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遠藤久美子

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えんくみから転送)

えんどう くみこ
遠藤 久美子
生年月日 (1978-04-08) 1978年4月8日(46歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都葛飾区
身長 165 cm
血液型 O型
職業 タレント女優歌手
ジャンル テレビドラマ映画
活動期間 1995年 -
配偶者 横尾初喜2016年 - )
事務所 東宝芸能
公式サイト 公式プロフィール
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遠藤 久美子(えんどう くみこ、1978年4月8日 - )は、日本タレント女優歌手。愛称は、エンクミ東京都[1]葛飾区出身[2]。所属事務所は東宝芸能。本名、横尾 久美子(旧姓:遠藤)[1]

略歴・人物

5人兄妹の次女として生まれた[注 1]。元々芸能方面が好きで、中学生時代の卒業アルバムには「声優さんか女優さんになりたい」と書いていた[3]。高校は普通の県立高校だったが、音楽ライブにスタッフとして関わっていたことがある担任の先生の後押しもあって芸能の方面へ歩みを進めることとなる。当人は「その先生がいなかったら今頃どうなっていたか」と回顧している[3]

アルバイトしていた時に姉の知り合いの芸能プロダクションマネージャーにスカウトされ、芸能界入り。1995年に全国ネットで放映されたマクドナルドのCM「証明写真編」で一躍知名度を上げる[4]。1996年に『冠婚葬祭部長』でテレビドラマ初出演し、その後、テレビドラマ・バラエティ・CM・声優など幅広く活躍。大きな瞳・太い眉・独特のハスキーな声が個性的で、広末涼子内田有紀らと共にショートヘアアイドルの代表としてしばしメディアにとりあげられた。

1997年から始まった浜田雅功を中心とするバラエティ番組『人気者でいこう!』では2年間レギュラーを務め、独特の天然ボケキャラで人気を呼んだ[注 2]。さらに同年、バラエティ番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』で大きな人気を得た他、『いさなのうみ』で映画初出演。1998年、20歳の誕生日に歌手デビュー。

2002年度・2003年度の競艇のイメージタレントとして出演し、2002年度の『キョーテー・ハニー』ではターンマークブイのかぶりものをした。また全国信用組合では「しんくみ」というキャラで長期間CM出演していた。2002年には『ダブリンの鐘つきカビ人間』で舞台初出演。2003年に『ダンシングライフ』でテレビドラマの2004年に『森は生きている』で舞台の2009年にオムニバス映画『3つの港の物語』の日本編「桟橋」で映画の、それぞれ初主演を果たしている。

2009年に元JUDY AND MARY恩田快人(ベース)、元THE BLUE HEARTS梶原徹也(ドラム)、元ECHOES伊藤浩樹(ギター)、遠藤(ボーカル)の4人でバンド・LILY CULTIVAL(リリークウチヴァール)を結成[5][6]

2011年7月、デビュー以来所属していた事務所アイントを離れ、フリーランスとなるが[7]、その後2012年に本格的な女優業を始めるため、フリーになったことを心配した渡瀬恒彦が話を付けた東映のプロデューサーからの紹介もあって[8]東宝芸能所属タレントとなった[9]

私生活では、2015年公開の映画『田沼旅館の奇跡』の撮影を通じて出会い、同年12月の再会を機に交際していた映画監督の横尾初喜と2016年7月に結婚[10][11][12]。2017年2月2日、第1子男児の出産を報告[13]。2019年9月25日、第2子を出産[14]

エピソード

  • 元々ロングヘアだったが、たまたま部活のバスケットボール部に入部し、髪を切った頃にスカウトされ、その髪型のままデビューしてしまった。以降、当時の事務所の方針でショートカットになった[15]。ショートカットのイメージが強いが、2000年頃からは髪を伸ばしたり切ったりを繰り返している。2001年のドラマ『オヤジ探偵』、2012年の映画『タバコイ 〜タバコで始まる恋物語〜』の出演時はロングヘアーだった。2011年の映画『五日市物語』は長期間にわたり撮影したが、その間髪には一切はさみを入れず伸ばし続けた。
  • 好物は名代富士そばかけそば日高屋中華そば。「シンプルなのがいい」と語っている[2]
  • 「プライベートの時間が移動時間や楽屋での待機時間しかなかった」と話すほど多忙だった20代の当時、ビーズアクセサリーが好きだったこともあって、ビーズブレスレット指輪ネックレスや、金槌など道具を持ち込んでベルトなどの革製品を作ったり、フェルト工作したりするのが息抜きだったと話している[8]

出演

映画

テレビ

連続ドラマ

ゲスト出演

単発ドラマ

アニメ

バラエティ

情報・教養番組

  • 趣味悠々NHK教育
    • 趣味悠々 中高年のためのパソコン講座シリーズ・デジタルビデオを使いこなそう(2004年)
    • 趣味悠々 犬と暮らしを楽しもう!!(2005年)
    • 趣味悠々 すぐに弾ける!たのしいウクレレ(2008年 - 2009年)
  • 衛星アニメ劇場(2004年4月3日 - 2005年3月26日) - ガイド 役
  • イタリア語会話(2005年 - 2006年)
  • 町田忍の昭和レトロ紀行(2010年5月 - 7月、スカパー旅チャンネル) - ナレーション
  • 自作ロケット熱中人(2011年、NHK BSプレミアム) - ナレーション
  • アジアンスマイル(2011年、NHK BS) - ナレーション
  • さんすう刑事ゼロ(2014年1月20日、NHK Eテレ) - 安井高子 役
  • 海のサムライとベトナム姫(2014年2月16日、長崎国際テレビ制作、BS日テレ(3月15日)) - ナビゲーター
  • ヨルカフェTOKYO(テレビ東京) - MC
  • TOKYOガルリ(テレビ東京) - MC

ビデオ・DVDドラマ

  • 必殺始末人3(1997年) - 八重姫 役
  • 悪名2 〜荒ぶる喧嘩魂〜 (2001年) - お照 役
  • 実録・広島四代目
    • 実録・広島四代目 第1次抗争編(2003年)
    • 実録・広島四代目 第2次抗争編(2003年)

Webドラマ

  • スタジアムで会いましょう(2004年、NETCINEMA.TV) - 主演 渡辺初音 役
  • THE SUPER DRY FILMS「PLAY BALL!」(2004年) - 八代春美 役
  • 歌で逢いましょう 第6話(2006年2月、GyaO) - 辛澤恵里 役
  • ミルパパ〜しあわせの雑貨店〜 第1話、第4話(2007年、ミランカ
  • 5んドラ 第3回「花ヨメ×花ムコ」(2009年、NHKワンセグ2
  • 学校の怪談×SKE48 第6話「別れの曲」(2012年7月、BeeTV) - 笠原夕美 役
  • ラヴコンシェル 第5週「カエルだって、アメンボだって」(2012年12月、NOTTV) - 主演 麻美 役

ラジオ

ドラマ

  • みかん畑のロボットZERO(2005年2月、NHK-FMFMシアター
  • 歪みたがる隊列(2012年、NHK-FM、FMシアター) - 茜 役

その他

舞台

ゲーム

CM

ディスコグラフィ

CD

  • 好きなら好きっ! (1998年4月8日 東芝EMI(現EMIミュージック・ジャパン))
  • ハッピー・ラッキー・デイ (1998年8月21日 東芝EMI)
  • コイビトのトビラ (1998年12月16日 東芝EMI)
  • 夢ロケッツ (1999年4月9日 東芝EMI)
  • HOLD ON MY HEART (1999年11月26日 東芝EMI)
  • CROSSROAD (2000年11月1日 ビクターエンタテインメント
  • ひとりひとつ(2015年10月1日 U's Music) - 16 voicesの一人として参加[24]

アルバム

  • 夢ロケッツ(1999年4月28日 東芝EMI)
  • V.B.O.E.(Very Best Of Enkumi) (2000年3月29日 東芝EMI)
  • エン結び (2003年9月17日 DOMO)

ビデオ・DVD

  • エンクミTVチャンネル1 (1998年4月8日 東芝EMI)
  • エンクミTVチャンネル2 (1998年8月21日 東芝EMI)
  • Happy・Pocket・Presents (1998年12月23日 東芝EMI)
  • 1st Concert "Yume ROCKETS" (1999年8月25日 東芝EMI)
  • 遠藤久美子! (2000年12月20日 ポニーキャニオン
  • One from the heart (2002年9月20日 DOMO)
  • Four Season (2006年12月 DOMO)
  • 悲恋情話(2010年9月 ポラリス)

参加作品

  • 16 Voices - 『ひとり ひとつ』(2015年10月1日)[25]

写真集

ファンクラブ

  • 駄菓子なENKUMIポケット(ニフティサーブのファンフォーラム「愉快なエンクミポケット」はこれにちなむ)

(1997年-2008年 会報Vol.40で閉会)

脚注

注釈

  1. ^ 兄弟構成は、長兄、姉、次兄、本人、弟。
  2. ^ 同番組では、遠藤が何か物事を考える度に「久美子脳」(命名者は浜田)というテロップが入った。また、浜田の大ファンと公言しており、同番組のレギュラー降板後に出演した『関口宏の東京フレンドパークII』のクイズ!ボディ&ブレインで「浜田の出演したドラマ」を言い当てたほどである。

出典

  1. ^ a b 公式プロフィール”. 東宝芸能. 2022年5月9日閲覧。
  2. ^ a b 2019年5月19日放送 9:55 - 11:25 日本テレビ 誰だって波瀾爆笑”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2019年5月19日). 2023年10月29日閲覧。
  3. ^ a b 遠藤久美子「高校時代はメイクしたこともなかった」バスケ少女を一躍スターにしたマックのCM”. CHANTOWEB. 主婦と生活社 (2023年10月14日). 2023年10月29日閲覧。
  4. ^ 遠藤久美子、5年ぶりグラビア挑戦! "最後"の思いでヘソ出し&スケスケ衣装”. マイナビニュース (2015年3月30日). 2015年3月30日閲覧。
  5. ^ “エンクミ新バンドに恩田快人、梶原徹也、伊藤浩樹参加”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2009年5月13日). https://natalie.mu/music/news/16415 2024年2月3日閲覧。 
  6. ^ “ニュース エンクミ、元ジュディマリメンバーらと豪華バンド結成”. ORICON STYLE (oricon ME). (2009年5月14日). https://www.oricon.co.jp/news/66107/full/ 2024年2月3日閲覧。 
  7. ^ 遠藤久美子、16年間所属した事務所から独立!「きっかけは東日本大震災」と心中を初告白”. Walkerplus (2011年8月3日). 2015年3月30日閲覧。
  8. ^ a b 遠藤久美子 超多忙だった20代「楽屋でビーズアクセサリーを作る時間が唯一の息抜きだった」”. CHANTOWEB. 主婦と生活社 (2023年10月14日). 2023年10月29日閲覧。
  9. ^ 遠藤久美子、独立から一転! 大手芸能プロへ移籍していた”. サイゾーウーマン (2012年3月5日). 2015年3月30日閲覧。
  10. ^ “遠藤久美子さん結婚、映画監督の横尾氏と 来春出産予定”. 朝日新聞デジタル. (2016年8月31日). オリジナルの2016年8月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160831103420/http://www.asahi.com/articles/ASJ804G0PJ80UCVL00T.html 2016年8月31日閲覧。 
  11. ^ “遠藤久美子、結婚&妊娠を発表 お相手は映画監督の横尾初喜氏、来年春に出産予定”. ORICON STYLE (オリコン). (2016年8月31日). https://www.oricon.co.jp/news/2077659/full/ 2016年8月31日閲覧。 
  12. ^ “遠藤久美子 映画監督の横尾初喜氏と結婚、妊娠も”. 日刊スポーツ. (2016年8月31日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1702888.html 2016年8月31日閲覧。 
  13. ^ “遠藤久美子、第1子男児出産「家族の絆を深め、温かい家庭を」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年2月2日). https://www.oricon.co.jp/news/2085393/full/ 2017年2月2日閲覧。 
  14. ^ “遠藤久美子が第2子を出産 夫・横尾初喜氏が報告「超安産!」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年9月25日). https://www.oricon.co.jp/news/2145176/full/ 2019年9月25日閲覧。 
  15. ^ “遠藤久美子、20年を振り返る「ショートカット反抗期がありました」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2015年8月28日). https://www.oricon.co.jp/special/48226/ 2015年8月28日閲覧。 
  16. ^ 矢柴俊博主演のロードムービー「本を綴る」12月に栃木で先行上映、監督は篠原哲雄”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年11月6日). 2023年11月6日閲覧。
  17. ^ CAST & STAFF”. ドラマ「彼のいる生活」公式HP. NBCユニバーサル・エンターテインメントジャパン. 2024年4月12日閲覧。
  18. ^ “HTBドラマ「弁当屋さんのおもてなし」主人公は地元出身の久保田紗友 戸次重幸、飯島寛騎も”. 日刊スポーツ. (2022年11月29日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202211280000754.html 2023年3月20日閲覧。 
  19. ^ 鴨志田刑事が定年へ…伊東四朗×羽田美智子「おかしな刑事」完結、三宅裕司も参加”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年12月6日). 2023年12月6日閲覧。
  20. ^ 鴨志田刑事が《定年》!?おかしな刑事最終回!大千秋楽スペシャル 2024年1月6日(土) よる8時放送!”. 東映オフィシャルサイト. 東映 (2023年12月6日). 2023年12月6日閲覧。
  21. ^ 元優等生の少年と生活保護を受けて暮らす少女を描くドラマ「むこう岸」NHKで放送”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年3月28日). 2024年3月28日閲覧。
  22. ^ “柳下大とイモトアヤコが朗読劇「ラヴ・レターズ」に、「化学反応が楽しみ」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2016年5月13日). https://natalie.mu/stage/news/186851 2016年5月13日閲覧。 
  23. ^ 舞台は女囚刑務所、後藤ひろひと作「FOLKER」約25年ぶりの再演に紅ゆずるら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年7月17日). 2024年7月17日閲覧。
  24. ^ JICA 青年海外協力隊 50周年イメージソング 「ひとりひとつ」リリース決定!”. アンダーグラフ公式サイト (2015年9月1日). 2015年9月1日閲覧。
  25. ^ 青年海外協力隊50周年ソングを川嶋あい、乙武洋匡、倉木麻衣、宮沢和史ら16組歌う」『音楽ナタリー』ナターシャ、2015年10月1日。2015年10月1日閲覧。

外部リンク