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清川村

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きよかわむら ウィキデータを編集
清川村
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 神奈川県
愛甲郡
市町村コード 14402-9
法人番号 5000020144029 ウィキデータを編集
面積 71.24km2
総人口 2,869[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 40.3人/km2
隣接自治体 厚木市秦野市相模原市
愛甲郡愛川町足柄上郡山北町
村の木 いろはもみじ
村の花 みつばつつじ
村の鳥 うぐいす
清川村役場
村長 岩澤吉美
所在地 243-0195
神奈川県愛甲郡清川村煤ヶ谷2216番地
外部リンク 清川村

清川村位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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村の大部分が丹沢山地にあたる
宮ヶ瀬ダム建設によって誕生した宮ヶ瀬湖

清川村(きよかわむら)は、神奈川県の北部に位置する県内で唯一のである。県内の市町村では最も人口が少ない。

隣接する厚木市は旧愛甲郡だったことから関係が深く、宮ヶ瀬ダム建設によりその大部分が水没した宮ヶ瀬地区の住民の多くは、代替地として同市が整備した宮の里地区に移住している(宮の里は、宮ヶ瀬の民の里という意味合いを込めて命名された)。なお隣接する同郡愛川町とは合併構想もあった。

地理

歴史

  • 1873年 - 小学校が開校する。(崇立館第四小学校(現:緑小学校)、崇立館第五小学校(現:宮ヶ瀬小学校))
  • 1884年 - 煤ヶ谷村と宮ヶ瀬村の両村により連合戸長役場が設置される。
  • 1889年 - 町村制施行により、煤ヶ谷村外一ヶ村組合となる。
  • 1926年 - 乗合バスが運行を開始する。
  • 1956年9月30日 - 煤ヶ谷村宮ヶ瀬村が合併し清川村となる。(合併時の人口:3,158人)
  • 1957年 - 清川村役場庁舎が完成する。
  • 1961年 - 県立煤ヶ谷診療所が開設される。
  • 1964年 - 簡易水道事業を開始する。
  • 1969年 - 建設省(現:国土交通省)が宮ヶ瀬ダム建設計画を発表する。
  • 1969年 - 宮ヶ瀬診療所を開設する。
  • 1969年 - 清川幼稚園を開設する。
  • 1971年 - 学校給食センターが完成する。
  • 1971年 - ごみ収集処理事業を開始する。
  • 1973年 - 清川村民憲章を制定する。
  • 1976年 - 清川村開発公社により、清水ヶ丘団地が完成し分譲を開始する。
  • 1981年 - 宮ヶ瀬ダム損失補償基準の調印式が行われる。
  • 1982年 - 清川村役場新庁舎及び住民センターが完成する。
  • 1984年 - 防災行政無線が完成する。
  • 1985年 - 宮ヶ瀬地区住民センター及び清川村運動公園が完成する。
  • 1986年 - 宮ヶ瀬ダムの建設に伴い、宮ヶ瀬小学校と宮ヶ瀬中学校の新校舎が竣工する。
  • 1990年 - 「緑と文化の交流レクリエーションゾーン構想」を策定する。
  • 1994年 - 平成25年度を目標とする「新清川村総合計画」がスタートする。
  • 1995年 - 清川村ふれあいセンターが完成する。
  • 1997年 - 清川村下水浄化センターが供用を開始する。
  • 1997年 - 村立金沢キャンプ場及び清川村交流促進センター「清流の館」が竣工する。
  • 1998年 - 宮ヶ瀬ダム試験湛水により宮ヶ瀬湖が誕生。
  • 2000年 - 清川村Webサイトを開設する。
  • 2001年 - 宮ヶ瀬ダム完成。
  • 2001年 - 清川村保健福祉センター「やまびこ館」が完成する。
  • 2003年 - 村営バス「ゆめバス」が運行を開始する。
  • 2005年 - 清川村保健福祉センター「ひまわり館」が完成する。

人口

清川村(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 2,757人
1975年(昭和50年) 2,895人
1980年(昭和55年) 3,539人
1985年(昭和60年) 2,892人
1990年(平成2年) 3,549人
1995年(平成7年) 3,478人
2000年(平成12年) 3,482人
2005年(平成17年) 3,507人
2010年(平成22年) 3,459人
2015年(平成27年) 3,214人
2020年(令和2年) 3,038人
総務省統計局 国勢調査より


行政

首長

「怨念選挙」といわれた1987年の村長選以来、無投票当選が続いたが、2007年2月選挙で複数の立候補者があり、選挙戦の結果、大矢明夫が当選した。

  • 村長 大矢明夫(2007年3月1日から)

村組織

  • 総務部 - 総務課、政策推進課
  • 民生部 - 税務住民課、保健福祉課
  • 建設経済部 - 産業観光課、まちづくり課

村議会

  • 議員定数:10人

消防

  • 本村は、神奈川県の市町村で唯一、常備消防が設置されておらず、隣接市町との消防相互応援協定により実施している。

警察

財政

概要

国からのダム所在交付金が年間約8億5000万円あることから財政状態は健全で、2003年度の一般会計においては、国からの借り入れ残高はわずか320万円しかなかった。2003年度以降、地方交付税の不交付団体となっている。

平成18年度

  • 財政力指数 1.23 神奈川県市町村平均 1.05
  • 経常収支比率 74.5% 神奈川県市町村平均 88.9% 80%を下回っており、健全な財政といえる
  • 標準財政規模 15億9630万円
  • 人口一人当たり人件費物件費等決算額 31万9735円 神奈川県市町村平均 10万3215円 人口規模が小さい村では高い数値になる傾向にある
  • 人口一人当たり地方債現在高 5万5451円 普通会計分のみ 神奈川県市町村平均 47万6542円 
  • 実質公債費比率 3.5% 神奈川県市町村平均 19.5 健全度がとても高い
  • 人口一人当たり職員数 20.49人 神奈川県市町村平均 6.59人 職員数はやや多い
    • 内訳 一般職員62人(うち技能労務職 4人) 教育公務員6人 合計68人 
  • 村職員一人当たり平均給料月額 29万1000円 すべての職員手当を含まない数字
  • 普通会計歳出に占める人件費比率 34.2%
  • ラスパイレス指数 90.9 全国町村平均93.9

地方債等の残高

  • 1普通会計分の地方債 1億8400万円
  • 2特別会計分の地方債 12億7000万円 (下水道事業特別会計分)
  • 3関係する一部事務組合分の債務 0円
  • 4第三セクター等の債務保証等に係る債務 0円
    • 清川村土地開発公社、(財)かながわ健康財団

地方債等の残高合計 14億5400万円 (連結会計)

  • 清川村民の一人当たり地方債等残高 43万8084円 

経済

郵便局

  • 煤ヶ谷郵便局

集配業務は、厚木市の郵便事業厚木北支店が行う。

(但し、丹沢山札掛は秦野市の郵便事業秦野支店が担当。)

地域

教育

小学校
  • 清川村立緑小学校
  • 清川村立宮ヶ瀬小学校
中学校
  • 清川村立緑中学校
  • 清川村立宮ヶ瀬中学校

閉校

  • 清川村立緑小中学校丹沢分校
2003年3月に廃校、2004年2月に解体され現存しない

隣接している自治体・行政区

交通

バス路線

神奈川中央交通
  • 村営バス
  • 隣接市町村への連絡
    • 厚木市方面へのバス路線がある。
    • 相模原市方面へはバス路線のある相模原市緑区(旧津久井町)鳥居原まで歩く必要がある。(宮ヶ瀬バス停から北に約2km弱。虹の大橋を渡る。)

鉄道路線

村内には鉄道はない。

道路

県道

神奈川県道64号線大棚沢橋

林道

  • 谷太郎林道
  • 法論堂林道(おろんどりんどう)
  • 唐沢林道
  • 金沢林道
  • 塩水林道
  • 本谷林道
  • 境沢林道
  • 早戸川林道

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

宮ヶ瀬湖クリスマスツリー
  • 宮ヶ瀬湖 水の郷交流館
  • 別所の湯(清川村ふれあいセンター)
  • 清流の館(清川村交流促進センター)
  • 青龍祭(8月)
地域住民総出で巨大な青龍を作り村内をパレードする村の一大行事。雨乞いの儀式として伝承されている。
  • 清川やまびこマラソン大会(11月)
第20回からハーフマラソンが導入された。
  • 宮ケ瀬クリスマスみんなのつどい(12月の第1土曜日から25日まで)
高さ約30メートルの日本最大級のクリスマスツリーで知られる。
  • 宮ケ瀬バレンタインウィーク


出身有名人

その他

外部リンク

理由は不明であるが村であるのにも拘わらず、villではなくtownのドメインを用いている。
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