飛騨一ノ宮駅
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飛騨一ノ宮駅 | |
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駅舎 | |
ひだいちのみや Hida-ichinomiya | |
◄久々野 (6.3 km) (6.9 km) 高山► | |
所在地 | 岐阜県高山市一之宮町 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 高山本線 |
キロ程 | 129.5 km(岐阜起点) |
電報略号 | ヒヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
32人/日(降車客含まず) -2013年- |
開業年月日 | 1934年(昭和9年)10月25日 |
備考 | 駅員無配置駅 |
飛騨一ノ宮駅(ひだいちのみやえき)は、岐阜県高山市一之宮町にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である。
2005年(平成17年)まで存在した、旧・大野郡宮村の中心駅である。高山発の始発列車および高山行きの最終列車は、普通列車ではありながら速達列車であるため、当駅を通過する。
歴史
- 1934年(昭和9年)10月25日 - 国鉄高山本線 飛騨小坂駅 - 高山駅 - 坂上駅間の開通時に開業。一般駅。
- 1962年(昭和37年)10月1日 - 専用線を除き、車扱貨物の取扱いを廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱いを廃止。
- 1985年(昭和60年)4月1日 - 無人駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)と日本貨物鉄道(JR貨物)が継承。
- 1995年(平成7年)9月30日 - 貨物列車の発着が終了。
- 構内東寄りにある住友大阪セメント(旧・住友セメント)飛騨一ノ宮サービスステーションへの専用線があり、セメント輸送が行われていた。
- 2007年(平成19年)4月1日 - JR貨物の駅が廃止され、貨物の取扱いが終了。
駅構造
単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。1番線(単式ホーム)には下呂方面行きの上り列車が停車し、2番線(島式ホーム内側)に高山方面行きの下り列車が停車する。3番線(島式ホーム外側)は使用されていない。
構内南側、1番線に隣接し木造駅舎がある。1番線と2・3番線は、改札口右手にある有蓋の跨線橋で繋がる。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■高山本線 | 上り | 下呂・岐阜方面[1] |
2 | ■高山本線 | 下り | 高山・富山方面[1] |
3 | (予備ホーム) |
利用状況
「岐阜県統計書」によると、一日平均の乗車人員は以下の通りである。
- 2005年度 - 71人
- 2006年度 - 71人
- 2007年度 - 61人
- 2008年度 - 56人
- 2009年度 - 51人
- 2010年度 - 46人
- 2011年度 - 41人
- 2012年度 - 35人
- 2013年度 - 32人
駅周辺
住宅がやや多い。
- 国道41号
- 飛騨一宮水無神社 - 飛騨国一宮。当社にある大きなスギとイチイは岐阜県の天然記念物に指定されている。当駅から徒歩5分
- 臥龍桜
- 住友大阪セメント飛騨一ノ宮サービスステーション
- 鉄道写真の撮影スポット - 駅南方向に宮トンネル北側出口から当駅までの間のカーブ路線があり、その付近は鉄道ファンの間では宮村の大カーブと呼ばれ、鉄道写真の名所として知られる
- モンデウス飛騨位山スノーパーク - スキー場、現在は高山駅からアクセスバス運行
その他
- 2000年代前半まで、大晦日から元旦にかけての夜間、飛騨一宮水無神社初詣のための臨時列車(高山駅 - 久々野駅)が運行されていた。快速運転をする岐阜発高山行最終列車も12月31日は臨時停車していた。2015年現在はいずれの取扱いも行われていない[2]。
- 次の久々野駅との間にある宮トンネルで高山本線は分水嶺を越える。
- 本来特急「ひだ」は停車しないが、1990年代は臥龍桜の見ごろ(4月)に土曜・休日の一部列車が臨時停車していた。
- 1990年まで急行「のりくら」が運転されていたときは、冬季にスキー客の利便を図って一部列車が臨時停車していた。