ジョシュ・ネイラー

ジョシュ・ネイラー
*Josh Naylor*
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
	クリーブランド・ガーディアンズ時代; (2023年1月21日)
基本情報
国籍	カナダ
出身地	オンタリオ州ミシサガ
生年月日	1997年6月22日（27歳）
身長; 体重	6' 0" ＝約182.9 cm; 225 lb ＝約102.1 kg
選手情報
投球・打席	左投左打
ポジション	一塁手、外野手
プロ入り	2015年 MLBドラフト1巡目
初出場	2019年5月24日
年俸	$6,500,000（2024年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	セントジョアン・オブ・アルク・カトリック（英語版）; サンディエゴ・パドレス (2019 - 2020); クリーブランド・インディアンス; クリーブランド・ガーディアンズ (2020 - 2024);
国際大会
代表チーム	カナダ
WBC	2017年
	この表について

ジョシュア=ダグラス・ジェームズ・ネイラー（Joshua-Douglas James Naylor, 1997年 6月22日 - ）は、カナダのオンタリオ州ミシサガ出身のプロ野球選手（一塁手、外野手）。左投左打。MLBのアリゾナ・ダイヤモンドバックス所属。

実弟のボー・ネイラー、従弟のデンゼル・クラークもプロ野球選手^[2]。

経歴

プロ入りとマーリンズ傘下時代

2015年のMLBドラフト1巡目（全体12位）でマイアミ・マーリンズから指名され^[3]、7月2日に契約を結んでプロ入りを果たした^[4]。契約締結翌日の7月3日に傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・マーリンズへ配属された^[5]。25試合に出場して打率327、1本塁打、16打点を記録した^[6]。

8月11日には「オーストラリア・カナダ・フレンドリー・シリーズ 2015」のカナダ代表に選出された^[7]。8月24日に同年のWBSC U-18ワールドカップのカナダ代表に選出された^[8]。同大会では大会最多の3本の本塁打を記録し、ベストナインに選出された。

2016年4月4日にA級グリーンズボロ・グラスホッパーズへ配属され、開幕を迎えた。6月3日にストーン・ギャレットにナイフを用いた悪戯で親指を負傷させてしまった^[9]。6月7日に同年のサウス・アトランティックリーグ・オールスターゲームに選出された^[10]。また、同じカナダ出身のタイラー・オニールと共にオールスター・フューチャーズゲームにも選出された^[11]。A級グリーンズボロでは89試合に出場し、打率.269、9本塁打、54打点、92安打を記録した^[6]。

パドレス時代

2016年7月29日にアンドリュー・キャッシュナー、コリン・レイ、タイロン・ゲレーロとのトレードで、ジャレッド・コザート、カーター・キャップス、ルイス・カスティーヨと共にサンディエゴ・パドレスへ移籍した^[12]。同日中に傘下のA+級レイクエルシノア・ストーム（英語版）へ配属された^[13]。33試合に出場して打率.252、3本塁打、21打点、35安打を記録した^[6]。

2017年開幕前の2月8日に第4回WBCのカナダ代表に選出された^[14]。代表は3月12日のアメリカ合衆国戦で敗戦し、3連敗となり、次大会は予選からの参加となった^[15]。

シーズンではA+級レイクエルシノアとAA級サンアントニオ・ミッションズでプレーし、2球団合計で114試合に出場して打率.280、10本塁打、64打点、9盗塁を記録した。6月29日には同じカナダ出身のカル・クアントリル、マイク・ソロカと共に^[16]、オールスター・フューチャーズゲームの世界選抜に2年連続で選出された^[17]。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズ（英語版）に所属した。

2018年はAA級サンアントニオでプレーし、128試合に出場して打率.297、17本塁打、74打点、5盗塁を記録した。

2019年の開幕はAAA級エルパソ・チワワズで迎え、5月24日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした^[18]。同日のトロント・ブルージェイズ戦にて「7番・指名打者」で先発出場してメジャーデビュー（結果は4打数無安打）。この年メジャーでは94試合に出場して打率.249、8本塁打、32打点、1盗塁を記録した。

インディアンス / ガーディアンズ時代

2020年8月31日にマイク・クレビンジャー、グレッグ・アレン、後日発表選手^{[注 1]}とのトレードで、オースティン・ヘッジス、カル・クアントリル、ガブリエル・アリアス、オーウェン・ミラー、ジョーイ・カンティーヨ（英語版）と共にクリーブランド・インディアンスへ移籍した^[19]。この年は2球団合計で40試合に出場して打率.247、1本塁打、6打点、1盗塁を記録した。

2021年はレギュラーとして69試合に出場し、打率.253、7本塁打、21打点、1盗塁を記録した。しかし6月27日の試合で守備の際に野手と交錯、右足首を脱臼骨折に加えて靭帯も断裂する重傷を負い手術を受け^[20]、残りのシーズンを棒に振った。

ダイヤモンドバックス時代

2024年12月21日にスレイド・セッコニ（英語版）、MLBドラフト戦力均衡ラウンドBの指名権とのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した^[21]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2019	SD	94	279	253	29	63	15	0	8	102	32	1	1	1	25	1	0	64	4	.249	.315	.403	.719
2020	SD	18	38	36	4	10	0	1	1	15	4	1	0	0	1	0	1	4	2	.278	.316	.417	.732
2020	CLE	22	66	61	9	14	3	0	0	17	2	0	0	0	4	0	0	8	0	.230	.277	.279	.556
'20計		40	104	97	13	24	3	1	1	32	6	1	0	0	5	0	1	12	2	.247	.291	.330	.621
2021		69	250	233	28	59	13	0	7	93	21	1	0	0	14	1	2	45	7	.253	.301	.399	.700
2022		122	498	449	47	115	28	0	20	203	79	6	1	5	38	4	6	80	13	.256	.319	.452	.771
2023		121	495	452	52	139	31	0	17	221	97	10	3	7	33	9	3	68	11	.308	.354	.489	.843
2024		152	633	563	84	137	27	0	31	257	108	6	2	4	58	7	7	105	17	.243	.320	.456	.776
MLB：6年		598	2259	2047	253	537	117	1	84	908	343	25	7	17	173	22	19	374	54	.262	.323	.444	.767

2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

年度	球団	一塁（1B）						左翼（LF）						右翼（RF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2019	SD	-						33	42	2	3	1	.936	31	42	2	3	0	.936
2020	SD	3	7	2	0	0	1.000	3	3	0	0	0	1.000	4	2	0	0	0	1.000
2020	CLE	2	1	0	0	0	1.000	19	23	0	0	0	1.000	-
'20計		5	8	2	0	0	1.000	22	26	0	0	0	1.000	4	2	0	0	0	1.000
2021		15	78	11	2	6	.978	-						51	79	5	2	0	.977
2022		88	647	51	6	65	.991	-						5	10	1	0	0	1.000
2023		91	680	50	4	59	.995	-						1	1	0	0	0	1.000
2024		137	1008	69	9	110	.992	-						-
MLB		336	2421	183	21	240	.992	55	68	2	3	1	.959	92	134	8	5	0	.966

2024年度シーズン終了時

表彰

カナダ代表

2015 WBSC U-18ワールドカップ最多本塁打
2015 WBSC U-18ワールドカップベストナイン
ティップ・オニール賞 1回（2023年）

記録

MiLB

背番号

22（2019年 - 2020年8月30日、2021年 - ）
31（2020年8月31日 - 同年終了）

代表歴

2015 WBSC U-18ワールドカップカナダ代表
2017 ワールド・ベースボール・クラシック・カナダ代表

脚注

[脚注の使い方]

注釈

^ マット・ウォルドロンと発表されている。

出典

^ “Josh Naylor Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2024年8月27日閲覧。
^ Blake Williams (2021年3月25日). “Amid the hype surrounding him, Denzel Clarke keeps his eyes on the prize” (英語). Daily Sundial. 2022年3月9日閲覧。
^ Miami Marlins 2015 Draft Selections MLB.com （英語）
^ Transaction 2015 July MLB.com （英語）
^ Gulf Coast League Transactions July 2015 MiLB.com （英語）
^ ^a ^b ^c Josh Naylor stats MiLB.com （英語）
^ Baseball Canada Announces 2015 Junior National Team Selection Camp Roster Baseball Canada （英語） (2015年8月11日) 2016年2月26日閲覧
^ Baseball Canada announces roster for WBSC U-18 Baseball World Cup Baseball Canada （英語） (2015年8月24日) 2016年2月26日閲覧
^ Marlins: Naylor injures teammate with knife MiLB.com （英語） (2016年6月5日) 2017年3月29日閲覧
^ Four Hoppers Selected for SAL All-Star Game MiLB.com （英語） (2016年6月7日) 2017年3月29日閲覧
^ Naylor and O'Neill named to SiriusXM All-Star Futures Game World roster Baseball Canada （英語） (2016年6月28日) 2017年3月29日閲覧
^ Padres acquire four players from Miami Marlins in seven-player trade MLB.com Press Release （英語） (2016年7月29日) 2016年3月16日閲覧
^ California League Transactions July 2016 MiLB.com （英語） (2016年7月29日) 2017年3月29日閲覧
^ Canada roster announced for 2017 World Baseball Classic Baseball Canada （英語） (2017年2月8日) 2017年3月16日閲覧
^ Canada eliminated from World Baseball Classic Baseball Canada （英語） (2017年3月12日) 2017年3月29日閲覧
^ Naylor, Quantrill, Soroka named to Futures Game Baseball Canada （英語） (2017年6月29日) 2017年8月3日閲覧
^ Moncada, Rosario highlight loaded Futures Game rosters MLB.com （英語） (2017年6月29日) 2017年8月3日閲覧
^ Keegan Matheson (2019年5月24日). “Prospect Naylor makes debut in native Canada” (英語). MLB.com. 2019年5月25日閲覧。
^ Staff, TSN ca (2020年8月31日). “Report: San Diego Padres acquire P Clevinger; Canadians Quantrill, Naylor headed to Cleveland - TSN.ca” (英語). TSN. 2020年8月31日閲覧。
^ Press, Associated (2022年3月27日). “Guardians' Josh Naylor back from ankle injury that cut short '21” (英語). MLB | NBC Sports. 2022年4月5日閲覧。
^ “D-backs acquire Josh Naylor in trade with Guardians” (英語). MLB.com. 2024年12月22日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Josh Naylor stats MiLB.com （英語）
ジョシュ・ネイラー (@joshnaylor44) - X（旧Twitter）

この項目は、野球選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球選手/P野球）。

[19] マット・ウォルドロンと発表されている。

[1] “Josh Naylor Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2024年8月27日閲覧。

[2] Blake Williams (2021年3月25日). “Amid the hype surrounding him, Denzel Clarke keeps his eyes on the prize” (英語). Daily Sundial. 2022年3月9日閲覧。

[3] Miami Marlins 2015 Draft Selections MLB.com （英語）

[4] Transaction 2015 July MLB.com （英語）

[5] Gulf Coast League Transactions July 2015 MiLB.com （英語）

[MiLB-6] Josh Naylor stats MiLB.com （英語）

[7] Baseball Canada Announces 2015 Junior National Team Selection Camp Roster Baseball Canada （英語） (2015年8月11日) 2016年2月26日閲覧

[8] Baseball Canada announces roster for WBSC U-18 Baseball World Cup Baseball Canada （英語） (2015年8月24日) 2016年2月26日閲覧

[9] Marlins: Naylor injures teammate with knife MiLB.com （英語） (2016年6月5日) 2017年3月29日閲覧

[10] Four Hoppers Selected for SAL All-Star Game MiLB.com （英語） (2016年6月7日) 2017年3月29日閲覧

[11] Naylor and O'Neill named to SiriusXM All-Star Futures Game World roster Baseball Canada （英語） (2016年6月28日) 2017年3月29日閲覧

[12] Padres acquire four players from Miami Marlins in seven-player trade MLB.com Press Release （英語） (2016年7月29日) 2016年3月16日閲覧

[13] California League Transactions July 2016 MiLB.com （英語） (2016年7月29日) 2017年3月29日閲覧

[14] Canada roster announced for 2017 World Baseball Classic Baseball Canada （英語） (2017年2月8日) 2017年3月16日閲覧

[15] Canada eliminated from World Baseball Classic Baseball Canada （英語） (2017年3月12日) 2017年3月29日閲覧

[16] Naylor, Quantrill, Soroka named to Futures Game Baseball Canada （英語） (2017年6月29日) 2017年8月3日閲覧

[17] Moncada, Rosario highlight loaded Futures Game rosters MLB.com （英語） (2017年6月29日) 2017年8月3日閲覧

[18] Keegan Matheson (2019年5月24日). “Prospect Naylor makes debut in native Canada” (英語). MLB.com. 2019年5月25日閲覧。

[20] Staff, TSN ca (2020年8月31日). “Report: San Diego Padres acquire P Clevinger; Canadians Quantrill, Naylor headed to Cleveland - TSN.ca” (英語). TSN. 2020年8月31日閲覧。

[21] Press, Associated (2022年3月27日). “Guardians' Josh Naylor back from ankle injury that cut short '21” (英語). MLB | NBC Sports. 2022年4月5日閲覧。

[22] “D-backs acquire Josh Naylor in trade with Guardians” (英語). MLB.com. 2024年12月22日閲覧。

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[注 1]

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表話編歴アリゾナ・ダイヤモンドバックスロースター
投手	43 スレイド・セコーニ（英語版） 45 イルバー・ディアス（英語版） -- ジョー・エルビス（英語版） 23 ザック・ガレン 37 ケビン・ジンケル 47 トミー・ヘンリー（英語版） 99 ドレイ・ジェイムソン 40 ブライス・ジャービス 29 メリル・ケリー 35 ジョー・マンティプリー 63 ジャスティン・マルティネス -- セス・マルティネス（英語版） 64 クリスチャン・メナ（英語版） 52 ジョーダン・モンゴメリー 24 カイル・ネルソン 19 ライン・ネルソン 32 ブランドン・ファート 33 A.J.パック 57 エドゥアルド・ロドリゲス 27 アンドリュー・サールフランク（英語版）（制限リスト） 81 ライアン・トンプソン 48 ブレイク・ウォルストン
捕手	25 エイドリアン・デル・カスティーヨ 11 ホセ・ヘレーラ（英語版） 14 ガブリエル・モレノ
内野手	9 ブレイズ・アレクサンダー 10 ジョーダン・ロウラー 4 ケーテル・マルテ 2 ヘラルド・ペルドモ 28 エウヘニオ・スアレス -- ティム・タワ（英語版）
外野手	1 ホルヘ・バロサ（英語版） 7 コービン・キャロル 12 ルルデス・グリエル・ジュニア 31 ジェイク・マッカーシー 26 ペイビン・スミス 5 アレク・トーマス
監督・コーチ	17 トーリ・ロブロ（監督） 82 ジェフ・バニスター（ベンチコーチ） 74 ジョー・マザー（英語版）（打撃コーチ） -- トラビス・デンカー（打撃コーチ補佐） -- ブライアン・カプラン（英語版）（投手コーチ） -- オーウェン・デュー（投手コーチ補佐） 39 デーブ・マッケイ（英語版）（一塁コーチ） -- ショーン・ラーキン（英語版）（三塁コーチ） -- ウェリントン・セペダ（英語版）（ブルペンコーチ）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧 2024年12月13日更新

経歴