シリアスアティテュード
シリアスアティテュード | |
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欧字表記 | Serious Attitude |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牝 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 2006年3月23日 |
父 | Mtoto |
母 | Zameyla |
母の父 | Cape Cross |
生国 | アイルランド |
生産者 | Paddy Twomey |
馬主 |
Derek J Willis & Rae Guest |
調教師 | Rae Guest(イギリス)[1] |
競走成績 | |
生涯成績 | 12戦5勝 |
獲得賞金 |
シリアスアティテュード (Serious Attitude) はアイルランドで生産され[1]、イギリスで調教された競走馬である。
経歴
[編集]2008年8月にウィンザー競馬場で競走馬デビュー戦を迎え、2着馬に5馬身差をつけて初勝利を挙げた[1]。続く9月4日にソールズベリー競馬場で行われたディックプールフィリーズステークス(準重賞)では2着馬に3馬身をつけて勝利した。そして重賞およびG1競走初挑戦となったチェヴァリーパークステークスでは1番人気に支持され、2着となったアスペンダーリンに半馬身差をつけて勝利し、無敗でG1競走初勝利を挙げた[1]。その後は休養に入り、3戦3勝で2歳を終えた[2]。
2009年、休養を終えて3歳の緒戦は1000ギニーに出走。2番人気に支持され、レインボーヴューとの無敗馬対決に注目が集まったが、見せ場がなく7着と凡走した。その後サマーステークス (G3) を制し、8月にフランスのモーリス・ド・ゲスト賞へ出走したが8着に敗れた。
2010年、休養を終えて5月8日のリステッド競走で復帰し2着となる。その後6月19日のゴールデンジュビリーステークスでは10着、7月9日のジュライカップでは14着と2戦続けて二桁着順に終わった。続くパークステークス (G2) では9着、ダイアデムステークス (G2) でも5着と勝ち切れないレースが続いた。カナダに遠征し、この年からG1に昇格したニアークティックステークスに出走、ひさびさの勝利を収めるとともにG1競走2勝目となり、その競走を最後に引退した。
競走馬引退後は繁殖牝馬となる。2010年にファシグ・ティプトン主催のセールで社台ファームによって185万ドルで購買され[3][4]、日本で繁殖生活を送っている[4]。2018年11月11日、3番仔のスティッフェリオ(父ステイゴールド)が福島記念を制し、産駒初の重賞制覇を果たした[5][6]。
競走成績
[編集]出走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離 | 着順 | 騎手 | 着差 | 1着(2着)馬 |
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2008.08.10 | ウィンザー | メイドンオークション | 芝6f | 1着 | D.プロバート | 5馬身 | (Kingswinford) | |
2008.09.04 | ソールズベリー | ディックプールフィリーズS | 準重 | 芝6f | 1着 | J.フォーチュン | 3馬身 | (Sneak Preview) |
2008.10.03 | ニューマーケット | チェヴァリーパークS | G1 | 芝6f | 1着 | J.フォーチュン | 1/2馬身 | (Aspen Darlin) |
繁殖成績
[編集]生年 | 馬名 | 性 | 毛色 | 父 | 馬主 | 厩舎 | 戦績 | おもな勝ち鞍 | 出典 | |
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初仔 | 2012年 | アンギアーリ | 牡 | 鹿毛 | ゼンノロブロイ | (有)社台レースホース | 美浦・堀宣行 | 8戦0勝(引退) | [7] | |
2番仔 | 2013年 | サプルマインド | 牝 | 鹿毛 | ディープインパクト | 栗東・藤原英昭 | 18戦4勝(引退・繁殖) | [8] | ||
3番仔 | 2014年 | スティッフェリオ | 牡 | 鹿毛 | ステイゴールド | 栗東・音無秀孝 | 29戦8勝(引退) | 2018年福島記念、2019年小倉大賞典、オールカマー | [9] | |
4番仔 | 2015年 | エバーミランダ | 牝 | 鹿毛 | ディープインパクト | 宇田豊 | 美浦・久保田貴士 | 27戦2勝(引退・繁殖) | [10] | |
5番仔 | 2016年 | シーリアスラブ | 牡 | 鹿毛 | 吉田千津 | 栗東・音無秀孝
→栗東・杉山佳明 |
42戦2勝(引退) | [11] | ||
6番仔 | 2017年 | シリアスフール | 牡 | 鹿毛 | 栗東・西村真幸 | 2戦1勝(引退) | [12] | |||
7番仔 | 2018年 | リオンドール | 牡 | 鹿毛 | オルフェーヴル | (有)社台レースホース | 栗東・音無秀孝
→美浦・田村康仁 |
8戦1勝(引退) | [13] |
血統表
[編集]シリアスアティテュードの血統ブレニム系/Donatello 4×5=9.38%、Northern Dancer 5×5=6.25%(母内) | (血統表の出典) | |||
父 Mtoto 1983 鹿毛 |
父の父 Busted1963 鹿毛 |
Crepello | Donatello | |
Crepuscule | ||||
Sans le Sou | *ヴィミー | |||
Martial Loan | ||||
父の母 Amazer1967 鹿毛 |
*ミンシオ Mincio |
Relic | ||
Merise | ||||
Alzara | Alycidon | |||
Zabara | ||||
母 Zameyla 2001 鹿毛 |
Cape Cross 1994 黒鹿毛 |
Green Desert | Danzig | |
Foreign Courier | ||||
Park Appeal | Ahonoora | |||
Balidaress | ||||
母の母 Angelic Sounds1990 栗毛 |
The Noble Player | The Minstrel | ||
Noble Mark | ||||
Twany Angel | Double Form | |||
Athy Angel F-No.6-f |
血統背景
[編集]- 大叔父、マウントアブ(2001年フォレ賞)
- 半妹バスラットアマル(父ニューアプローチ)の仔に2021年ニュージーランドトロフィー勝ちのバスラットレオン(キズナ)がいる。
脚注
[編集]- ^ a b c d “netkeiba ニュース「シリアスアティチュード、無傷の3連勝でG1制覇」”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ (2008年10月4日). 2012年11月3日閲覧。
- ^ a b c “Serious Attitude (IRE)” (PDF) (英語). Fasig-Tipton Company, Inc. (2010年). 2012年11月10日閲覧。
- ^ “RESULTS for the THE NOVEMBER SALE” (英語). Fasig-Tipton Company, Inc. (2010年). 2012年11月3日閲覧。 “146 F SERIOUS ATTITUDE (IRE)”
- ^ a b Michele MacDonald (2012年8月6日). “Looking Inside Yoshida's 'Jewel Box'” (英語). BloodHorse.com. 2012年11月3日閲覧。
- ^ “シリアスアティテュード(IRE)繁殖牝馬情報:牝系情報”. JBISサーチ. 2018年11月11日閲覧。
- ^ “【福島記念】スティッフェリオが好位抜け出しで重賞初制覇!”. サンケイスポーツ (2018年11月11日). 2018年11月11日閲覧。
- ^ “アンギアーリ”. netkeiba.com. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “サプルマインド”. netkeiba.com. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “スティッフェリオ”. netkeiba.com. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “エバーミランダ”. netkeiba.com. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “シーリアスラブ”. netkeiba.com. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “シリアスフール”. netkeiba.com. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “リオンドール | 競走馬データ”. netkeiba.com. 2021年7月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post