アントアン・リチャードソン
ニューヨーク・メッツ コーチ #66 | |
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ニューヨーク・メッツでのコーチ時代 (2024年3月15日) | |
基本情報 | |
国籍 | バハマ |
出身地 | ニュープロビデンス島ナッソー |
生年月日 | 1983年10月8日(41歳) |
身長 体重 |
5' 8" =約172.7 cm 165 lb =約74.8 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投両打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2005年 MLBドラフト35巡目 |
初出場 | 2011年9月4日ロサンゼルス・ドジャース戦 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | イギリス |
WBC | 2013年 |
この表について
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アントアン・エドワード・リチャードソン(Antoan Edward Richardson、1983年10月8日 - )は、バハマ・ナッソー出身の元プロ野球選手(外野手)。右投両打。2024年シーズンよりMLBのニューヨーク・メッツで一塁コーチを務める。
21世紀で唯一のバハマ出身のメジャーリーガーである[1]。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]2001年のMLBドラフト27巡目(全体803位)でボルチモア・オリオールズから指名されるも拒否。
2002年のMLBドラフト27巡目(全体796位)で前年と同じオリオールズから指名されるも拒否。
2004年のMLBドラフト13巡目(全体375位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名されるも拒否。
プロ入りとジャイアンツ傘下時代
[編集]2005年のMLBドラフト35巡目(全体1062位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名され、6月16日に契約。この年は傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ジャイアンツでプロデビュー。53試合に出場して打率.321、1本塁打、10打点、40盗塁と結果を残し、アリゾナリーグのオールスターに選出された。
2006年はA級オーガスタ・グリーンジャケッツでプレーし、124試合に出場して打率.292、2本塁打、28打点、66盗塁を記録した。
2007年はA+級サンノゼ・ジャイアンツでプレーし、107試合に出場して打率.279、2本塁打、29打点、43盗塁を記録した。
2008年はAA級コネチカット・ディフェンダーズでプレーし、123試合に出場して打率.241、5本塁打、31打点、33盗塁を記録した。
2009年もAA級コネチカットでプレーし、50試合に出場して打率.207、6打点、6盗塁を記録した。7月24日に自由契約となった。
独立リーグ時代
[編集]2009年シーズン途中に独立リーグであるノーザンリーグのシャンバーグ・フライヤーズに入団。27試合に出場し、打率.287・6打点・20盗塁だった。
2010年1月12日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結んだが、4月3日に自由契約となった。その後ノーザンリーグのシャンバーグに復帰し、4試合に出場。
ブレーブス時代
[編集]2010年5月26日にブレーブスと再びマイナー契約を結んだ[2]。この年は傘下のAA級ミシシッピ・ブレーブスでプレーし、74試合に出場して打率.279、20打点、24盗塁を記録した。8月にAAA級グウィネット・ブレーブスへ昇格。AAA級グウィネットでは7試合に出場した。
2011年、マイナーでははAA級ミシシッピでプレーし、91試合に出場して打率.283、21打点、17盗塁を記録した。9月4日にメジャー初昇格を果たし、同日のロサンゼルス・ドジャース戦でメジャーデビュー。5回裏に代打として出場し、クレイトン・カーショウからメジャー初安打を放った[3]。この年メジャーでは9試合に出場して打率.500を記録した。オフの11月2日にFAとなった。
オリオールズ傘下時代
[編集]2011年12月16日にオリオールズとマイナー契約を結んだ。
2012年シーズンは傘下のAA級ボウイ・ベイソックスとAAA級ノーフォーク・タイズでプレー。AA級ボウイでは90試合に出場して打率.279、1本塁打、15打点、26盗塁を記録した。オフの9月16日に第3回WBC予選のイギリス代表に選出された事が発表され[4]代表入りした[5]。オフの11月3日にFAとなった。
ツインズ傘下時代
[編集]2013年2月1日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ。開幕から傘下のAA級ニューブリテン・ロックキャッツでプレーし、33試合に出場して打率.336、14打点、14盗塁を記録した。5月にAAA級ロチェスター・レッドウイングスへ昇格。AAA級ロチェスターでは82試合に出場して打率.265、29打点、25盗塁を記録した。オフの11月5日にFAとなった。
ヤンキース時代
[編集]2013年11月11日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結び、2014年1月29日に球団が発表した[6]。この年マイナーでは傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーし、93試合に出場して打率.271、3本塁打、22打点、26盗塁を記録した。9月2日にヤンキースとメジャー契約を結び[7]、13試合に出場。打率.313、1打点、5盗塁を記録した。オフの11月3日に40人枠を外れ、AAA級スクラントン・ウィルクスバリへ降格し、11月6日にFAとなった。
ヤンキース退団後
[編集]2014年12月11日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだ[8]。
2015年3月11日にメジャー契約となった[9]が、3月27日に椎間板ヘルニアの手術を受け[10]、4月2日に60日間の故障者リスト入りした。10月21日に40人枠から外れ、傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスに降格した[11]。オフに自由契約となり、12月14日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結ぶ。
2016年4月25日に自由契約となる。5月29日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、6月22日に自由契約となる。7月8日に独立リーグであるアトランティックリーグのサザンメリーランド・ブルークラブスと契約。
2017年3月7日に33歳で引退した。
引退後
[編集]2020年シーズンからはジャイアンツの一塁兼外野守備コーチに就任した[12]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2011 | ATL | 9 | 4 | 4 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .500 | .500 | .500 | 1.000 |
2014 | NYY | 13 | 17 | 16 | 2 | 5 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | .313 | .353 | .313 | .665 |
MLB:2年 | 22 | 21 | 20 | 4 | 7 | 0 | 0 | 0 | 7 | 1 | 6 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | .350 | .381 | .350 | .731 |
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
中堅(CF) | 右翼(RF) | ||||||||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2014 | NYY | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 5 | 8 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
MLB | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 5 | 8 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
背番号
[編集]- 4(2011年)
- 63(2014年)
代表歴
[編集]脚注
[編集]- ^ Players born in Bahamas Baseball Reference
- ^ http://www.tribune242.com/06012010_Richardson_sport/
- ^ http://atlanta.braves.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20110904&content_id=24201966¬ebook_id=24201972&vkey=notebook_atl&c_id=atl
- ^ GREAT BRITAIN ANNOUNCES ROSTER FOR WORLD BASEBALL CLASSIC QUALIFIER British Baseball Fedetration (2012年9月6日) 2015年10月11日閲覧
- ^ 2012 Qualifier Roster WBC.com 2015年10月11日閲覧
- ^ “Yankees 2014 Spring Training invitees”. MLB.com Yankees Press Release (January 29, 2014). January 30, 2014閲覧。
- ^ “Yankees make flurry of moves, recall four”. MLB.com (September 3, 2014). December 13, 2014閲覧。
- ^ Mark Polishuk (2014年12月11日). “Minor Moves: Villarreal, Noonan, Rangers”. MLB Trade Rumors. 2014年12月13日閲覧。
- ^ Elliot Smith (2015年3月11日). “Rangers place Perez on 60-day DL, add Richardson”. CBS Sports FANTASY (CBSSports.com) 2015年10月9日閲覧。
- ^ T.R. Sullivan (2015年3月25日). “Rangers awaiting the results of Tolleson's MRI”. MLB.com 2015年10月9日閲覧。
- ^ Stefan Steveson (2015年10月21日). “Bonilla claimed by Dodgers; four other Rangers sent to Round Rock”. Star-Telegram 2015年10月22日閲覧。
- ^ “Giants add Antoan Richardson, Nick Ortiz to Major League coaching staff” (英語). MLB.com (2020年1月7日). 2020年1月26日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Antoan Richardson stats MiLB.com
- Antoan Richardson (@ARichardson242) - X(旧Twitter)