アメリカン・フィクション
アメリカン・フィクション | |
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American Fiction | |
監督 | コード・ジェファーソン |
脚本 | コード・ジェファーソン |
原作 |
パーシバル・エベレット 『Erasure』 |
製作 |
ベン・ルクレア ニコス・カラミギオス コード・ジェファーソン ジャーメイン・ジョンソン |
出演者 |
ジェフリー・ライト トレイシー・エリス・ロス ジョン・オーティス エリカ・アレクサンダー アダム・ブロディ レスリー・アガムズ キース・デイヴィッド イッサ・レイ スターリング・K・ブラウン |
音楽 | ローラ・カープマン |
撮影 | クリスティナ・ダンラップ |
編集 | ヒルダ・ラスラ |
製作会社 |
オライオン・ピクチャーズ MRC Tーストリート・プロダクションズ オールモスト・インフィニット スリー・アーツ・エンターテインメント |
配給 |
Amazon MGMスタジオ・ディストリビューション Amazon Prime Video |
公開 |
2023年9月8日(トロント国際映画祭) 2023年12月15日 2024年2月27日[1] |
上映時間 | 118分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『アメリカン・フィクション』(原題: American Fiction)は、パーシヴァル・エヴェレットの2001年の小説『イレイジャー(原題)』を原作に、コード・ジェファーソン(長編監督処女作)が脚本・監督を務めた2023年製作のアメリカ合衆国のコメディドラマ映画。
出演はジェフリー・ライト、トレイシー・エリス・ロス、エリカ・アレクサンダー、レスリー・アガムズ、スターリング・K・ブラウン、マイラ・ルクレシア・テイラー、ジョン・オーティス、イッサ・レイ、アダム・ブロディ。
2023年9月8日、第48回トロント国際映画祭で特別封切され、観客賞を受賞。同年12月15日にAmazon MGMスタジオ・ディストリビューションを通じてオライオン・ピクチャーズより劇場公開された[2]。日本国内では劇場公開されず、Amazon Prime Videoで2024年2月27日から独占配信公開された[1]。
ストーリー
[編集]この節には内容がありません。(2024年5月) |
出演者と登場人物
[編集]※括弧内は日本語吹替
- セロニアス・「モンク」・エリソン - ジェフリー・ライト(多田野曜平)
- リサ - トレーシー・エリス・ロス(木村香央里)
- コラライン - エリカ・アレクサンダー(藤本喜久子)
- アグネス - レスリー・アガムズ(おまたかな)
- クリフ - スターリング・K・ブラウン(斎藤寛仁)
- ロレイン -マイラ・ルクレシア・テイラー(田中奏多)
- アーサー - ジョン・オーティス(魚建)
- シンタラ - イッサ・レイ(小林さとみ)
- ワイリー - アダム・ブロディ(細川祥央)
- ダニエル - キース・デイヴィッド(玉野井直樹)
- ウィルソン - ニール・ラーナー(岡田雄樹)
- アイリーン - ジェン・ハリス(寺門真希)
- メイナード - レイモンド・アンソニー・トーマス(菊池通武)
- ポーラ - ミリアム・ショー(渡辺ゆかり)
- ジョン - マイケル・シリル・クレイトン(玉井勇輝)
- カール - J・C・マッケンジー(菊池康弘)
- マンディ - パトリック・フィッシュラー(西垣俊作)
- ボルケス - グレタ・クィスペ(濱口綾乃)
- 私服警官:マイケル・マルヴェスティ(平林剛)
- 女性アナウンサー(新井笙子)
- アシスタント(西村健志)
日本語版制作スタッフ 演出:高橋剛、翻訳:おぐちゆり、制作:ブロードメディア
作品
[編集]2022年11月10日、ジェフリー・ライトがパーシバル・エベレットの小説『イレイジャー(原題)』を原作としてコード・ジェファーソンが脚本・監督を務めるタイトル未定の映画に出演することが報じられた[3][4]。
Tーストリート・プロダクションズとメディア・ライツ・キャピタルが製作を担当する。2022年12月2日、エリカ・アレクサンダー、レスリー・アガムズ、スターリング・K・ブラウン、マイラ・ルクレシア・テイラー、ジョン・オーティス、イッサ・レイ、アダム・ブロディらも出演することが発表された。[5] 映画は12月初旬にボストンで製作を終えた。同月、オライオン・ピクチャーズがこの映画の世界配給権を獲得した[6]。2023年7月、タイトルは『アメリカン・フィクション(原題)』と公表された[7]。
公開
[編集]映画の世界初上映は、2023年9月8日に第48回トロント国際映画祭で行われた[7] 。米国では同年12月15日に劇場公開[2]。日本国内ではAmazon Prime Videoで2024年2月27日から独占配信公開[1]。
評価
[編集]批評家の反応
[編集]映画評論サイト『Rotten Tomatoes』では、24人の批評家のレビューのうち96%が好意的で、平均評価は8.2/10[8]。加重平均を用いるレビュー収集サイト『Metacritic』では、12人の批評家による評価で100点満点中83点を付け、「普遍的な称賛」を示している[9]。
受賞
[編集]トロント国際映画祭では観客賞を受賞し、オライオン・ピクチャーズとメトロ・ゴールドウィン・メイヤーの作品としては初の受賞となった[10]。
脚注
[編集]- ^ a b c “「アメリカン・フィクション」 Prime Videoで独占配信、2月27日から”. 映画ナタリー. 株式会社ナターシャ (2024年1月30日). 2024年1月30日閲覧。
- ^ a b “Here Are the Most Anticipated Movies of Fall 2023”. 2023年9月18日閲覧。
- ^ Kroll (November 10, 2022). “Jeffrey Wright To Star In MRC And T-Street's Untitled Cord Jefferson Film”. January 10, 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。January 10, 2023閲覧。
- ^ “Cord Jefferson's adaptation of Percival Everett's novel Erasure; David Treuer on an Indigenous history of the US”. www.bookforum.com. January 10, 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。January 10, 2023閲覧。
- ^ Jackson (December 2, 2022). “Tracee Ellis Ross, Erika Alexander, Sterling K. Brown, Issa Rae Join Jeffrey Wright in Cord Jefferson's Directorial Debut for MGM's Orion Pictures”. December 18, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。January 10, 2023閲覧。
- ^ Galuppo (December 2, 2022). “Orion Pictures Lands 'Watchmen' Writer Cord Jefferson's Directorial Debut”. The Hollywood Reporter. December 30, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。January 10, 2023閲覧。
- ^ a b Lang (2023年7月24日). “Toronto Film Festival 2023 Lineup Includes Alexander Payne, Richard Linklater, Anna Kendrick, George C. Wolfe and Ethan Hawke Movies” (英語). Variety. July 24, 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月24日閲覧。
- ^ “American Fiction”. rotten tomatoes. September 17, 2023閲覧。
- ^ “American Fiction”. metacritic. September 14, 2023閲覧。
- ^ “‘American Fiction’ Wins Toronto Film Festival’s Audience Award”. TheWrap. September 17, 2023閲覧。