Wikipedia:休眠アカウント
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休眠アカウント(sleeper account)は、長期間編集を行っておらず活動を休止しているアカウントを指します。休眠アカウントは技術上停止されているわけではなく、いつでも活動を再開することができます。しかし、休眠アカウントの使用はウィキペディアの方針とガイドライン、特に多重アカウントに関する規定に従う必要があります。
定義
[編集]「休眠アカウント」はあくまでも非公式の呼称であり、特定の期間編集しなければ休眠アカウントとして扱われるといった規定はありません。多くの編集者は告知のない長期間のウィキブレイクを行ったり、稀にしか編集しなかったりしますが、前回の編集から数週間後、数か月後、あるいは数年後に帰ってくることもあります。当該アカウントが特に問題を起こしておらず、またWikipedia:多重アカウントの規定に反するような不適切な使用がなければ、長期間編集しなかった後に復帰することは問題ありません。ウィキペディアの自動承認された利用者の大半は不活発(休眠)アカウントです。
休眠アカウントになる理由
[編集]アカウントが休眠状態になる直接的な理由は当然ながら、その所有者が編集をしないことです。一方、編集しない理由は多種多様であり、例としてはウィキペディア編集への興味を失う、時間がない、たまたま長期間にわたって編集したくならなかっただけ、などがあります。また、特定の季節にのみ編集できる人もいますし、長いウィキブレイクをとる人もいます。
アカウントの所有者が金輪際ウィキペディアを編集しないと決めたか、死去した場合はそのアカウントが永久に編集を停止します。しかし、ウィキペディアが匿名であるため、実際の理由を知ることはできません。また、再出発したい、パスワードを忘れた、利用者名を忘れた、といった理由により元のアカウントを放棄して新しいアカウントを作成した可能性もあります。
一方、多重アカウントを不適切に使用する(いわゆるソックパペット)ためにアカウントが作成される可能性もあります。このようなアカウントではまずいくらか「普通」の編集をして、特に問題のない利用者を装った後、一定期間休眠して、後に不正使用をするときに休眠を解除することが多いです。
休眠アカウントの扱い
[編集]当該アカウントが特に問題を起こしておらず、アカウント使用に関する方針・ガイドラインの違反がない場合、アカウントの所有者は(たとえ数年経過した後でも)編集を再開する権利があります。当該アカウントの所有者は利用者名の所有権を無期限に保有します。
休眠アカウントの所有者が連絡先を残していない場合、所有者への連絡は困難を極めることが多い。
休眠アカウントの所有者が編集をしていないだけで、活動を継続している場合もあります。たとえば、自身のウォッチリストと会話ページを頻繁に読むが、全くログインしないか、ログイン中に全く編集しない(リードオンリーメンバーも参照)場合が該当します。
休眠アカウントの所有者へ
[編集]もしあなたが休眠アカウントを所有している場合、アカウント使用に関する方針・ガイドラインに従う限り、編集の再開はいつでも歓迎されます。編集を再開した後は普通のアカウントとは特に変わりありません。
あなたが見ていない間に、昔作成、編集した記事が削除されることもあるかもしれません。その理由を知りたい場合、わたしが作成したページはなぜ削除されたかをご参照ください。
昔訪れたときからガラリと変わったと感じるかもしれません。ウォッチリストでは過去30日の変更しか表示できませんが、各ページの履歴を辿って何が変わったか確認することができます。なお、長きにわたる不在中に方針とガイドラインが大幅に変更された可能性もご留意ください。
会話ページではあなたの不在中にほかの利用者がメッセージを残しているかもしれません。削除依頼に関するメッセージの場合、削除依頼のログを読めば、当時の審議について知ることができます。また、削除された版を利用者サブページとして復活し、加筆ののち記事として再公開を目指す場合は削除の復帰依頼をご利用ください。
また、あなたの不在中にアカウントが乗っ取られ、ソックパペットあるいは荒らしで使われる可能性もあります。