ウェルドーン
ウェルドーン | |||||||||
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欧字表記 | Well Done[1] | ||||||||
品種 | サラブレッド | ||||||||
性別 | 牝[1] | ||||||||
毛色 | 鹿毛[1] | ||||||||
生誕 | 2018年4月7日(6歳)[1] | ||||||||
抹消日 | 2023年7月11日 | ||||||||
父 | ヘニーヒューズ[1] | ||||||||
母 | ツルマルオジョウ[1] | ||||||||
母の父 | ダンスインザダーク[1] | ||||||||
生国 | 日本(北海道日高町)[1] | ||||||||
生産者 | 浜本牧場[1] | ||||||||
馬主 | 安原浩司[1] | ||||||||
調教師 | 角田晃一(栗東)[1] | ||||||||
競走成績 | |||||||||
生涯成績 |
18戦4勝[1] 中央:13戦3勝 地方:5戦1勝 | ||||||||
獲得賞金 |
1億1411万2000円[1] 中央:6391万2000円 地方:5020万円 | ||||||||
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ウェルドーン(欧字名:Well Done、2018年4月7日 - )は、日本の競走馬[1]。2021年の関東オークスの勝ち馬である。
名前の意味は、英語で「あっぱれ」[2]。
戦績
[編集]本項の出典は、特記なき限りnetkeiba.com[3]による。
2歳 (2020年)
[編集]8月23日小倉の芝1800mの新馬戦にて泉谷楓真を背にデビュー。クラティトゥーの圧勝を前に12着に敗れた。続く9月12日の未勝利戦では吉田隼人に乗り替わりの上初ダートとなった。道中4・5番手から追走し、カレンロマチェンコの3着に食い込んだ。次走以降もダートの未勝利戦に出走し12月19日阪神ダート1800mの未勝利戦で単勝オッズ1.9倍の1番人気に支持され初勝利を6馬身差の圧勝で手にした。
3歳 (2021年)
[編集]年明け初戦として出走した1月9日の3歳1勝クラスでは、逃げの手を打つも直線交わされ4着に敗れた。続く3月7日中京の3歳1勝クラスでは角田大和を背に2番人気で臨むも3着となった。中1週での出走となった3月20日阪神の3歳1勝クラスでは初コンビとなる武豊の騎乗で待望の2勝目を手にすると、続く風雅ステークスでは道中4番手から直線で抜け出し2着タケルペガサスに3馬身差をつけ快勝した。
重賞初挑戦となった6月16日の関東オークスでは2.2倍の1番人気に支持され、南関東牝馬三冠を目指しての出走であったケラススヴィアを直線で交わし勝利。重賞初制覇となった[4]。陣営が次走に選択したレースはジャパンダートダービーであり、地方初参戦となった。迎えた同レースでは、4番手から追い出すも逃げた単勝式12番人気キャッスルトップを捉えきれず、3着に敗れた[5]。
約3ヶ月の休養を挟んで出走したレディスプレリュードではマリーンカップを勝利したテオレーマに次ぐ2番人気の支持を受け出走。3番手からレースを進めるも3着に敗戦[6]。続いて出走したクイーン賞では54kgのハンデキャップを背負っての出走となった。レースでは道中先頭集団に位置するも直線では伸びを欠きダイアナブライトの10着に敗れた[7]。
4歳 (2022年)
[編集]古馬初戦として、3月2日に川崎競馬場で行われたエンプレス杯に出走。レースでは6・7番手を追走するも、上位争いには加われず、6着となった[8]。この後、7月9日のマリーンステークスでは2番手追走から早めに抜け出したが最後の直線でフルデプスリーダーにかわされ2着[9]。続くエルムステークスでも前走同様2番手追走から早め先頭に立ったがフルデプスリーダーに差し切られてまたしても2着となった[10]。その後は休養に入り、4歳シーズンを終えることになった。
5歳 (2023年)
[編集]7月8日のマリーンステークスで復帰し、道中は3番手追走も直線で失速し13着に沈んだ。7月11日付けで競走馬登録を抹消され、現役を引退した。引退後は浜本牧場で繁殖牝馬となる[11]。
競走成績
[編集]以下の内容は、JBISサーチ[12]およびnetkeiba.com[3]に基づく。
競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上り3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
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2020. 8.23 | 小倉 | 2歳新馬 | 芝1800m(稍) | 15 | 7 | 13 | 32.3(12人) | 12着 | 1:53.1(38.2) | 2.1 | 泉谷楓真 | 51 | グラティトゥー | 516 | |
9.12 | 中京 | 2歳未勝利 | ダ1400m(重) | 15 | 3 | 5 | 7.3 (3人) | 3着 | 1:25.6(38.5) | 0.9 | 吉田隼人 | 54 | カレンロマチェンコ | 514 | |
10. 3 | 中京 | 2歳未勝利 | ダ1400m(良) | 16 | 4 | 7 | 21.5 (8人) | 6着 | 1:25.8(38.5) | 0.5 | 吉田隼人 | 54 | プレジールミノル | 514 | |
11. 7 | 福島 | 2歳未勝利 | ダ1700m(良) | 12 | 5 | 6 | 3.9 (2人) | 2着 | 1:48.7(40.2) | 0.0 | 鮫島克駿 | 54 | クラーロイメル | 502 | |
11.22 | 阪神 | 2歳未勝利 | ダ1800m(良) | 16 | 1 | 1 | 6.5 (3人) | 2着 | 1:55.5(39.7) | 1.0 | 鮫島克駿 | 54 | メイショウハナモモ | 496 | |
12.19 | 阪神 | 2歳未勝利 | ダ1800m(良) | 16 | 8 | 16 | 1.9 (1人) | 1着 | 1:55.9(39.7) | -1.0 | 川田将雅 | 54 | (レヴィーアクイーン) | 494 | |
2021. 1. 9 | 中京 | 3歳1勝クラス | ダ1800m(良) | 13 | 1 | 1 | 12.7 (5人) | 4着 | 1:55.4(40.4) | 1.2 | 川田将雅 | 54 | ハンディーズピーク | 488 | |
3. 7 | 阪神 | 3歳1勝クラス | ダ1800m(稍) | 11 | 7 | 9 | 5.6 (2人) | 3着 | 1:54.4(40.6) | 1.3 | 角田大和 | 51 | ユアヒストリー | 490 | |
3.20 | 阪神 | 3歳1勝クラス | ダ1800m(良) | 15 | 7 | 13 | 4.1 (2人) | 1着 | 1:53.2(38.4) | -0.5 | 武豊 | 54 | (イツカハシャチョウ) | 486 | |
5.23 | 中京 | 鳳雛S | L | ダ1800m(稍) | 12 | 6 | 8 | 8.5 (5人) | 1着 | 1:55.2(38.4) | -0.5 | 藤岡佑介 | 54 | (タケルペガサス) | 496 |
6.16 | 川崎 | 関東オークス | JpnII | ダ2100m(不) | 12 | 5 | 6 | 2.2 (1人) | 1着 | 2:18.3(41.3) | -0.4 | 武豊 | 54 | (ケラススヴィア) | 495 |
7.14 | 大井 | ジャパンDダービー | JpnI | ダ2000m(稍) | 13 | 5 | 7 | 4.7 (3人) | 3着 | 2:05.9(37.5) | 0.0 | 武豊 | 54 | キャッスルトップ | 506 |
10. 7 | 大井 | Lプレリュード | JpnII | ダ1800m(良) | 10 | 6 | 6 | 3.0 (2人) | 3着 | 1:53.3(36.6) | 0.7 | 藤岡佑介 | 54 | レーヌブランシュ | 510 |
12. 1 | 船橋 | クイーン賞 | JpnIII | ダ1800m(不) | 14 | 6 | 10 | 4.3 (4人) | 10着 | 1:54.4(41.9) | 3.0 | 武豊 | 54 | ダイアナブライト | 495 |
2022. 3. 2 | 川崎 | エンプレス杯 | JpnII | ダ2100m(良) | 13 | 4 | 5 | 11.8 (6人) | 6着 | 2:17.5(39.9) | 1.8 | 武豊 | 56 | ショウナンナデシコ | 500 |
7. 9 | 函館 | マリーンS | OP | ダ1700m(良) | 14 | 7 | 11 | 21.0 (7人) | 2着 | 1:44.0(37.0) | 0.0 | 武豊 | 53 | フルデプスリーダー | 518 |
8. 7 | 札幌 | エルムS | GIII | ダ1700m(良) | 14 | 4 | 6 | 10.4 (6人) | 2着 | 1:44.3(36.6) | 0.1 | 武豊 | 54 | フルデプスリーダー | 514 |
2023. 7. 8 | 函館 | マリーンS | OP | ダ1700m(良) | 14 | 8 | 14 | 15.8 (7人) | 13着 | 1:46.5(39.4) | 3.5 | 武豊 | 55 | ペプチドナイル | 514 |
血統表
[編集]ウェルドーンの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ストームバード系 |
[§ 2] | ||
父 *ヘニーヒューズ Henny Hughes 2003 栗毛 |
父の父 *ヘネシー1993 栗毛 |
Storm Cat | Storm Bird | |
Terlingua | ||||
Island Kitty | Hawaii | |||
T.C. Kitten | ||||
父の母 Meadow Flyer1989 栗毛 |
Meadowlake | Hold Your Peace | ||
Suspicious Native | ||||
Shortley | Hagley | |||
Short Winded | ||||
母 ツルマルオジョウ 2004 黒鹿毛 |
ダンスインザダーク 1993 鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | ||||
*ダンシングキイ | Nijinsky II | |||
Key Partner | ||||
母の母 ツルマルガール1991 栃栗毛 |
サッカーボーイ | *ディクタス | ||
ダイナサツシユ | ||||
エプソムガール | アローエクスプレス | |||
ゲシー | ||||
母系(F-No.) | エスサーデイー(GB)系(FN:6-a) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Northern Dancer5×5=6.25% | [§ 4] | ||
出典 |
- 祖母のツルマルガールは1994年の朝日チャレンジカップ優勝馬。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n “ウェルドーン|JBISサーチ(JBIS-Search)”. JBISサーチ(JBIS-Search). 日本軽種馬協会. 2021年7月9日閲覧。
- ^ “競走馬情報”. 日本中央競馬会(JRA). 2021年7月10日閲覧。
- ^ a b “競走馬データ”. netkeiba.com. 2021年7月10日閲覧。
- ^ “【関東オークス】武豊騎手騎乗ウェルドーンがV ケラススヴィアは2着で牝馬三冠ならず”. netkeiba.com. (2021年6月16日) 2021年7月10日閲覧。
- ^ “【大井・ジャパンダートダービー結果】船橋のキャッスルトップが逃げ切り大金星! 12番人気Vの単勝万馬券!”. netkeiba.com. (2021年7月14日) 2021年7月15日閲覧。
- ^ “【レディスプレリュード レース後コメント】レーヌブランシュ松山弘平騎手ら”. netkeiba.com. (2021年10月7日) 2021年11月10日閲覧。
- ^ “【クイーン賞レース後コメント】ダイアナブライト笹川翼騎手ら”. netkeiba.com. (2021年12月1日) 2021年12月2日閲覧。
- ^ “【エンプレス杯レース後コメント】ショウナンナデシコ吉田隼人騎手ら”. netkeiba.com. (2022年3月2日) 2022年3月4日閲覧。
- ^ 【マリーンS】フルデプスリーダーがオープン初勝利 横山武騎手「すごくいい競馬ができた」サンケイスポーツ、2022年7月10日配信・閲覧
- ^ 【エルムS】9番人気フルデプスリーダーが差し切り重賞初Vサンケイスポーツ、2022年8月7日配信・閲覧
- ^ ウェルドーンが競走馬登録抹消日本中央競馬会、2023年7月12日配信・閲覧
- ^ “ウェルドーン 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2021年7月10日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|ウェルドーン|JBISサーチ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2021年7月17日閲覧。
- ^ a b “ウェルドーンの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2021年7月17日閲覧。