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「W41CA」の版間の差分

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本機種は[[2006年]][[2月9日]]から[[2月11日]]にかけて発売された。その週から19週連続でauでの売上1位を獲得し、6月第4週に初登場の[[W42S|ウォークマンケータイ W42S]]に1週だけ1位を奪われたものの、次週からは再び10週連続で売上1位を記録し、9月中も10位以内にランクインしていた。2006年で最も多く売れた伝説のau端末である。<ref>GfK Japan調べ。</ref>
本機種は[[2006年]][[2月9日]]から[[2月11日]]にかけて発売された。その週から19週連続でauでの売上1位を獲得し、6月第4週に初登場の[[W42S|ウォークマンケータイ W42S]]に1週だけ1位を奪われたものの、次週からは再び10週連続で売上1位を記録し、9月中も10位以内にランクインしていた。2006年で最も多く売れたau端末である。<ref>GfK Japan調べ。</ref>


カメラ機能こそやや低めのスペックだが、薄型でワイド液晶を搭載し、あらゆる新機能・新サービスに対応した[[ハイエンド]]端末(2006年当時)である上、'''ペンギンケータイ'''という特徴も人気の一因であると考えられる。
カメラ機能こそやや低めのスペックだが、薄型でワイド液晶を搭載し、あらゆる新機能・新サービスに対応した[[ハイエンド]]端末(2006年当時)である上、'''ペンギンケータイ'''という特徴も人気の一因であると考えられる。

2009年6月28日 (日) 15:04時点における版

au W41CA
W41CA(フィエスタオレンジ)
W41CA(フィエスタオレンジ)
W41CA(フィエスタオレンジ) 側面 サイドキーが全部で7つある
側面。サイドキーが全部で7つある
キャリア au
製造 カシオ計算機
発売日 2006年2月9日
概要
OS REX OS
CPU ARM9E
音声通信方式 CDMA 1X WIN
800MHz
形状 回転2軸ヒンジ型
サイズ 103 × 49 × 22[1] mm
質量 126 g
連続通話時間 180分
連続待受時間 230時間
(移動と静止の組合せ)
充電時間 120分
外部メモリ miniSD
日本語入力 ATOK for au+APOT
FeliCa あり
赤外線通信機能 IrDA
Bluetooth なし
放送受信機能 FM放送対応
メインディスプレイ
方式 透過型微反射TFT液晶
(Mobile-IPS液晶)
解像度 ワイドQVGA
(240×400ドット
サイズ 2.6インチ
表示色数 65536色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 207万画素CMOS
機能 AF付き
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
フィエスタオレンジ
(Fiesta Orange)
フィヨルドブラック
(Fjord Black)
ノルディックホワイト
(Nordic White)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

W41CA(だぶりゅーよんいちしーえー)は、カシオ計算機カシオ日立モバイルコミュニケーションズ)が日本国内向けに開発した、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話である。

特徴

au LISTEN MOBILE SERVICEEZ FeliCaEZ・FM赤外線通信といった新機能を盛り込みつつ、大幅な薄型化・軽量化を実現し、前機種W31CAと比べ厚さが28mmから22mmに、重量が143gから126gに改良されている。また、キーの形状を波型にすることで押し易さの向上を図っている。W21CAW31CAの流れをくむ「ワイドQVGA液晶 + 回転2軸ヒンジ」という構造だが、薄型化のため設計は大幅に見直されている。カメラがW31CAでの320万画素CCDから、207万画素CMOSに変更されたのもそのためである。なお、本体色によって、キーのフォントと発光部分、発光色が異なる。

また、本機種は俗にペンギンケータイと呼ばれることがある。これは本機種の大きな特徴でもある、プリセットの待ち受け画面の一つ「アデリーペンギン」による。これは、画面を開くたびに、用意された40種類以上ものペンギンのアニメーションのうち、いずれかが表示されるものである。その中には、時間帯や電池残量に応じて出現するものも存在する。また、メニュー画面や、電話Eメールの送受信、メールの新着問い合わせ、EZweb接続、GPS測位、録音時、アラーム、着うたなどの再生、撮影画像の保存と、ありとあらゆる場面でこれらに合わせたペンギンのアニメーションが用意されている。このペンギンは「回転2軸ヒンジ構造の機種のみに住んでいる」という設定のため、W42CAW43CAでは登場せず[2]、後継機種のW51CAで再び登場する。

評判

本機種は2006年2月9日から2月11日にかけて発売された。その週から19週連続でauでの売上1位を獲得し、6月第4週に初登場のウォークマンケータイ W42Sに1週だけ1位を奪われたものの、次週からは再び10週連続で売上1位を記録し、9月中も10位以内にランクインしていた。2006年で最も多く売れたau端末である。[3]

カメラ機能こそやや低めのスペックだが、薄型でワイド液晶を搭載し、あらゆる新機能・新サービスに対応したハイエンド端末(2006年当時)である上、ペンギンケータイという特徴も人気の一因であると考えられる。

沿革

  • 2005年8月10日 特定無線設備の技術適合自己確認を取得。
  • 2006年1月19日 KDDIから発表。
  • 2006年2月9日 中国・四国地方で発売。
  • 2006年2月10日 東北・関東・九州・沖縄地方で発売。
  • 2006年2月11日 北海道・中部・北陸・関西地方で発売。
  • 2006年3月8日 ペア機能や「au Music Port」に関する不具合が発表される。
  • 2006年6月7日 ダウンロードしたコンテンツに関する不具合が発表される。

対応サービス

不具合

2006年3月8日に以下の不具合の修正がケータイアップデートにより行われた。[4]

  • ペア機能画面でペア相手のデータのスクロール表示中に別画面に移動した場合、省電力モードへと移行できなくなる。
  • 「au Music Port」でCDから取り込んだ楽曲をminiSDカードに転送して再生した場合、音がこもって聞こえる。

2006年6月7日に以下の不具合の修正がケータイアップデートにより行われた。[5]

  • ダウンロードした「電子ブックコンテンツ」をminiSDに移動、または「au Music Port」にバックアップ後に、戻して再生すると、ページが再生できなくなるか、画像の一部が乱れる。
  • ダウンロードした「EZムービー」をminiSDに移動、または、au Music Portにバックアップした場合、音声が出ないか、画像の一部が乱れる。
  • ダウンロードした「EZ 着うた」をminiSDに移動、または、au Music Portにバックアップした場合、ノイズが入る。

2008年3月18日に以下の不具合の修正がケータイアップデートにより行われた。[6]

  • 長い入力文字列を漢字に変換、確定した後に発話キーで確定を取り消すと、電源が落ちる。

脚注

  1. ^ 最厚部は26mm。
  2. ^ W43CAには少しだけ登場。
  3. ^ GfK Japan調べ。
  4. ^ ケータイアップデートのお知らせ au 2006年3月8日
  5. ^ ケータイアップデートのお知らせ au 2006年6月7日
  6. ^ ケータイアップデートのお知らせ au 2008年3月18日

関連項目

外部リンク

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