シカ色デイズ
「シカ色デイズ」 | ||||
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シカ部[メンバー 1] の シングル | ||||
A面 |
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リリース | ||||
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録音 |
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レーベル | Lantis | |||
作詞 | やぎぬまかな | |||
作曲 | 和賀裕希 | |||
プロデュース |
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チャート最高順位 | ||||
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シカ部[メンバー 1] シングル 年表 | ||||
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「シカ色デイズ」(シカいろデイズ)は、声優ユニットであるシカ部[メンバー 1]の楽曲。テレビアニメ『しかのこのこのここしたんたん』のオープニングテーマとして、2024年7月8日に音楽配信され[10]、8月28日にLantisから、エンディングテーマである「シカせんべいのうた」が収録された両A面シングル「シカ色デイズ/シカせんべいのうた」(シカいろデイズ/シカせんべいのうた)として発売された。
制作
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【しかのこ】制作者本人に聞く『シカ色デイズ』誕生秘話!中毒性のあるアニメOP曲はどう生まれた!?聴き続けたくなる秘密は?【My Deer Friend Nokotan しかのこのこのここしたんたん】 - YouTube |
作曲を担当した和賀裕希によると、「シカ色デイズ」を手がける際、アニメ制作サイドから「作品タイトルを連呼する楽曲」と音楽ディレクターである福森優光の「電波ソングを作れるか?」という打診を受け、「『シカ』ありき」で制作を進めて、様々なパターンのフレーズを試した結果、現在のリズムとテンポに落ち着き、アレンジのベースになるジャンルとしてスカを採用したという[1]。
反響
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テレビアニメ「しかのこのこのここしたんたん」OPテーマ「シカ色デイズ」イントロ耐久1時間 - YouTube |
映像外部リンク | |
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TVアニメ「しかのこのこのここしたんたん」虎視虎子(こしたん)オリジナルソング「それゆけ元ヤンこしたん」 - YouTube |
2024年5月28日に『しかのこのこのここしたんたん』を制作したTWIN ENGINEの公式YouTubeチャンネルで、イントロを延々と1時間ループさせた耐久動画が公開され、TikTokやInstagramを中心に、日向坂46の正源司陽子と平尾帆夏をはじめ、最終未来少女の藤咲凪と小野緑、歌手の田中れいな、コスプレイヤーのえなこが「しかのこダンス」を披露したことから話題となり[11]、公開から1か月で543万再生を記録した[12]。その後、IVEのレイや[1][13]、LE SSERAFIMのSAKURA[14]などのK-POPアイドルやインフルエンサーが「しかのこダンス」を披露した影響で、韓国でもブームとなった[13][15]。また、8月10日にaespaが「しかのこダンス」を披露した動画をアップロードした際、鹿乃子のこ役の潘めぐみと虎視餡子役の田辺留依が、X(旧Twitter)にて歓喜に満ちたコメントを投稿した[16][17]。
耐久動画で公開された映像はオープニングでは一切使用しておらず「『例のダンス』シーンが一切出てこない」とされていたが、2024年7月17日にABEMAにて先行配信された第3話「ばしゃめ入学」の作中で、虎視虎子(藤田咲)が披露したオリジナルソング「それゆけ元ヤンこしたん」のワンシーンを抜粋したものであることが判明した[18]。
2024年7月4日に公開されたノンクレジットオープニング映像は、7月9日21時50分時点で1,000万再生を突破した[19]。
第106回全国高等学校野球選手権大会にて、大阪桐蔭高等学校の吹奏楽部が応援歌として「シカ色デイズ」を採用した[20]。同校の吹奏楽部による室内での演奏の様子は、大阪桐蔭高等学校の公式YouTubeで公開されている[21]。これに対し『しかのこのこのここしたんたん』の公式は、X(旧Twitter)にて「しかのこのこのここしたんたんは、頑張る球児を応援しています」と投稿した[22]。
2024年9月19日にTWIN ENGINEの公式YouTubeチャンネルで、スペシャルアニメMVの公開と共に、ノンクレジットオープニング映像の再生回数が2500万回を突破したことが発表された[23]。
この反響を受け福森は、楽曲の一部を検証してみた結果「『1/fゆらぎ効果』に近しいものが意図せず発生している」と指摘している[1][24]。
「しかのこのこのここしたんたん」というフレーズが繰り返される癖になる本楽曲の影響で、「しかのこのこのここしたんたん」がガジェット通信 アニメ流行語大賞2024の銀賞を受賞した[25]。
チャート成績
[編集]シカ色デイズ
[編集]2024年7月8日に配信が開始された本楽曲は、Billboard JAPANのDownload Songsにおいて、1週間の集計期間(7月8日 - 7月14日)のうち最初の3日間の集計期間(7月8日 - 7月10日)による速報値で5,167ダウンロードを売り上げ、1位となっていたが[26]、その後7月12日に配信が開始されたONE OK ROCKの「Delusion:All」(映画『キングダム 大将軍の帰還』の主題歌)に抜かれ、週間ランキングでは8,315ダウンロードで2位となった[7]。その結果、Hot 100では総合ポイント数1,947ポイントで47位にチャートインし[5]、Hot Animationでも12位にチャートインした[6]。なお、年間チャートでは、Download Songsにおいて、93位にチャートインした[9]。
また、オリコンチャートの「デジタルシングル(単曲)ランキング」でも、8,618ダウンロードで週間2位にチャートインした[2]。
両A面シングル
[編集]テレビアニメ『しかのこのこのここしたんたん』のエンディングテーマである「シカせんべいのうた」が収録された両A面シングル「シカ色デイズ/シカせんべいのうた」は、2024年8月28日に発売され、Billboard JapanのTop Singles Salesにおいて、全国で推定2,398枚を売り上げ週間29位にチャートインした[8]。
また、オリコンチャートでは、「シングルランキング」で週間32位に[3]、「アニメシングルランキング」で週間10位にチャートインした[4]。
収録曲
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 時間 |
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1. | 「シカ色デイズ」(シカ部[メンバー 1]) | やぎぬまかな | 和賀裕希 |
# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 時間 |
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1. | 「シカ色デイズ」(シカ部[メンバー 1]) | やぎぬまかな | 和賀裕希 | |
2. | 「シカせんべいのうた」(鹿乃子のこ〈潘めぐみ〉、虎視虎子〈藤田咲〉) |
| 春川仁志 | |
3. | 「シカ色デイズ」(Inst.) | |||
4. | 「シカせんべいのうた」(Inst.) | |||
合計時間: |
参加ミュージシャン
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「シカ色デイズ」
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「シカせんべいのうた」
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脚注
[編集]ユニットメンバー
出典
[編集]- ^ a b c d e 北野創 (2024年7月30日). ““シカ色デイズ”の世界的ヒットの要因はスカにあり? YOASOBI、Creepy Nutsに続く令和のアニソン決定版を徹底考察”. Mikiki. タワーレコード. 2024年8月17日閲覧。
- ^ a b “ONE OK ROCK、映画『キングダム』主題歌 自身通算2作目のデジタルシングル1位【オリコンランキング】”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年7月17日). 2024年7月27日閲覧。
- ^ a b “オリコン週間 シングルランキング 2024年08月26日~2024年09月01日 31~40位”. ORICON NEWS. oricon ME. p. 4. 2024年9月4日閲覧。
- ^ a b “オリコン週間 アニメシングルランキング 2024年08月26日~2024年09月01日”. ORICON NEWS. oricon ME. 2024年10月5日閲覧。
- ^ a b “Billboard Japan Hot 100”. Billboard JAPAN. Charts. 阪神コンテンツリンク (2024年7月17日). 2024年8月3日閲覧。
- ^ a b “Billboard Japan Hot Animation”. Billboard JAPAN. Charts. 阪神コンテンツリンク (2024年7月17日). 2024年8月3日閲覧。
- ^ a b “【ビルボード】ONE OK ROCK「Delusion:All」DLソング初登場1位、「シカ色デイズ」が2位に続く”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年7月17日). 2024年7月27日閲覧。
- ^ a b “Billboard Japan Top Singles Sales”. Billboard JAPAN. Charts. 阪神コンテンツリンク (2024年9月4日). 2024年10月5日閲覧。
- ^ a b “Billboard Japan Top Download Songs Year End”. Billboard JAPAN. Charts. 阪神コンテンツリンク (2024年12月6日). 2024年12月7日閲覧。
- ^ “【急上昇ワード】聴くシカない!『しかのこのこのここしたんたん』OP/EDテーマ配信開始”. OTOTOY (オトトイ株式会社). (2024年7月8日) 2024年7月21日閲覧。
- ^ 小倉楓 (2024年7月5日). “「ヌン」 ネットに“しかのこ”大増殖、日向坂46や田中れいな、えなこらが相次いでシカ化”. ねとらぼ (ITmedia) 2024年7月21日閲覧。
- ^ 本田亜友子 (2024年6月29日). “アニメ「しかのこのこのここしたんたん」、放送開始前に“OPイントロ耐久1時間”動画が500万再生超え”. くらテク ~生活を変えるテクノロジー (ITmedia) 2024年7月26日閲覧。
- ^ a b “IVEレイ、くるくるヘアで“しかのこのこのここしたんたん”踊る動画が人気爆発「無限ループしちゃう」”. モデルプレス (株式会社ネットネイティブ). (2024年7月29日) 2024年9月16日閲覧。
- ^ “ルセラフィムのSAKURAがCUTEな「しかのこ」ダンス コメ欄も復活でファン歓喜”. WWSチャンネル (WWS JAPAN株式会社). (2024年9月9日) 2024年9月16日閲覧。
- ^ “TikTokで話題の「しかのこのこのここしたんたん」はアニメOPからバズ あの・ME:I・HiHi Jetsら続々投稿でK-POP界にも進出”. モデルプレス (株式会社ネットネイティブ). (2024年8月2日) 2024年9月16日閲覧。
- ^ @han_meg_han (2024年8月10日). "推しが、、、推したちが、、、がががが、、、😭❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥". X(旧Twitter)より2024年9月29日閲覧。
- ^ @rui_kanimiso (2024年8月10日). "ワアアアア....🦌🦌🦌🦌!!!!!大好きです.....大好きです.....美しい、可愛い....ありがとうございます....ありがとうございます..." X(旧Twitter)より2024年9月29日閲覧。
- ^ “『しかのこ』OPイントロ耐久ダンスの正体判明! Youtube先行公開”. アニメージュプラス (株式会社徳間書店). (2024年7月18日) 2024年7月21日閲覧。
- ^ “『しかのこのこのここしたんたん』OP映像1000万回再生数を突破 中毒性が話題「癖になる」「平成感」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2024年7月10日) 2024年7月13日閲覧。
- ^ “【甲子園】大阪桐蔭ブラスバンドが「シカ色デイズ」や「はいよろこんで」、現役プロ選手の応援歌などを披露”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2024年8月8日) 2024年8月8日閲覧。
- ^ 『シカ色デイズ(野球応援)【大阪桐蔭高校吹奏楽部】』大阪桐蔭高等学校吹奏楽部OB会、2024年8月7日 。YouTubeより2024年8月8日閲覧。
- ^ @shikanoko_PR (2024年8月8日). "#しかのこのこのここしたんたん は頑張る球児を応援しています📣". X(旧Twitter)より2024年8月10日閲覧。
- ^ “【ぬん】TVアニメ『しかのこのこのここしたんたん』「シカ色デイズ」スペシャルアニメMVを解禁”. マイナビニュース (株式会社マイナビ). (2024年9月19日) 2024年9月21日閲覧。
- ^ 『【しかのこ】制作者本人に聞く『シカ色デイズ』誕生秘話!中毒性のあるアニメOP曲はどう生まれた!?聴き続けたくなる秘密は?【My Deer Friend Nokotan しかのこのこのここしたんたん】』MEW'S BOX、2024年7月10日 。YouTubeより2024年8月17日閲覧。
- ^ “「しかのこ」を抑え金賞は「つむぎ、うれC」(ひみつのアイプリ)『ガジェット通信 アニメ流行語大賞2024』結果発表!銅賞に「ヒンメル理論」”. ガジェット通信. 東京産業新聞社 (2024年12月8日). 2024年12月10日閲覧。
- ^ “【先ヨミ・デジタル】アニメ『しかのこのこのここしたんたん』OP「シカ色デイズ」DLソング首位走行中 夏クールアニメ曲が席巻”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2024年7月12日). 2024年7月13日閲覧。
- ^ “シカ色デイズ/シカせんべいのうた”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2024年7月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- Lantisによる紹介ページ