チロキシン
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チロキシン | |
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(S)-2-Amino-3-[4-(4-hydroxy-3,5-diiodophenoxy)-3,5-diiodophenyl]propanoic acid | |
別称 サイロキシン 3,5,3',5'-テトラヨード-L-チロニン T4 | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 51-48-9 |
PubChem | 5819 |
ChemSpider | 5614 |
UNII | Q51BO43MG4 |
DrugBank | DB00451 |
KEGG | C01829 |
MeSH | Thyroxine |
ChEBI | |
ChEMBL | CHEMBL1624 |
2635 | |
ATC分類 | H03AA01 |
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特性 | |
化学式 | C15H11I4NO4 |
モル質量 | 776.87 g mol−1 |
融点 |
231 to 233℃ ([2]) |
水への溶解度 | Slightly soluble (0.105 mg·l−1 at 25 °C) [1] |
関連する物質 | |
関連物質 | Triiodothyronine (tri-iodated) Thyronine (without iodine) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
チロキシンまたはサイロキシン[3] (Thyroxine) は甲状腺の濾胞から分泌される甲状腺ホルモンの一種であり、同じく甲状腺ホルモンであるトリヨードチロニンの前駆体ともなる修飾アミノ酸で、T4と略記される。
チロキシンは、その99.95%がチロキシン結合タンパク質やアルブミンなどのタンパク質と結合した状態で血液中を運ばれる。血中での寿命はおよそ1週間である。
またチロキシンは代謝量の制御に関わり、成長に影響を与えていることが示されている。
D型の異性体はデキストロチロキシン[4]と呼ばれ、脂質の改質に用いられている[5]。
反応経路
[編集]チロキシン結合グロブリン
[編集]チロキシン結合グロブリン(Thyroxine Binding Globulin) は、甲状腺ホルモンの血中輸送タンパク質である。
出典
[編集]- ^ チロキシン in the ChemIDplus database
- ^ Harington (1926). Biochem J 20: 310.
- ^ “KEGG COMPOUND: C01829”. www.genome.jp. 2021年9月21日閲覧。
- ^ Dextrothyroxine - MeSH・アメリカ国立医学図書館・生命科学用語シソーラス
- ^ C10AX01 (WHO)