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スコット・バーロウ (野球)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スコット・バーロウ
Scott Barlow
クリーブランド・ガーディアンズ #58
カンザスシティ・ロイヤルズ時代
(2019年8月25日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 コネチカット州ニューロンドン郡ニューロンドン
生年月日 (1992-12-18) 1992年12月18日(31歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2011年 MLBドラフト6巡目
初出場 2018年4月30日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

スコット・A・バーロウScott A. Barlow, 1992年12月18日 - )は、アメリカ合衆国コネチカット州ニューロンドン郡ニューロンドン出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBクリーブランド・ガーディアンズ所属。

メディアによっては「バーロー」と表記されることもある。

経歴

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プロ入りとドジャース傘下時代

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2011年MLBドラフト6巡目(全体194位)でロサンゼルス・ドジャースから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ドジャースでプロデビューし、2試合に登板した。

2012年トミー・ジョン手術を受けたため、全休した。

2013年パイオニアリーグのルーキー級オグデン・ラプターズ英語版でプレーし、15試合に先発登板して4勝3敗、防御率6.20、51奪三振を記録した。

2014年はA級グレートレイクス・ルーンズでプレーし、23試合(先発21試合)に登板して6勝7敗1セーブ、防御率4.50、104奪三振を記録した。

2015年はルーキー級アリゾナリーグ・ドジャース、A級グレートレイクス、A+級ランチョクカモンガ・クエークス、AAA級オクラホマシティ・ドジャースでプレーし、4球団合計で19試合(先発18試合)に登板して8勝6敗、防御率3.35、79奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグス英語版に所属した。

2016年はAA級タルサ・ドリラーズでプレーし、24試合(先発23試合)に登板して4勝7敗、防御率4.50、102奪三振を記録した。

2017年はAA級タルサとAAA級オクラホマシティでプレーし、2球団合計で26試合に先発登板して7勝6敗、防御率3.29、160奪三振を記録した。オフの11月6日にFAとなった[1]

ロイヤルズ時代

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2017年12月7日、メジャー契約でカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[2]

2018年の開幕は傘下のAAA級オマハ・ストームチェイサーズで迎えた。4月はメジャーに3度昇格したが、デビューは3度目の昇格となった後の4月30日のボストン・レッドソックス戦だった[3]。この年メジャーでは6試合に登板して1勝1敗、防御率3.60、15奪三振を記録した。オフの10月29日に2018日米野球のMLB選抜に選出された[4]

2019年のロイヤルズの開幕ロースターに入った[5]。4月17日のシカゴ・ホワイトソックス戦で延長10回に登板しメジャー初セーブを挙げた[6]

パドレス時代

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2023年8月1日にヘスス・リオスヘンリー・ウィリアムスとのトレードでサンディエゴ・パドレスへ移籍した[7]。パドレスでは25試合に登板し、防御率3.07という成績であった。

ガーディアンズ時代

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2023年11月17日にエニエル・デロスサントスとのトレードでクリーブランド・ガーディアンズへ移籍した[8]

投球スタイル

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2018年まではフォーシームが投球の約半分を占めていたが年々減少傾向にあり、クローザーとして定着して以降はスライダーカーブが投球の約7割を占める。[9]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2018 KC 6 0 0 0 0 1 1 0 0 .500 65 15.0 16 2 3 0 0 15 0 0 7 6 3.60 1.27
2019 61 0 0 0 0 3 3 1 14 .500 310 70.1 64 6 37 3 3 92 5 1 33 33 4.22 1.44
2020 32 0 0 0 0 2 1 2 7 .667 125 30.0 27 4 9 2 2 39 2 0 14 14 4.20 1.20
2021 71 0 0 0 0 5 3 16 14 .625 306 74.1 61 4 28 2 2 91 4 0 20 20 2.42 1.20
2022 69 0 0 0 0 7 4 24 6 .636 290 74.1 52 9 22 1 3 77 5 0 23 18 2.18 1.00
2023 38 0 0 0 0 2 4 13 0 .333 176 38.2 38 3 22 1 1 47 3 0 26 23 5.35 1.55
SD 25 0 0 0 0 0 2 0 7 .000 123 29.1 23 1 12 2 4 32 0 0 13 10 3.07 1.19
'23計 63 0 0 0 0 2 6 13 7 .250 299 68.0 61 4 34 3 5 79 3 0 39 33 4.37 1.40
MLB:6年 302 0 0 0 0 20 18 56 48 .526 1395 332.0 281 29 133 11 15 393 19 1 136 124 3.36 1.25
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手(P)












2018 KC 6 1 2 1 0 .750
2019 61 1 6 0 0 1.000
2020 32 0 2 1 0 .667
2021 71 1 6 0 0 1.000
2022 69 7 2 0 0 1.000
2023 38 0 7 0 0 1.000
SD 25 0 5 0 1 1.000
'23計 63 0 12 0 1 1.000
MLB 302 10 30 2 1 .952
  • 2023年度シーズン終了時

背番号

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  • 58(2018年 - )

代表歴

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脚注

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  1. ^ MLB公式プロフィール参照。2018年11月11日閲覧。
  2. ^ Maria Torres (2017年12月7日). “Royals sign a former Dodgers minor-leaguer who had Tommy John surgery” (英語). The Kansas City Star. 2018年11月11日閲覧。
  3. ^ Kansas City Royals at Boston Red Sox Box Score, April 30, 2018” (英語). Baseball-Reference.com. 2018年11月11日閲覧。
  4. ^ 2018日米野球 MLBオールスターチーム コーチ・出場予定選手発表 侍ジャパン公式サイト (2018年10月29日) 2018年11月11日閲覧
  5. ^ Royals Finalize Opening Day Roster”. mlb.com (March 28, 2019). 2019年11月6日閲覧。
  6. ^ Royals vs. White Sox”. ESPN (April 17, 2019). November 6, 2019閲覧。
  7. ^ Padres Acquire RHP Scott Barlow from Royals”. MLB.com (2023年8月2日). 2024年4月14日閲覧。
  8. ^ Shaun O'Neill (2023年11月17日). “Padres deal for reliever De Los Santos from Guardians” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年4月14日閲覧。
  9. ^ Scott Barlow Pitching Stat Details”. Baseball Cube. 2018年11月11日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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