ヒトリノ夜
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(ジレンマ (ポルノグラフィティの曲)から転送)
「ヒトリノ夜」 | ||||||||||||||
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ポルノグラフィティ の シングル | ||||||||||||||
初出アルバム『ロマンチスト・エゴイスト』 | ||||||||||||||
B面 | ジレンマ | |||||||||||||
リリース | ||||||||||||||
規格 |
8cmシングル マキシシングル(再発盤) | |||||||||||||
ジャンル | J-POP、ロック | |||||||||||||
時間 | ||||||||||||||
レーベル | SME Records | |||||||||||||
作詞 | ハルイチ | |||||||||||||
作曲 | ak.homma | |||||||||||||
プロデュース | 田村充義、本間昭光 | |||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||
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チャート最高順位 | ||||||||||||||
ポルノグラフィティ シングル 年表 | ||||||||||||||
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「ヒトリノ夜」(ヒトリノよる)は、ポルノグラフィティの楽曲。2000年1月26日にSME Recordsより2作目のシングルとしてリリースされた。
概要
[編集]前作『アポロ』から約4か月半ぶりのリリース。
ジャケットには♂と♀を用いた「PORNO GRAFFITTI」のロゴマークが初めて使用された。
累計で約24万枚の売上を記録しているが、サザンオールスターズ「TSUNAMI」、モーニング娘。「恋のダンスサイト」、椎名林檎「ギブス」「罪と罰」、鈴木あみ「Don’t need to say good bye」と発売日が重なり、初登場となった2000年2月7日付オリコン週間シングルランキングにはL'Arc~en~Ciel「NEO UNIVERSE/finale」、倉木麻衣「Love, Day After Tomorrow」、Mr.Children「口笛」がランクインしていたこともあり、オリコンチャート最高位は12位にとどまった。2024年時点において、ポルノグラフィティのCD作品でオリコンチャートTOP10入りを果たせなかった唯一の作品である。
2006年3月29日に12cmマキシシングル盤で前作『アポロ』と共に再リリースされた。
収録曲
[編集]全編曲: ak.homma。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「ヒトリノ夜」 | ハルイチ | ak.homma | |
2. | 「ジレンマ」 | ハルイチ | シラタマ | |
3. | 「ヒトリノ夜 (Backing track)」 | |||
合計時間: |
楽曲解説
[編集]- ヒトリノ夜
- SME及びアミューズと契約を結び、メジャーデビューに向けて楽曲制作に取り組んでいた1998年頃に制作された楽曲。
- 元々は本楽曲がデビューシングルになる予定であったが[3]、タイアップの兼ね合い等から1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』の制作終盤に生まれた「アポロ」がデビューシングルに選ばれた[4]。
- 制作当初は詞曲共にプロデューサーの本間昭光(ak.homma)が担当していたが、タイアップ決定を受けてメロディやコード進行を変更した際に、新藤によってサビを除く大半の歌詞が書き換えられた。そのため「ヒトリノ夜」というタイトルと歌詞の一部はak.hommaによるものである[5]。
2016年に開催されたlove up! 会員限定ライヴイベント『FANCLUB UNDERWORLD 5』では、「ヒトリノ夜 〜インディーズver.〜」として制作当初のバージョンが披露されている[4]。
- ジレンマ
- インディーズ時代から歌われ続けてきたライヴ定番曲で[6]、その大半がアンコールのラスト1曲での披露である。
- 大阪でインディーズ活動を始める1年前(1993年夏頃)に制作された楽曲で、オリジナル2曲目[6][注釈 2]。インディーズバージョンからはアレンジや歌詞が変更されており、打ち込みも加えられている[6]。
- 歌詞中に登場する「love up」は新藤による造語で、後に公式ファンクラブの名称(love up!)に用いられた。また、サビのコーラスパートでは「journeyman」「jumping jack」「Tumbling dice」「Ramblingman」など、エリック・クラプトン、ローリング・ストーンズ、オールマン・ブラザーズ・バンドの作品名を引用している[7]。
Additional Musicians
[編集]- ヒトリノ夜
- A.Guitar: 林部直樹
- Strings: NAOTO Strings
- Synthesist: 飯田高広
- E.Guitar Sound Designer: 遠藤太郎
- All Other Instruments: 本間昭光
- ジレンマ
- 不明
収録作品
[編集]カバー
[編集]- ヒトリノ夜
-
- RAISE A SUILEN[レイヤ(Raychell)] - 2020年5月27日発売のアルバム『バンドリ! ガールズバンドパーティ! カバーコレクション Vol.4』に収録。
- 渕上舞 - 2024年2月14日発売の配信限定シングル『ヒトリノ夜 from CrosSing』に収録。カバーソングプロジェクト『CrosSing - Music&Voice-』の楽曲としてのリリース[8]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 第17話‐第45話。なお、第42話・第45話は総集編。
- ^ 初のオリジナル曲は「M・O・O・D」で、本楽曲と同じく1993年夏頃に制作された[6]。
- ^ 『"NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜" DAY2』に収録。
- ^ アルバムバージョンでの収録。
- ^ 『16thライヴサーキット "UNFADED" Live in YOKOHAMA ARENA 2019』『"NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜" DAY1』に収録。
- ^ 映像特典の『CYBERロマンスポルノ'20 〜REUNION〜』に収録。
- ^ 特典映像の『19thライヴサーキット "PG wasn't built in a day" Live at TOKYO ARIAKE ARENA 2024』に収録。
出典
[編集]- ^ “ヒトリノ夜”. ORICON STYLE. オリコン. 2013年6月5日閲覧。
- ^ “you大樹”. オリコン. 2013年6月12日閲覧。
- ^ “ポルノグラフィティの最大の特徴をロックへの敬愛と共に捧げた『ロマンチスト・エゴイスト』(2/2)”. OKMusic (2019年9月4日). 2020年2月3日閲覧。
- ^ a b 『FANCLUB UNDERWORLD 5 Live in Zepp DiverCity 2016』. SME Records. 2016年10月26日.
- ^ 『WHAT's IN?』、エムオン・エンタテインメント、2013年12月。
- ^ a b c d 『ポルノグラフィティ ワイラノクロニクル―B.PASS SPECIAL EDITION』シンコーミュージック、2001年3月1日。
- ^ “ポルノグラフィティの最大の特徴をロックへの敬愛と共に捧げた『ロマンチスト・エゴイスト』(3/3)”. OKMusic (2019年9月4日). 2020年2月3日閲覧。
- ^ “CrosSingより、声優・渕上舞が初の男性曲を歌唱!ポルノグラフィティ「ヒトリノ夜」をカバー!”. リスアニ! (2024年2月15日). 2024年2月17日閲覧。
テレビアニメ『GTO』オープニングテーマ 2000年1月16日 - 9月24日 | ||
前作: L'Arc〜en〜Ciel 「Driver's High」 |
ポルノグラフィティ 「ヒトリノ夜」 |
次作: - |