ゲイリー (フリゲート)
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艦歴 | |
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発注: | |
起工: | 1982年12月18日 |
進水: | 1983年11月19日 |
就役: | 1984年11月17日 |
退役: | 2015年7月23日 |
除籍: | |
その後: | 中華民国海軍へ移管 |
要目 | |
排水量 | 基準: 3,225 t |
満載: 4,100 t | |
全長 | 453 ft (138 m) |
全幅 | 45.4 ft (13.8 m) |
吃水 | 24 ft (7.3 m) |
機関 | COGAG方式 |
LM2500-30ガスタービンエンジン (20,500hp) ×2基 | |
可変ピッチプロペラ(5翔)×1軸 | |
非常用旋回式スラスタ(350hp)×2基 | |
最大速 | 29ノット以上 |
航続距離 | 4,500 海里(20ノット巡航時) |
乗員 | 206名(士官13名) |
兵装 | Mk.75 76mm単装速射砲×1基 |
Mk.38 25mm単装機銃×2基 | |
Mk.15 20mmCIWS×1基 | |
M2 12.7mm単装機銃×4基 | |
Mk.13 mod.4単装ミサイル発射機×1基 * SM-1MR SAM * ハープーンSSM を発射可能 ※2003年以降撤去 | |
Mk.32 mod.17 3連装短魚雷発射管×2基 | |
艦載機 | SH-60B LAMPSヘリコプター×2機 |
C4ISTAR | NTDS (JTDS+リンク 11/14) |
Mk.92 FCS (SM-1MR, 76mm砲用) | |
AN/SQQ-89 ASWCS | |
センサ | AN/SPS-49 対空捜索レーダー |
AN/SPS-55 対水上捜索レーダー | |
AN/SQS-56 船底装備ソナー | |
AN/SQR-19 曳航ソナー | |
電子戦 | AN/SLQ-32(V)5 ESM/ECM装置 |
Mk.36 デコイ発射装置 | |
モットー: | Freedom's Foremost Guardian |
ゲイリー (英語: USS Gary, FFG-51) は、アメリカ海軍のミサイルフリゲート。オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートの41番艦。艦名はドナルド・A・ゲイリー中佐(1901 - 1977)に因む。その名を持つ艦としては3隻目。
艦歴
[編集]アメリカ海軍
[編集]ゲイリーはカリフォルニア州サンペドロのトッド・パシフィック造船所で1982年12月18日に起工する。1983年11月19日に進水し、1984年11月17日に就役した。
2006年9月1日に行われた平成18年度東京都・足立区合同総合防災訓練に救援艦艇として参加し、石原慎太郎東京都知事が乗艦した。
2007年1月の時点でゲイリーは横須賀を母港とし、第15駆逐戦隊に所属する。2007年の内にゲイリーはマクキャンベル (USS McCampbell, DDG-85) と交代して母港をサンディエゴへ変更する予定である。
台湾海軍
[編集]2014年12月4日、アメリカ上院は本艦を含む4隻のオリバー・ハザード・ペリー級を台湾へ売却する内容を含む法案を可決した[1]。
2015年7月23日にアメリカ海軍を退役。その後Mk.13 Mod.4発射機及びMk.92 STIR FCSの再装備、衛星通信アンテナの換装等の工事を施した上で、2017年5月13日に高雄市の左営海軍基地に回航、艦名を逢甲(Feng Chia, PFG-1115)と改名し中華民国海軍に引き渡された[2]。
2018年11月8日に左営基地で就役式が行われ、澎湖諸島の馬公港を母港とする海軍146艦隊に配属された[3][4]。
脚注
[編集]- ^ “米国、台湾にミサイルフリゲート4隻売却へ”. フォーカス台湾 (中央通訊社). (2014年12月6日)
- ^ 張明徳 (2017年8月). “海軍派里級巡防艦全面解析(上)”. 軍事蓮線 第108期: pp.78-98.
- ^ “米から購入のフリゲート2隻が就役 蔡総統「外からの脅威忘れるな」/台湾”. フォーカス台湾 (中央通訊社). (2018年11月8日)
- ^ “台湾、米から購入のフリゲート艦2隻就役”. AFPBB News (フランス通信社). (2018年11月9日)
関連項目
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、ゲイリー (フリゲート)に関するカテゴリがあります。
- アメリカ海軍艦艇一覧
- 台湾海軍艦艇一覧