での再投稿の依頼、ということになってくるでしょうか。 --Y.Sanda(会話) 2015年4月21日 (火) 09:43 (UTC)
- 私の経験談なのですが、以前、他記事からのコピーをする際に要約欄の記入をミスってしまって自分で即時削除を依頼をしたことがあります。それがルールや理屈として是か非かという以前に、もっと単純に、要約欄の些細な記入ミスが延々と履歴に残り続けるよりもできれば普通にきちんと書きなおさせて欲しいというのが当事者としての率直な感想でした。同じ経験をした多くの方がそうかもしれません。なので今回の件でもこのような対処方法を提案したのですが、とはいえ実際に当事者の方々や他の編集者がどういう判断をされるのかは分かりませんので、このやり方がいつも正解と言いきれるものでもないと思っています。ですので、今回の対処方法が必ずしもそのまま他の事例にもあてはめられるということではなく、そういう問題との向き合い方というか考え方の一例として眺めていただければ。抽象論ですみません。--ディー・エム(会話) 2015年4月21日 (火) 16:37 (UTC)