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モグモグGOMBO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
もぐもぐGOMBOから転送)
モグモグGOMBO
ジャンル 料理教育番組
構成 喰始詩村博史
関根清貴、川原慶太郎
ひめはじめ
総監督 松岡至 (総合演出)
ディレクター 中村英明、古野千秋
伊藤慎一、石田昌浩
小幡英司 他
出演者 ヒロミ
林家こぶ平
ナレーター 林田尚親柿沼紫乃 他
エンディング 当該節参照
製作
チーフ・プロデューサー 五歩一勇 (初代)
柏木登 (2代目)
中山良夫 (3代目)
プロデューサー 長尾忠彦 (IVSテレビ)
中山憲明 (IVSテレビ)
宮木宣嗣
西牟田知夫
林隆一郎
編集 TVT AKASAKA
制作 IVSテレビ制作 (制作協力)
製作 日本テレビ (製作著作)
放送
音声形式モノラル放送ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1993年4月17日 - 2003年9月27日
放送時間土曜 18:30 - 19:00
放送分30分
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モグモグGOMBO』(モグモグゴンボ)は、日本テレビ系列局(一部除く)ほかで放送された日本テレビ製作の子供向け料理教育番組である。カゴメの一社提供。製作局の日本テレビでは1993年(平成5年)4月17日から2003年(平成15年)9月27日まで、毎週土曜 18:30 - 19:00 (JST) に放送。

司会は、番組スタートから最終回までヒロミと林家こぶ平(現・九代目林家正蔵)が担当。

概要

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「ご当地の有名食材」「父母への感謝」など毎回テーマを設定し、番組前半はそれに沿った社会見学、後半はテーマに沿ったオリジナル料理を3 - 4組の小学生が調理し、司会者たちとともに試食するという構成だった。また、『ゴンボくん』というイメージキャラクターもいた。数回、ゴンボくんのデザインは変更されていた。ゴンボくんの声は放送開始から終了まで柿沼紫乃が一貫して務めた。

初回の視聴率は5.3%だったが、その後上昇し、番組全般通して12 - 14%程度の安定した視聴率を確保していた。冬場は16 - 17%程度を獲得する時期もあった。最高視聴率は1996年5月に記録した19.6%。

18:00開始の1994年を除く2000年までは『24時間テレビ』が放送される日でも通常の時間で放送されていたが、2001年からは『24時間テレビ』が18:30開始となり、さらに直前の『NNNニュースプラス1・サタデー』が通常通り18:00からのスタートとなったために、番組を休止していた。

2003年9月27日の放送回をもって10年半の歴史に幕を下ろした。最後にはSMAPの「世界に一つだけの花」が流れた。

スタッフ

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歴代エンディングテーマ

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ネット局

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放送対象地域 放送局 系列 ネット形態 備考
関東広域圏 日本テレビ 日本テレビ系列 制作局
北海道 札幌テレビ 遅れネット
→同時ネット
[注 1]
青森県 青森放送 同時ネット
岩手県 テレビ岩手
宮城県 ミヤギテレビ
山形県 山形放送
福島県 福島中央テレビ
新潟県 テレビ新潟
長野県 テレビ信州
静岡県 静岡第一テレビ
富山県 北日本放送 1993年10月16日からネット開始[2][注 2]
石川県 テレビ金沢
福井県 福井放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
1995年4月1日からネット開始[3][注 3]
中京広域圏 中京テレビ 日本テレビ系列
近畿広域圏 読売テレビ
鳥取県
島根県
日本海テレビ
広島県 広島テレビ
山口県 山口放送 1993年10月からネット開始[注 4]
岡山県
香川県
西日本放送
愛媛県 南海放送
高知県 高知放送 [注 5]
徳島県 四国放送 1996年10月からネット開始[注 6]
福岡県 福岡放送
長崎県 長崎国際テレビ
熊本県 くまもと県民テレビ
鹿児島県 鹿児島読売テレビ 1994年4月開局から
※1996年10月から2000年9月までの間は、CS★日テレでも放送されていた。
※日本テレビ系列局である秋田放送では、当該時間帯で別番組[注 7]を放送していた関係で本番組は基本的には未放送だったが、比内地鶏を特集した回については放送された事がある。

エピソード

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番組開始当時、既に真打ち昇進を果たした中堅落語家(林家こぶ平)と、デビュー7年目の若手タレント(ヒロミ)が組むという組み合わせだったため、当然ながらこぶ平を上にした扱いであった。しかし、放送が進むにつれヒロミの尊大・不遜な芸風が表に出るようになって立場が逆転するようになった。番組末期に初回オープニングがスペシャル映像として放映された際、当時タレントとして全盛期だったヒロミが、放送開始当初の自身の腰の低さと、一方で番組末期での立場の逆転ぶりに苦笑する姿が放送された。

なお、番組終了後の2005年にこぶ平が9代目林家正蔵を襲名した際、襲名パーティーの席でヒロミが『モグモグGOMBO』や『ボキャブラ天国』でさんざんこぶ平を(番組上の演出のため)番組収録内においていじめに近い形で本人に接していたことを謝罪するコメントを残している。

番組のナレーションは林田尚親が務めており、番組でも家族(祖父・二人の娘)と共に顔出し出演したことがある。そしてその娘は後に歌手としてデビューする大原櫻子であり、同じく林田がナレーションを務めるぐるぐるナインティナイン内の企画「クイズあの日のテレビ欄」では当時の映像が紹介された。

ゲーム

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1995年6月15日にバンダイコンシューマーコンピュータゲーム事業部。後のバンダイナムコエンターテインメント)からゲームボーイ用ゲームソフトという形でゲーム化。しかし中身は精霊などの仲間たちと共に料理で世界征服を企む海賊から母親を救うというロールプレイングゲーム(RPG)で番組とは全く関係ない仕様となっており、パーティーを組んでいるにもかかわらず戦闘は1対1、主人公が弱い、メニューを表示するだけでも数秒待たされるほどテンポが悪いなど、ゲームとしての評価は低い[5][6]

脚注

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注釈

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  1. ^ 放送開始当初は、当該時間帯で自社制作番組『土曜エクスプレス・週刊洋二』を放送していた関係で1週遅れの土曜17:00に放送していた。その後1993年7月以降は同時ネット。
  2. ^ それ以前まで、当該時間帯ではテレビ東京系列『ファミリータイズ』を遅れネットで放送していた。
  3. ^ それ以前まで、当該時間帯では他系列の番組を遅れネットで放送していた[4]
  4. ^ それ以前まで、当該時間帯では自社制作番組『KRYテレビ夕刊』を放送していた。
  5. ^ ネット開始時期は不明。
  6. ^ それ以前まで、当該時間帯ではテレビ朝日系列の『ビデオあんたが主役』シリーズを遅れネットで放送していた。
  7. ^ 本番組開始時点では『遠くへ行きたい』で、その後は『浪漫紀行・地球の贈り物』→『世界遺産』(2番組ともTBS系列)を放送。

出典

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  1. ^ モグモグGOMBO チビッコ力士に未来の女優がスタミナ牛丼をプレゼント”. 放送ライブラリー. 2021年6月9日閲覧。
  2. ^ 『北國新聞』1993年10月16日付朝刊、テレビ欄。
  3. ^ 『北國新聞』1995年4月1日付朝刊、テレビ欄。
  4. ^ 『北國新聞』1995年3月25日付朝刊、テレビ欄。
  5. ^ M.B.MOOK『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド』 (ISBN 9784866400259)、18ページ
  6. ^ 株式会社QBQ編 『ゲームボーイクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2017年。ISBN 9784865117790 p37
日本テレビ 土曜18時台後半
前番組 番組名 次番組
フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ
※ここまでローカルセールス及びアニメ枠
モグモグGOMBO
※ここから全国ネット枠、カゴメ一社提供
冒険!CHEERS!!
※ここからイオングループ一社提供枠