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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/コマンダリア 20240929

選考終了日時:2024年10月13日 (日) 22:34 (UTC)

  • 賛成 おおむねGACを満たすと判断しますが、一点、「原産地呼称保護」節の地名の転写が安定しないことが気になります。「Άγιος Γεώργιος」が「アイオス・イェオルイオス」なら、「Γεράσα」は「イェラサ」とすべきではないでしょうか。また、「シリフケ」はおそらくトルコ語名なので、この文脈ではギリシャ語名(シリクー?)を用いるべきと考えます。
--Nux-vomica 1007会話2024年10月1日 (火) 08:19 (UTC)[返信]
返信 (Nux-vomica 1007さん宛) ご指摘ありがとうございます。地名について表記を見直してみましたが、さらに手を入れて頂いても構いません。--Gurenge会話2024年10月1日 (火) 12:41 (UTC)[返信]
  • コメント 細かいことですが1点気になりました。「La bataille des vins」を「ワイン戦争」と訳されていますが、フランス語で戦争はguerreです。直訳なら「ワインの戦い」でしょうが、もしワイン戦争の訳例があるのであれば出典を付けたほうが良いと思います。--Iso10970会話2024年10月3日 (木) 07:44 (UTC)[返信]
    返信 (Iso10970さん宛) ご指摘ありがとうございます。いったん直訳の「ワインの戦い」に修正しました。当該エピソードは日本語文献『ワイン物語』に掲載されていますが、日本語作品名が載っていたかどうか定かではなく、資料も返却してしまっているので、折を見て再確認した上で『ワイン戦争』とあれば出典明記のうえで変更するようにいたします。--Gurenge会話2024年10月3日 (木) 11:34 (UTC)[返信]
  • 賛成 :興味深い主題で、画像も適切に配置してあって楽しく読めました。ただし下記の2点でつまづいたので、手を入れていただけるとありがたいです。
  • 歴史節:リチャード1世とベリンガリアの結婚披露宴において、このワインを口にして気に入ったのは誰? また、キプロス島をテンプル騎士団に売却する前の所有者はリチャード1世?
  • 製造節:酒精強化が必須でないということは、冒頭文で10%以上のものが多いとあることからおおよそはわかるのですが、「添加後のアルコール度数は20%を越えてはならず」ということと、「潜在アルコール度数は少なくとも22.5%でなければならない」こととの関係がよくわかりません。またこの取り決めとはキプロスの法律? それとも原産地呼称制度でしょうか。いずれにせよ、法律や制度によるコマンダリアの定義を記事冒頭かこの節の頭に載せていただけると明快になると思います。--みっち会話2024年10月5日 (土) 02:26 (UTC)[返信]
返信 (みっちさん宛) ご指摘ありがとうございます。歴史節については補記を行いました。製造節について、当方も詳しいわけでは無いのですが、実アルコール度数(actual alcohol)と潜在アルコール度数(potential alcohol)の計測方法の違いによるものと思いますので、その点に注釈を入れてみました。また、コマンダリアの定義を行っているのはキプロス国内法になりますのでその点が分かるよう冒頭および原産地呼称保護節に追記しました。定義の詳細は1990年官報2484号に明確に記載されているものと思われますが、閲覧方法がよく分からず、今後の課題とさせてください。--Gurenge会話2024年10月5日 (土) 06:57 (UTC)[返信]
  • コメント:しっかりとまとめあげられている良い記事だと感じます。読んで疑問に思ったを列挙いたしますが、直さないとNG、みたいな性質のものではないと思っていただければと。
  • 冒頭部「世界最古の製造ワイン」→言わんとしていることは分かるのですが「製造ワイン」という表現に違和感があります。この語は(日本語版の)ギネスブックに記載されているのでしょうか?
  • 冒頭部「酒精強化前の発酵が完了した状態でアルコール度数が10%以上と比較的高度数」→普通のワインは10度以上になるので、ここは酒精強化をする直前のワインの状態でも結構度数が高い(他の甘口の酒精強化ワインだと発酵完了する前に酒精強化するのでその時点の度数が低い)というイメージだと思うのですが。何と何を比較してどうだという主張なのかぱっと見分からないので、表現を上手く整理いただきたいです。
  • 歴史節「キプロス島の何もかもが気に入ったが樹脂入りのワインだけは気に入らない」→「樹脂入りのワイン」が示すものが何なのでしょうか?感覚的には現在ギリシャで見られるレツィーナ(の原型)のようなものを指していそうな気がしますが、それが現在のコマンダリアと連続性があるのかどうか。
  • 製造節「マヴロ種は大粒の赤ブドウであり」→普通「黒ブドウ」でしょう。黒ブドウを用いても果汁だけを使って白ワインが造られるのか、赤のコマンダリアも存在するのか(前者っぽい気がしますが)も明記いただけると良いかと思います。
  • 製造節「ブドウアルコールやワイン蒸留酒などを用いて酒精強化が行われる場合がある」→「ブドウアルコール」とは何でしょうか?また「ワイン蒸留酒」もあまり見られない表現ですかね。普通に「ブランデー」か、酒精強化に用いるアルコールとして「グレープスピリッツ」というものはあるようなのでそのあたりでしょうか。ちなみに、ポートやマディラでは酒精強化の際につかうブランデーの度数に規定がありますが、コマンダリアではいかがでしょうか?
  • 可能であればですが、どんな味なのか、どんな風に飲まれるのか、どんな食べ物と合わせるのが一般的なのか、といったような節があるとさらに良いです。ワインが嗜好品である以上、そのあたりは(書きづらいんですが)本来は重要なポイントだと思うんですよね。--Capsellanaut会話2024年10月5日 (土) 07:23 (UTC)[返信]
返信 (Capsellanautさん宛) ご指摘ありがとうございます。大変助かります。
  1. 世界最古の製造ワインについては、ギネスブックの該当のページが日本語化されておらず、「Oldest manufactured wine」を当方で訳出したものとなります。より適切な表現があれば修正頂いて問題ありません。
  2. 出典のOxfordの記述に準拠し、酒精強化前云々の話は無くしました。
  3. 「樹脂入りのワイン」は出典にある表現ですが、これが何を指すかについて明記は無かったと思います。出来の良いワインは輸出に回され、地元では出来の悪いワインが流通していたため、キプロス島に赴任したピエトロは諸外国での評判ほどのワインが手に入らなかったということだと思いますが、その後段にあるように「輸出用の出来の良いワイン」「地元で消費されるワイン」があったのではないかという作者の推察があるのみです。
  4. 黒ブドウに修正しました。皮をどうしているのかについてはもう少し調査してみます。
  5. これは英語版の「pure 95% grape alcohol or a wine distillate of at least 70% alcohol」を元にしていますが、参考文献では「pure grape spirit(95 per cent alcohol)」とだけあるので、ご指摘の通りグレープスピリッツに変えて酒精である旨を注釈しました。当方の知識不足によるものです。本日原産地呼称保護節に加筆した通り酒精強化についての法的な制約もあるようですが、具体的な内容はまだ確認中です。
  6. 確かに味について一言も触れないのはどうかと思いますので一文ですが冒頭に加筆しました。食べ合わせなどは良い資料が見つかれば節としての加筆を検討したいと思います。
--Gurenge会話2024年10月5日 (土) 08:44 (UTC)[返信]
返信 (Gurengeさん宛) 迅速なご対応ありがとうございます。"Oldest manufactured wine"は微妙に訳しにくいな、と思いながらコメントしたので何ともいえませんが、私だったら「最古から造られているワイン」とかですかねえ。(言っておいてなんですが)もはや好き嫌いのレベルなのでわざわざ直すほどでもない気がしますが。現状でも十分に質の高い記事と思いますので 賛成 といたします。さらなる記事の発展を期待しています。--以上の署名のないコメントは、Capsellanaut会話投稿記録)さんが 2024-10-05T20:28:49 に投稿したものです(Tam0031会話)による付記)。

賛成のみ3票以上の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031会話2024年10月7日 (月) 13:40 (UTC)[返信]