はやしお (潜水艦・初代)
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はやしお | |
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基本情報 | |
建造所 | 新三菱重工業神戸造船所 |
運用者 | 海上自衛隊 |
艦種 | 通常動力型潜水艦 |
級名 | はやしお型 |
艦歴 | |
計画 | 昭和34年度計画 |
発注 | 1959年 |
起工 | 1960年6月6日 |
進水 | 1961年7月31日 |
就役 | 1962年6月30日 |
除籍 | 1977年7月25日 |
除籍後 | 1977年11月、江田島町の古沢鋼材で解体 |
要目 | |
排水量 |
基準 765t 満載 926t |
全長 | 59.0m |
最大幅 | 6.48m |
深さ | 6.4m |
吃水 | 4.05m |
機関 |
ディーゼル・エレクトリック方式 三菱神戸/ズルツアー 6LDA 25Bディーゼルエンジン × 2基 富士電機 SG-2発電機 × 2基 三菱電機 SM-2電動機 × 2基 SCA-36W蓄電池 × 240個 |
推進 | スクリュープロペラ × 2軸 |
出力 |
水上 900PS 水中 2,320PS |
速力 |
水上 14kt 水中 11kt |
燃料 | 50t(常備) |
航続距離 | 巡航10ktで4,000海里 |
潜航深度 | 150m程度 |
乗員 | 43名 |
兵装 | 56式533mm魚雷発射管 × 3門 |
レーダー | ZPS-2 水上 |
ソナー |
JQS-2 アクティブ JQO-3 パッシブ JQO-4 パッシブ |
探索装置・ その他装置 | 56式3型 潜望鏡 |
電子戦・ 対抗手段 | ZLR-1 ESM |
はやしお(ローマ字:JDS Hayashio, SS-521)は、海上自衛隊の潜水艦。はやしお型潜水艦の1番艦。艦名は流速の早い潮流の意である早潮から由来し、この名を受け継いだ日本の艦艇としては、旧海軍の陽炎型駆逐艦「早潮」に続き2代目にあたる。
艦歴
[編集]「はやしお」は、第1次防衛力整備計画に基づく昭和34年度計画潜水艦8701号艦として、新三菱重工業神戸造船所で1960年6月6日に起工され、1961年7月31日に進水、1962年6月30日に就役し、呉地方隊に編入された。
1962年8月1日、呉地方隊隷下に第1潜水隊が新編され、編入された。
1964年6月2日から8月19日までの間、「わかしお」とともにハワイ派遣訓練に参加。
1965年2月1日、第1潜水隊が自衛艦隊隷下に新編された第1潜水隊群隷下に編成替え。
1970年5月20日午後6時40分頃、鹿児島県種子島東方約30キロの水域で潜航訓練中に大型商船と接触し、潜望鏡を損傷した[1]。
1977年7月25日、除籍。除籍までの総航程は151,073.5海里、潜航時数は10,014時間53分、潜航回数は2,725回、スノーケル時数は3,873時間15分であった。
歴代艦長
[編集]代 | 氏名 | 在任期間 | 出身校・期 | 前職 | 後職 | 備考 |
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1 | 武藤敏雄 | 波号第二百五潜水艦 元艦長(艤装員長) | ||||
2 | 宗像照彦 | 3等海佐 | ||||
3 | 加納晃二 | 3等海佐 | ||||
4 | 竹村 剛 | 3等海佐 | ||||
5 | 田中 守 | 3等海佐 | ||||
6 | 合田 剛 | 3等海佐 | ||||
7 | 中田泰治 | 3等海佐 | ||||
8 | 鈴木富士雄 | 3等海佐 | ||||
9 | 森 茂夫 | 3等海佐 | ||||
10 | 伊藤和賢 | 3等海佐 | ||||
11 | 清水 信 | 3等海佐 | ||||
12 | 佐藤 雅 | 3等海佐 | ||||
13 | 橋本金平 | 3等海佐 |
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 「海上自衛隊ニュース」『世界の艦船』第154号、海人社、1970年6月、41頁。
参考文献
[編集]- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)