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マルイチ (岩手県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社マルイチ
Maruichi Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
020-0044
岩手県盛岡市城西町13番1号
設立 1957年(昭和32年)12月
業種 小売業
法人番号 7400001000836 ウィキデータを編集
事業内容 生鮮食料品・加工食品・酒類・惣菜・くすり・日用雑貨等の販売
代表者 小笠原弘治(代表取締役)
資本金 30百万円
決算期 8月31日
主要株主 ベルジョイス 
外部リンク http://www.super-maruichi.co.jp/
特記事項:1950年創業。
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株式会社マルイチMaruichi Co., Ltd.)は、岩手県盛岡市に本社を置くスーパーマーケットCGCグループに加盟している[1]

概要

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1950年盛岡市材木町にて酒販店として創業。1957年、総合食品セルフサービス店の開業と同時に株式会社に改組した。

盛岡を地盤に、スーパーマーケットや酒のディスカウントストア「タストヴァン」などを運営。共同卸の「ベルグループ」(ベルプラスアークスグループベルジョイス系列)に加盟し商品供給を受ける。ベルプラスの資本参加を受け、事実上同社の傘下にあるが、独立運営を志向している。

長らく盛岡市周辺を商圏としてきたが、1997年3月15日に「タストヴァン北上店」で北上市に進出(2019年5月6日閉店[2])したのをきっかけに南下。100円ショップセリア」や「業務スーパー」にフランチャイズ加盟し展開。沿岸の山田町久慈市にも出店している。

2009年には、同社と秋田県に本拠を置くタカヤナギ伊徳ホールディングスの4社による経営統合を発表した。当時他の3社はCGCグループに加盟していたことから、統合計画発表後当社も加盟(それ以前からベルグループ経由でCGCからの仕入れは行っていた。)。その後2010年に計画は白紙となり[3]、一時はベルプラスと2社での経営統合を模索した(現在は先述の通り独立の方針)。

2013年に社名を「マルイチ」に変更している[4]

2019年に従来のポイントカードに代わり、電子マネー付きポイントカード「CoGCa」(コジカ)を導入している。

沿革

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  • 1950年(昭和25年) - 創業。
  • 1957年(昭和32年)12月 - セルフ型店舗開業。
  • 1973年(昭和48年) - 盛岡市城西町(現本社所在地)に「スーパーマーケットマルイチ」として開店。
  • 1994年(平成6年) - 酒販業態「タストヴァン」開店。
  • 1997年(平成9年) - 「タストヴァン北上店」を出店し、北上市に進出(後に撤退)。
  • 2001年(平成13年) - 100円ショップ「セリア」FC運営開始。
  • 2004年(平成16年) - 「ビッグハウス」開店。
  • 2005年(平成17年) - 「業務スーパー」開店。
  • 2013年(平成25年) - 社名を「スーパーマーケットマルイチ」から「マルイチ」に変更。
  • 2019年(令和元年) - 電子マネー付きポイントカード「コジカ」を導入[5]

運営店舗

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スーパーマーケット

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  • マルイチ
盛岡市に9店舗、奥州市釜石市に各2店舗、矢巾町宮古市に各1店舗展開。なお、盛岡市内のみたけ店には「Wing food market」(ウイング フードマーケット)、同じく盛岡市内の緑が丘店と中の橋通店には「MarketPlace」(マーケットプレース)のサブネームが付与される。コジカ利用可能。
  • マルイチマルシェ
岩手県産の生鮮食品の品揃えを強化したスーパーマーケット。久慈市大船渡市花巻市に各1店舗展開。
  • ビッグハウス
ベルジョイスほかアークスグループを始めとするCGCグループ共通のディスカウントスーパーブランド。
上盛岡店のみ運営。
エリアフランチャイジー。盛岡市に4店舗、奥州市と花巻市に2店舗、雫石町八幡平市・久慈市・山田町・釜石市・大船渡市に各1店舗展開している。
マルイチ業態から転換した店舗もあれば、併設する形で出店している店舗もある。
酒類の他、生鮮食品や一部CGC商品も取り扱っている。コジカは利用不可。

その他

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  • タストヴァン(酒専門店)
殆どの店舗が前述のマルイチ・マルイチマルシェ・業務スーパーに併設される形で展開。
城西店(本部の1階に出店)のみ独立店舗扱いされているが、同店もマルイチが隣接して出店している。
  • 産直はなまる市場(産地直売所)
全店が前述の各スーパーマーケットに併設もしくは隣接の形で営業している。
ただし、上盛岡店(ビッグハウス上盛岡店の別棟に出店)は公式サイト上では独立店扱いとなっている[6]
FC店舗。盛岡市に1店舗。

過去

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  • マルイチプレンティ
特売やチラシ配布を抑えたEDLP業態。
ななっくに1号店をオープンし、業態転換したものと合わせ盛岡市内に3店舗展開されていたが、ななっく店は2019年5月15日に閉店[7]、他の2店舗もマルイチ業態に再転換している。

脚注

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  1. ^ 宮崎県内にも同業種かつ同名の「株式会社マルイチ」が存在するが関連性は無い
  2. ^ タストヴァン北上店閉店のごあいさつ マルイチ(2019年5月10日) 2019年7月10日閲覧。
  3. ^ “秋田・岩手のスーパー4社「経営統合を断念」”. 日本経済新聞. (2010年5月21日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASDD21087_R20C10A5000000/ 2014年4月24日閲覧。 
  4. ^ “会社案内 沿革”. マルイチ. (2014年4月24日). http://www.super-maruichi.co.jp/company/index.html 2014年4月24日閲覧。 
  5. ^ お知らせ マルイチのビッグハウス上盛岡店、直産はなまる市場上盛岡店で電子マネー「CoGCa(コジカ)」のご利用がスタート!コジカ公式ホームページ (2019年8月1日) 2019年9月15日閲覧。
  6. ^ 店舗情報 一覧”. マルイチ. 株式会社マルイチ. 2023年12月10日閲覧。
  7. ^ プレンティななっく店閉店のごあいさつ マルイチ(2019年5月10日) 2019年7月10日閲覧。

外部リンク

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