イワン・ドディグ
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イワン・ドディグ | ||||||||||
基本情報 | ||||||||||
国籍 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ (2004–2007) クロアチア (2007-現在) | |||||||||
出身地 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ メジュゴリエ | |||||||||
居住地 | クロアチア・ザグレブ | |||||||||
生年月日 | 1985年1月2日(39歳) | |||||||||
身長 | 183cm | |||||||||
体重 | 83kg | |||||||||
利き手 | 右 | |||||||||
バックハンド | 両手打ち | |||||||||
ツアー経歴 | ||||||||||
デビュー年 | 2004年 | |||||||||
ツアー通算 | 9勝 | |||||||||
シングルス | 1勝 | |||||||||
ダブルス | 8勝 | |||||||||
生涯獲得賞金 | 10,377,811 アメリカ合衆国ドル | |||||||||
4大大会最高成績・シングルス | ||||||||||
全豪 | 3回戦(2013) | |||||||||
全仏 | 2回戦(2016) | |||||||||
全英 | 4回戦(2013) | |||||||||
全米 | 3回戦(2013) | |||||||||
4大大会最高成績・ダブルス | ||||||||||
全豪 | ベスト4(2015) | |||||||||
全仏 | 優勝(2015・23) | |||||||||
全英 | 準優勝(2013) | |||||||||
全米 | ベスト4(2013・14) | |||||||||
優勝回数 | 1(仏1) | |||||||||
4大大会最高成績・混合ダブルス | ||||||||||
全豪 | 準優勝(2017) | |||||||||
全仏 | 優勝(2018) | |||||||||
全英 | 2回戦(2013・15・16) | |||||||||
全米 | 2回戦(2016) | |||||||||
優勝回数 | 1(仏) | |||||||||
キャリア自己最高ランキング | ||||||||||
シングルス | 29位(2013年10月7日) | |||||||||
ダブルス | 4位(2015年7月27日) | |||||||||
獲得メダル | ||||||||||
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2017年9月18日現在 |
イワン・ドディグ(Ivan Dodig, 1985年1月2日 - )は、ユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナ領)・メジュゴリエ出身のクロアチアの男子プロテニス選手。自己最高ランキングはシングルス29位、ダブルス4位。これまでにATPツアーでシングルス1勝、ダブルス8勝を挙げる。身長183cm、体重83kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。なお、名のカナ表記は、イヴァンまたはイバンがクロアチア語での発音により忠実である。
2015年全仏オープン男子ダブルス優勝者。2013年のウィンブルドン選手権男子ダブルス準優勝。2014年ATPワールドツアー・ファイナル準優勝。
来歴
[編集]8歳からテニスを始め、2004年にプロに転向。4大大会では2010年全豪オープンで予選を勝ち上がり初出場し、1回戦で第23シードのフアン・カルロス・フェレーロを 2-6, 1-6, 6-4, 6-1, 6-1 で破り初戦を突破した。
2011年2月の地元ザグレブ大会でツアー初の決勝に進出しミヒャエル・ベラーを 6–3, 6–4 で破り初優勝を果たした[1]。6月のスヘルトーヘンボス大会でも決勝に進出しドミトリー・トゥルスノフに 3-6, 2-6 で敗れ準優勝となった。8月のロジャーズ・カップでは2回戦で当時世界ランキング2位のラファエル・ナダルを 1-6, 7-6(5), 7-6(5) で破る殊勲を挙げた[2]。
2012年2月のデビスカップ1回戦ではビーンズドームで日本と対戦した。ドディグは添田豪に 7-6(3), 6-3, 4-6, 3-6, 5-7、錦織圭に 5-7, 6-7(4), 3-6 で敗れたが、イボ・カロビッチと組んだダブルスを制してクロアチアは日本に3勝2敗で勝利した[3]。ダブルスではマルセロ・メロと組み全仏オープンとウィンブルドンでベスト8に進出している。
7月のロンドン五輪で初めてのオリンピックに出場した。シングルスでは1回戦でフアン・マルティン・デル・ポトロに 4-6, 1-6 で敗れた。マリン・チリッチと組んだダブルスではベスト8に進出している。
2013年全豪オープン2回戦でヤルコ・ニエミネンを 6-3, 6-7(4), 6-3, 6-7(4), 6-1 で破り初めて4大大会シングルスの3回戦に進出した。3回戦ではリシャール・ガスケに 6-4, 3-6, 6-7(2), 0-6 で敗れた。ウィンブルドンでは初めて4回戦に進出しダビド・フェレールに 7-6(3), 6-7(6), 1-6, 1-6 で敗れた。マルセロ・メロと組んだダブルスでは決勝に進出した。決勝でボブ・ブライアン&マイク・ブライアン組に 6–3, 3–6, 4–6, 4–6 で敗れ準優勝となった。メロとのダブルスでは全米オープンとATPワールドツアー・ファイナルでもベスト4に進出し、ダブルスランキングを6位まで上げている。
2015年全仏オープン男子ダブルスにてマルセロ・メロとペアを組み第3シードで出場。決勝でブライアン兄弟に6-7,7-6,7-5で勝利しグランドスラム初優勝。
ATPツアー決勝進出結果
[編集]シングルス: 2回 (1勝1敗)
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結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
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優勝 | 1. | 2011年2月6日 | ザグレブ | ハード (室内) | ミヒャエル・ベラー | 6–3, 6–4 |
準優勝 | 1. | 2011年6月18日 | スヘルトーヘンボス | 芝 | ドミトリー・トゥルスノフ | 3-6, 2-6 |
ダブルス: 20回 (8勝12敗)
[編集]結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
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準優勝 | 1. | 2012年2月5日 | ザグレブ | ハード (室内) |
マテ・パビッチ | マルコス・バグダティス ミハイル・ユージニー |
2–6, 2–6 |
準優勝 | 2. | 2012年2月26日 | メンフィス | ハード (室内) |
マルセロ・メロ | マックス・ミルヌイ ダニエル・ネスター |
6–4, 5–7, [7–10] |
準優勝 | 3. | 2013年2月10日 | ザグレブ | ハード (室内) |
マテ・パビッチ | ユリアン・ノール フィリップ・ポラーシェク |
3–6, 3–6 |
準優勝 | 4. | 2013年7月6日 | ウィンブルドン | 芝 | マルセロ・メロ | ボブ・ブライアン マイク・ブライアン |
6–3, 3–6, 4–6, 4–6 |
優勝 | 1. | 2013年10月13日 | 上海 | ハード | マルセロ・メロ | ダビド・マレーロ フェルナンド・ベルダスコ |
7–6(2), 6–7(6), [10–2] |
準優勝 | 5. | 2014年4月20日 | モンテカルロ | クレー | マルセロ・メロ | ボブ・ブライアン マイク・ブライアン |
3–6, 6–3, [8–10] |
準優勝 | 6. | 2014年8月10日 | トロント | ハード | マルセロ・メロ | アレクサンダー・ペヤ ブルーノ・ソアレス |
4–6, 3–6 |
準優勝 | 7. | 2014年10月5日 | 東京 | ハード | マルセロ・メロ | ピエール=ユーグ・エルベール ミハル・プシシェズニ |
3–6, 7–6(3), [5–10] |
準優勝 | 8. | 2014年11月16日 | ロンドン | ハード (室内) |
マルセロ・メロ | ボブ・ブライアン マイク・ブライアン |
7–6(5), 2–6, [7–10] |
優勝 | 2. | 2015年3月1日 | アカプルコ | ハード | マルセロ・メロ | マリウシュ・フィルステンベルク サンティアゴ・ゴンサレス |
7–6(2), 5–7, [10–3] |
優勝 | 3. | 2015年6月6日 | 全仏オープン | クレー | マルセロ・メロ | ボブ・ブライアン マイク・ブライアン |
6–7(5–7), 7–6(7–5), 7–5 |
準優勝 | 9. | 2015年8月9日 | ワシントンD.C. | ハード | マルセロ・メロ | ボブ・ブライアン マイク・ブライアン |
4-6, 2-6 |
優勝 | 4. | 2015年11月8日 | パリ | ハード (室内) | マルセロ・メロ | ジャック・ソック バセク・ポスピシル |
2-6, 6-3, [10–5] |
準優勝 | 10. | 2016年6月25日 | ノッティンガム | 芝 | マルセロ・メロ | ドミニク・イングロット ダニエル・ネスター |
5–7, 6–7(4) |
優勝 | 5. | 2016年7月31日 | モントリオール | ハード | マルセロ・メロ | ジェイミー・マリー ブルーノ・ソアレス |
6–4, 6–4 |
優勝 | 6. | 2016年8月21日 | シンシナティ | ハード | マルセロ・メロ | ホリア・テカウ ジャン=ジュリアン・ロジェ |
7–6(5), 6–7(5), [10–6] |
優勝 | 7. | 2017年2月19日 | ロッテルダム | ハード (室内) | マルセル・グラノリェルス | ヴェスレイ・コールホフ マトウェー・ミッデルコープ |
7–6(5), 6–3 |
準優勝 | 11. | 2017年5月21日 | ローマ | クレー | マルセル・グラノリェルス | ピエール=ユーグ・エルベール ニコラ・マユ |
6–4, 4–6, [3–10] |
優勝 | 8. | 2017年7月24日 | ハンブルク | クレー | マテ・パビッチ | パブロ・クエバス マルク・ロペス |
6–3, 6–4 |
準優勝 | 12. | 2017年8月7日 | トロント | ハード | ロハン・ボパンナ | ピエール=ユーグ・エルベール ニコラ・マユ |
4–6, 6–3, [6–10] |
4大大会成績
[編集]- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
シングルス
[編集]大会 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 通算成績 |
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全豪オープン | A | 2R | 2R | 1R | 3R | 2R | 2R | 1R | 1R | 6–8 |
全仏オープン | LQ | LQ | 1R | 1R | 1R | 1R | 1R | 2R | A | 1–6 |
ウィンブルドン | LQ | 2R | 1R | 1R | 4R | A | LQ | 1R | A | 4–5 |
全米オープン | LQ | 2R | 1R | 2R | 3R | 1R | LQ | 1R | A | 4–6 |
ダブルス
[編集]大会 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 通算成績 |
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全豪オープン | 2R | 1R | 1R | 3R | SF | 3R | QF | 12–7 |
全仏オープン | 2R | QF | 3R | A | W | SF | QF | 19–5 |
ウィンブルドン | 1R | QF | F | A | QF | 3R | 3R | 15–6 |
全米オープン | 1R | 3R | SF | SF | 1R | 1R | 3R | 12–7 |
Win-Loss | 2–4 | 8–4 | 11–4 | 6–2 | 13–3 | 8-4 | 10-4 | 58–25 |
脚注
[編集]- ^ “ドディグが地元でツアー初優勝◇PBZザグレブ・インドア”. tennis365.net. (2011年2月7日)
- ^ “ナダルが2回戦で姿を消す、ロジャーズ・カップ”. AFPBB News. (2011年8月11日)
- ^ Davis Cup - Tie details - 2012 - Japan v Croatia