コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

クリス・リード (野球)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クリス・リード
Chris Reed
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 イギリスの旗 イギリス
ロンドン
生年月日 (1990-05-20) 1990年5月20日(34歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2011年 ドラフト1巡目(全体16位)でロサンゼルス・ドジャースから指名
初出場 2015年8月1日
最終出場 2015年8月3日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム イギリスの旗 イギリス
WBC 2013年予選2017年予選2023年

クリストファー・ウィリアム・リードChristopher William Reed, 1990年5月20日 - )は、イギリスロンドン出身の元プロ野球選手投手)。左投左打。

経歴

[編集]

プロ入りとドジャース傘下時代

[編集]

2011年MLBドラフトロサンゼルス・ドジャースから1巡目(全体16位)指名され、8月12日に契約[1]。この年は傘下のA+級ランチョクカモンガ・クエークスで3試合に登板し、0勝1敗・防御率7.71だった[2]

2012年はA+級ランチョクカモンガで7試合に登板し、1勝4敗・防御率3.09だった[2]。6月にAA級チャタヌーガ・ルックアウツへ昇格[3]。ここでは12試合に登板し、0勝4敗・防御率4.84だった[2]。オフには第3回WBC予選のイギリス代表に選ばれた[4]

2013年はAA級チャタヌーガで29試合に登板し、4勝11敗・防御率3.86だった[2]

2014年はAA級チャタヌーガで23試合に登板し、4勝8敗・防御率3.22だった[2]。8月にAAA級アルバカーキ・アイソトープスへ昇格[3]。ここでは5試合に登板し、0勝3敗・防御率10.97だった[2]。オフの11月20日にドジャースとメジャー契約を結び[5]40人枠入りした[3]

2015年7月10日DFAとなった[6]

マーリンズ時代

[編集]

2015年7月15日グラント・デイトンとのトレードによりマイアミ・マーリンズに移籍した[3]。40人枠に入り、傘下のAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズに配属された[7]8月1日にメジャー初昇格を果たし[8]、同日のサンディエゴ・パドレス戦でメジャーデビュー[9]。2試合に登板し4投球回、失点2、被安打6の成績に終わり、10月2日に40人枠から外れた[10]

2016年はAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプとAAA級ニューオーリンズでプレーしたが、メジャーへの昇格機会はなかった。

2017年2月15日に現役引退を発表した[3]

現役復帰とマーリンズ傘下時代

[編集]

2018年4月20日、マイアミ・マーリンズとマイナー契約を結び現役復帰した[3]。A級グリーンズボロ・グラスホッパーズとAA級ジャクソンビルでプレーし、2球団合計で4試合に登板、1勝1敗、防御率1.29の成績を残したが[2]、7月5日に自由契約となった[3]

独立リーグ時代

[編集]

2018年7月14日にアトランティックリーグニューブリテン・ビーズ英語版と契約した。2019年のシーズン終了後にFAとなった[3]

2021年5月7日にアトランティックリーグのロングアイランド・ダックスと契約した。23試合に登板し、1勝2敗、防御率7.98の成績を残したが[2]、8月24日に現役引退を発表した[3][11]

一線を退いていたが、2022年9月、第5回WBC予選イギリス代表に選出。予選では1試合1イニングのみの登板だったが、初のWBC本戦進出に貢献した。

詳細情報

[編集]

年度別投手成績

[編集]




















































W
H
I
P
2015 MIA 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 18 4.0 6 0 1 0 0 1 0 0 2 2 4.50 1.75
MLB:1年 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 18 4.0 6 0 1 0 0 1 0 0 2 2 4.50 1.75

背番号

[編集]
  • 35 (2015年)

脚注

[編集]
  1. ^ Dodgers sign first-round pick Chris Reed”. MLB.com Dodgers Press Release (2011年8月12日). 2014年12月29日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h All Professional Baseball Statistics for Chris Reed”. Baseball Reference. 2021年8月29日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i MLB公式プロフィール参照。2021年8月29日閲覧。
  4. ^ GREAT BRITAIN ROSTER821
  5. ^ Dodgers add Zach Lee, Chris Reed and Scott Schebler to 40-man roster”. MLB.com Dodgers Press Release (2014年11月21日). 2014年12月29日閲覧。
  6. ^ DYLAN HERNANDEZ (2015年7月10日). “Chris Reed designated for assignment by Dodgers”. Los Angles Times. http://www.latimes.com/sports/dodgers/dodgersnow/la-sp-dn-dodgers-first-rounder-chris-reed-designated-for-assignment-20150710-story.html 2015年7月11日閲覧。 
  7. ^ Michael Hurcomb (2015年7月15日). “Dodgers trade Chris Reed to Marlins for Grant Dayton”. FANTASY NEWS (CBSSports.com). http://fantasynews.cbssports.com/fantasybaseball/update/25241996/dodgers-trade-chris-reed-to-marlins-for-grant-dayton 2015年7月16日閲覧。 
  8. ^ De Nicola, Christina (2015年8月1日). “Marlins recall Adam Conley, Chris Reed from Triple-A”. Fox Sports. 2015年8月2日閲覧。
  9. ^ Chris Reed 2015 Pitching Game Logs”. Baseball Reference. 2021年8月29日閲覧。
  10. ^ David A Marcillo (2015年10月12日). “CHRIS REED TAKEN OFF THE 40-MAN ROSTER”. 2015年10月20日閲覧。
  11. ^ Transactions”. Atlantic League Professional Baseball. 2021年8月29日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]