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スプーン一杯の幸せ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スプーン一杯の幸せ』(スプーンいっぱいのしあわせ)は、ポエム・エッセイ・小説を集めた落合恵子の小説のシリーズ。1973年から3年間、祥伝社「ノン・ブック」より6冊のシリーズが刊行された。および、同作を原作とし、1975年に製作・公開された日本映画

シリーズ

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  • スプーン一杯の幸せ 愛を語る三つの形(1973年)
  • 続・スプーン一杯の幸せ 愛と生のメルヘン(1973年)
  • 続々・スプーン一杯の幸せ おとなの愛の処方箋(1974年
  • 恋・スプーン一杯の幸せ 愛の日々はシーソーゲーム(1975年)
  • 愛・スプーン一杯の幸せ ぶきっちょな恋の日々に(1975年)
  • 新・スプーン一杯の幸せ 愛と不安の春夏秋冬(1976年

すべてのシリーズのブックカバーには当時の人気女性アイドル歌手による推薦文が掲載された。

映画

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スプーン一杯の幸せ
監督 広瀬襄
脚本 山根成之
南部英夫
落合恵子
製作 樋口清
出演者 桜田淳子
浜木綿子
黒沢年男
早乙女愛
坂上二郎
音楽 高田弘
主題歌 桜田淳子ひとり歩き
撮影 竹村博
編集 太田和夫
製作会社 松竹
サン・ミュージック
配給 松竹
公開 日本の旗 1975年4月26日
上映時間 90分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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松竹サンミュージック提携作品。当時のトップアイドル桜田淳子の映画主演第一回作品。ロケ地には上野駅前、不忍池京浜女子大学蓮台寺駅石廊崎などが使用された。企画段階では、相手役は黒沢年男ではなく夏木陽介だった。ちなみに太川陽介が相手役に応募していた。 監督は広瀬襄(第一回監督作品)。

キャスト

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主題歌

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スタッフ

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宣伝

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桜田淳子の誕生日である4月14日に合わせ、1975年の同日、ファン1500人を集めて松竹大船撮影所花見の交歓会が開かれた[1]

同時上映

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想い出のかたすみに

※1975年初めの段階では郷ひろみ主演もので、『スプーン一杯の幸せ』と合わせ、歌手主演による青春もの二本立てが企画されていたが[2]、郷のスケジュールが調整が出来ず変更された[2]。郷が中村にスライドしたのか、企画そのものが変更されたのかは分からない。

脚注

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  1. ^ 「松竹・宮本宣伝部長"宣伝"に挑戦 撮影所・スタアをフルに使って全国的な組織動員を計る 語る人 宮本実(松竹・宣伝部長) 聞き手・北浦馨」『映画時報』1975年3月号、映画時報社、12-13頁。 
  2. ^ a b 「映画界東西南北談議 映画復興の二年目は厳しい年 新しい映画作りを中心に各社を展望」『映画時報』1975年2月号、映画時報社、36頁。 

外部リンク

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