ザ・プログレッシヴ・ブルーズ・エクスペリメント
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『ザ・プログレッシヴ・ブルーズ・エクスペリメント』 | ||||
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ジョニー・ウィンター の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1968年8月 テキサス州オースティン Vulcan Gas Company[1] | |||
ジャンル | ブルース | |||
時間 | ||||
レーベル |
ソノビート・レコード インペリアル・レコード | |||
プロデュース | Bill Josey, Rim Kelley | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ジョニー・ウィンター アルバム 年表 | ||||
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『ザ・プログレッシヴ・ブルーズ・エクスペリメント』(The Progressive Blues Experiment)は、アメリカ合衆国のブルース・ミュージシャン、ジョニー・ウィンターが発表した初のアルバム。1968年8月に録音され、同年、大手レーベルの関心を集めるための非商用レコードとしてソノビート・レコードからリリースされた[1]。その後リバティ・レコード傘下のインペリアル・レコードが本作の原盤権を買い取り、1969年3月に再発盤をリリースしている[3]。
解説
[編集]オースティンのクラブVulcan Gas Companyにおいて、観客のいない状態でライヴ・レコーディングされた[1][4]。オリジナル4曲とブルースのカヴァー6曲が収録されており、「ミーン・タウン・ブルーズ」とB.B.キングのカヴァー「イッツ・マイ・オウン・フォールト」は、アルバム『ライヴ』(1971年)にライヴ・ヴァージョンが収録されている。
1968年にソノビート・レコードからリリースされたLPは、シンプルな白いジャケットだったが[1]、インペリアル・レコードからリリースされた再発盤はジャケットが変更された。また、1973年にユナイテッド・アーティスツ・レコードからリリースされたアメリカ盤LPは、タイトルが『Austin Texas』に変更され[5]、ジャケットもインペリアル盤とは異なる。2005年のリマスターCDは、インペリアル盤に準じたジャケットになっている。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はジョニー・ウィンター作。
- ローリン・アンド・タンブリン - "Rollin' and Tumblin'" (McKinley Morganfield) - 3:11
- マディに捧ぐ - "Tribute to Muddy" - 6:20
- アイ・ガット・ラヴ・イフ・ユー・ウォント・イット - "I Got Love If You Want It" (James Moore) - 3:53
- バッド・ラック・アンド・トラブル - "Bad Luck and Trouble" - 3:40
- ヘルプ・ミー - "Help Me" (Sonny Boy Williamson, Ralph Bass, Willie Dixon) - 3:48
- ミーン・タウン・ブルーズ - "Mean Town Blues" - 4:27
- ブローク・ダウン・エンジン - "Broke Down Engine" (Andy Fernbach) - 2:48
- ブラック・キャット・ボーン - "Black Cat Bone" - 3:46
- イッツ・マイ・オウン・フォールト - "It's My Own Fault" (B.B. King, Jules Taub) - 7:20
- フォーティー・フォー - "Forty-Four" (Chester Burnett) - 3:30
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d “Sonobeat and Johnny Winter”. Sonobeat Historical Archives. 2018年1月3日閲覧。
- ^ “Johnny Winter - Awards”. AllMusic. 2016年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月3日閲覧。
- ^ Johnny Winter : AllMusic - Biography by William Ruhlmann
- ^ 日本盤リマスターCD(TOCP-67687)ライナーノーツ(北井康仁、2005年4月)
- ^ Johnny Winter - Austin Texas (Vinyl, LP, Album) at Discogs