Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/ボスニア・ヘルツェゴビナ文学 20241011
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選考終了日時:2024年10月24日 (木) 16:56 (UTC)
- (自動推薦)2024年9月度の月間新記事賞受賞記事。--totti(会話) 2024年10月10日 (木) 16:56 (UTC)
- 賛成 概説書やレビュー論文から専門的な論文まで、参考文献が広範なのが良いと思います。また、文学の内容面だけではなく、出版・図書館や地理的条件なども踏まえており、良質な基準として相応しいと思います。--Gynaecocracy(会話) 2024年10月13日 (日) 08:19 (UTC)
- ありがとうございます。ボスニア・ヘルツェゴビナ文学について触れた書籍や論文が日本語でも意外と多いことに気づき、そうした研究や著述を応援する意味でも立項しました。--Moke(会話) 2024年10月15日 (火) 00:33 (UTC)
- 賛成 英語版からの
翻訳で出典を使ってもう少し加筆できると思いますが、現状でも良質ではあると思います。--アロイス・ヒトラー(会話) 2024年10月14日 (月) 00:04 (UTC)- ありがとうございます。後学のために、英語版からどのあたりを翻訳すればよいかうかがえれば幸いです。なお英語版は、出典のない記述や、他項目からの引き写し的な記述、中世キリスト教関連の文献を重視した内容などが理由で最小限の参考にとどめました。また、日本語の書籍や論文にも有益な記述がありましたので、英語版にはない記述を盛り込めたと考えています。--Moke(会話) 2024年10月15日 (火) 00:21 (UTC) 脱字を訂正--Moke(会話) 2024年10月15日 (火) 00:35 (UTC)
- 査読コメントが「翻訳で」から「出典を使って」に変わっていたので、あらためて確認します。英語版からどの出典を使えばよいでしょうか? なお、アロイス・ヒトラーさんが発言を削除していたので取り消し線に変えました。削除をすると話の流れが分かりにくくなるので、取り消し線がおすすめです。また、他の良質な記事の選考[1][2][3]でもアロイス・ヒトラーさんの対応が求められているので、そちらもお願いいたします。--Moke(会話) 2024年10月22日 (火) 01:53 (UTC)
- 追記 たびたびで恐縮ながら追記します。アロイス・ヒトラーさんの査読は、以前から他の方々によって疑問が出されています[4]、[5]。本記事の査読についても私は疑問に思っています。きちんとしていない査読は、良質な記事全体にとって有害ですので、私の質問に返信しないのであれば賛成票を取り消していただきたいです。--Moke(会話) 2024年10月22日 (火) 09:33 (UTC)
- コメント よくまとめられていると思うのですが、一点、「ボスニア・ヘルツェゴヴィナ文学」という用語の用例を見つけることができず、広く使われている概念なのかどうか気になりました。軽く調べる限り「ボスニア文学」のほうが用例は多そうですが、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ文学とは別概念なのでしょうか(両地域の歴史的関係性について私は無知です)。--Nux-vomica 1007(会話) 2024年10月19日 (土) 14:46 (UTC)
- ありがとうございます。難しいところですけれど、少なくとも日本語文献では、ボスニア文学とボスニア・ヘルツェゴビナ文学は別概念ではないと考えています。判断材料は以下のようになります。
- 記事名については、出典に使った奥彩子『ボスニア・ヘルツェゴヴィナと文学①』、『ボスニア・ヘルツェゴヴィナと文学②』を参考にしました。『ボスニア・ヘルツェゴヴィナを知るための60章』(2019年)に収録されています。
- ボスニア・ヘルツェゴビナの略称で「ボスニア」を使ったり、ヘルツェゴビナを含めて「ボスニア」と呼ぶ場合があります。上述の文献にも「ボスニア文学史」などの表記がありますけれど、文脈から「ボスニア ・ヘルツェゴビナ文学史」だと解釈しました。また、ヘルツェゴビナの人は、「ボスニア」と略されることを快く思わないと書かれた文献があった気もします。これらの情報も出典に使うとよいのかもしれません。
- ヘルツェゴビナ文学という名称は、検索結果から見たかぎり日本語ではほとんどないと判断しました。ボスニア文学とヘルツェゴビナ文学を区別することは、現時点では一般的ではないようです。
- 他言語版と齟齬がない名称だと考えています。
- --Moke(会話) 2024年10月20日 (日) 00:31 (UTC)
- ありがとうございます。奥2019を確認し、「ボスニア・ヘルツェゴヴィナ文学」の用例を確認いたしました。少なくともGAC「独自研究になっていない」には抵触しないと考え、 賛成 票を投じます。とはいえ、同文献では「『ボスニア・ヘルツェゴヴィナ文学』について語ることは難しい。(p.271)」「ボスニア文学史の再構築は、いまだ難しい局面にある。高校教科書ではボスニア文学とは、ボスニア語で読めるすべての文学作品、と定義され、ボスニアとは特段のかかわりがないユーゴスラヴィアの作家もボスニア文学史に含められている。このような事態は、他のユーゴスラヴィア諸国では見られない(p.279)」と、この概念を巡る困難さについても触れられていますから、このあたりの難しさも含めて将来的な加筆ができればよいなと感じます。--Nux-vomica 1007(会話) 2024年10月20日 (日) 01:50 (UTC)
- ありがとうございます。難しいところですけれど、少なくとも日本語文献では、ボスニア文学とボスニア・ヘルツェゴビナ文学は別概念ではないと考えています。判断材料は以下のようになります。
- 出典も確認してくださり、ありがとうございます。引用された部分は、文学の定義として重要なので盛り込みたいです。ただ、ボスニア・ヘルツェゴビナはボシュニャク人、セルビア人、クロアチア人の3民族の分権化が進んでいるそうなので、どの民族(全民族?)の教科書なのかが気になります。私見ですが、民族ごとにボスニア・ヘルツェゴビナ文学の範囲が異なることが推測されます。クロアチア人とセルビア人は隣国のクロアチアとセルビアに引き寄せて文学を考える可能性があり、ムスリム・ムスリマのボシュニャク人はトルコ文学との距離感が近いかもしれません(10年以上前ですが興味深いニュースがありました[6])。そのあたりの事情が分かる文献とセットで更新したいです。教科書について触れた記述が他にもあるので、まとめて更新できれば都合がよいです。
- この他にも、戯曲について触れられていない点、ジェンダーの観点からの記述が少ない点など課題がありますが、ひとまず概説としてはまとまっていると考えています。--Moke(会話) 2024年10月21日 (月) 11:27 (UTC)
- コメント 形式的な指摘となりますが、以下の参考文献は出典からリンクされていないので、一般的には関連文献の範疇に入るように思われます。ただ、記事全体の流れを理解する上で、重要という意味合いでしたら、ここに置いておくのもあり、かもしれません。個人的には、出典からの参照を伴わない文献は、自分または他の方が、後日、これで加筆してくれたらなぁ、ぐらいの気持ちで関連文献に置いています。
- 柴宜弘, 佐原徹哉 編『バルカン学のフロンティア』彩流社〈叢書東欧〉、2006年
- 『東欧・中央ユーラシアの近代とネイションⅠ』スラブ研究センター〈スラブ研究センター研究報告シリーズ No.80〉、2001年。
- メシャ・セリモヴィッチ 著、三谷惠子 訳『修道師と死』松籟社、2013年。(原書 Meša Selimović (1966), Derviš i smrt
- 中東現代文学研究会(編)「中東現代文学選 2012」、プロジェクト・ワタン、2013年3月、2024年6月11日閲覧。
:* ヤスミンコ・ハリロビッチ 編、角田光代 訳『ぼくたちは戦場で育った サラエヴォ1992-1995』集英社インターナショナル、2015年。
:* ズラータ・フィリポヴィッチ 著、相原真理子 訳『ズラータの日記 サラエボからのメッセージ』二見書房、1994年。(原書 Zlata Filipović (1993), Zlata's Diary
アレッサンドロ・マルツォ・マーニョ(イタリア語版) 著、清水由貴子 訳『そのとき、本が生まれた』柏書房、2013年。(原書 Alessandro Marzo Magno (2012), L'alba dei libri. Quando Venezia ha fatto leggere il mondo
- --Anesth Earth(会話) 2024年10月22日 (火) 10:47 (UTC) 訂正。--Anesth Earth(会話) 2024年10月22日 (火) 11:00 (UTC) 訂正。--Anesth Earth(会話) 2024年10月22日 (火) 11:07 (UTC)
- (追伸)すいません、現在選考中のこちらで紹介のあった、"HarvErrors"をいれてますとエラーが出たのを列挙しましたが、リンクが生きているのにエラー表示されたものがあり、それは取り消しました。残りの文献に関しても、完全目視確認できていませんので、このスクリプトが万能ではない、ということだと思います。余計な指摘だったかも知れません。--Anesth Earth(会話) 2024年10月22日 (火) 11:09 (UTC)
- ご指摘ありがとうございます。確認して何かあれば訂正します。出典テンプレートに「Template:Harv」ではなく「Template:Sfn」を使っているのも原因の一つかもしれません。--Moke(会話) 2024年10月22日 (火) 12:17 (UTC)
- (追伸)すいません、現在選考中のこちらで紹介のあった、"HarvErrors"をいれてますとエラーが出たのを列挙しましたが、リンクが生きているのにエラー表示されたものがあり、それは取り消しました。残りの文献に関しても、完全目視確認できていませんので、このスクリプトが万能ではない、ということだと思います。余計な指摘だったかも知れません。--Anesth Earth(会話) 2024年10月22日 (火) 11:09 (UTC)
賛成のみ3票以上の状態が48時間継続したため、早期終了・通過となります。--Keeezawa(会話) 2024年10月23日 (水) 00:36 (UTC)