タイの首相
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(タイ首相から転送)
タイ王国 首相 นายกรัฐมนตรีไทย | |
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首相府紋章 | |
首相旗 | |
呼称 | His Excellency(閣下) |
所属機関 | 内閣 国家安全保障会議 |
担当機関 | 首相府 |
庁舎 | タイ政府庁舎 |
官舎 | ピッサヌローク邸 |
指名 | 国民議会 |
任命 | 国王 (ラーマ10世) |
任期 | 4年間(最長2期) |
根拠法令 | タイ王国憲法 |
初代就任 | マノーパコーンニティターダー伯爵 |
創設 | 1932年6月28日 |
職務代行者 | 副首相 |
ウェブサイト | thaigov.go.th |
タイの首相(タイのしゅしょう、タイ語: นายกรัฐมนตรีไทย、英語: Prime Ministers of Thailand)は、タイ王国における行政府の長である。
権限
[編集]任期は連続8年。首相は国王への助言、承認のもとで下院を解散することができる。
タイの首相一覧
[編集]代 | 人 | 首相の氏名 | 在職期間 | 所属政党 | 備考 | 国王 | |
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1 | 1 | マノーパコーンニティターダー伯爵 | 1932年 - 1933年 |
無所属(文民) | ラーマ7世 | ||
2 | 2 | 陸軍大佐 パホンポンパユハセーナー伯爵 |
1933年 - 1938年 |
人民党(軍人) | |||
ラーマ8世 | |||||||
3 | 3 | 陸軍少将 ピブーンソンクラーム男爵 (1941年12月まで) 陸軍元帥 プレーク・ピブーンソンクラーム (1941年12月から) |
1938年 - 1944年 |
人民党(軍人) | 第1次 | ||
4 | 4 | 陸軍少佐 クアン・アパイウォン |
1944年 - 1945年 |
人民党(軍人) | 第1次 | ||
5 | 5 | タウィー・ブンヤケート | 1945年 - 1945年 |
無所属(文民) | |||
6 | 6 | モムラーチャウォン セーニー・プラーモート |
1945年 - 1946年 |
自由タイ運動(文民) | 第1次 | ||
7 | 陸軍少佐 クワン・アパイウォン |
1946年 - 1946年 |
民主党(軍人) | 第2次 | |||
8 | 7 | プリーディー・パノムヨン | 1946年 - 1946年 |
人民党(文民) | |||
ラーマ9世 | |||||||
9 | 8 | 海軍少将 タワン・タムロンナーワーサワット |
1946年 - 1947年 |
人民党(軍人) | |||
10 | 陸軍少佐 クワン・アパイウォン |
1947年 - 1948年 |
民主党(軍人) | 第3次 | |||
11 | 陸軍元帥 プレーク・ピブーンソンクラーム |
1948年 - 1957年 |
軍人 | 第2次 | |||
12 | 9 | ポット・サーラシン | 1957年 - 1957年 |
無所属(文民) | |||
13 | 10 | 陸軍大将 タノーム・キッティカチョーン |
1958年 - 1958年 |
軍人 | 第1次 | ||
14 | 11 | 陸軍元帥 サリット・タナラット |
1959年 - 1963年 |
軍人 | |||
15 | 陸軍元帥 タノーム・キッティカチョーン |
1963年 - 1973年 |
軍人 | 第2次 | |||
16 | 12 | サンヤー・タンマサック | 1973年 - 1975年 |
無所属(文民) | |||
17 | モムラーチャウォン セーニー・プラーモート |
1975年 - 1975年 |
民主党(文民) | 第2次 | |||
18 | 13 | モムラーチャウォン ククリット・プラーモート |
1975年 - 1976年 |
社会行動党(文民) | |||
19 | モムラーチャウォン セーニー・プラーモート |
1976年 - 1976年 |
民主党(文民) | 第3次 | |||
20 | 14 | ターニン・クライウィチエン | 1976年 - 1977年 |
無所属(文民) | |||
21 | 15 | 陸軍大将 クリエンサック・チョマナン |
1977年 - 1980年 |
軍人 | |||
22 | 16 | 陸軍大将 プレーム・ティンスーラーノン |
1980年 - 1988年 |
軍人 | |||
23 | 17 | 陸軍大将 チャートチャーイ・チュンハワン |
1988年 - 1991年 |
国民党(軍人) | |||
24 | 18 | アナン・パンヤーラチュン Anand Panyarachun |
1991年 - 1992年 |
無所属(文民) | 第1次 | ||
25 | 19 | 陸軍大将 スチンダー・クラープラユーン Suchinda Kraprayoon |
1992年4月7日 - 1992年5月24日 |
軍人 | |||
代行 | ミーチャイ・ルチュパン Meechai Ruchuphan |
1992年5月24日 - 1992年6月10日 |
無所属(文民) | ||||
26 | アナン・パンヤーラチュン Anand Panyarachun |
1992年6月10日 - 1992年9月23日 |
無所属(文民) | 第2次 | |||
27 | 20 | チュワン・リークパイ Chuan Leekpai |
1992年9月23日 - 1995年5月24日 |
民主党(文民) | 第1次 | ||
28 | 21 | バンハーン・シラパアーチャー Banharn Silpa-archa |
1995年5月24日 - 1996年12月1日 |
国民党(文民) | |||
29 | 22 | 陸軍大将 チャワリット・ヨンチャイユット Chavalit Yongchaiyudh |
1996年12月1日 - 1997年11月9日 |
新希望党(軍人) | |||
30 | チュワン・リークパイ Chuan Leekpai |
1997年11月9日 - 2001年2月9日 |
民主党(文民) | 第2次 | |||
31 | 23 | 警察中佐 タクシン・シナワット Thaksin Shinawatra |
2001年2月9日 - 2006年9月19日 |
タイ愛国党(文民) | |||
暫定 | 陸軍大将 ソンティ・ブンヤラットカリン Sonthi Boonyaratkalin |
2006年9月19日 - 2006年10月1日 |
軍人 | 民主改革評議会議長 | |||
32 | 24 | 陸軍大将 スラユット・チュラーノン Surayud Chulanont |
2006年10月1日 - 2008年1月29日 |
無所属(軍人) | |||
33 | 25 | サマック・スントラウェート Samak Sundaravej |
2008年1月29日 - 2008年11月9日 |
国民の力党(文民) | |||
代行 | ソムチャーイ・ウォンサワット Somchai Wongsawat |
2008年11月9日 - 2008年11月17日 |
国民の力党(文民) | ||||
34 | 26 | 2008年11月17日 - 2008年12月2日 |
|||||
代行 | チャワラット・チャーンウィーラクーン |
2008年12月2日 - 2008年12月15日 |
無所属[1](文民) | ||||
35 | 27 | アピシット・ウェーチャチーワ Abhisit Vejjajiva |
2008年12月15日 - 2011年8月5日 |
民主党(文民) | |||
36 | 28 | インラック・シナワット Yingluck Shinawatra |
2011年8月5日 - 2014年5月7日 |
タイ貢献党(文民) | |||
代行 | ニワットタムロン・ブンソンパイサン[2] | 2014年5月7日 - 2014年5月22日 |
タイ貢献党(文民) | インラック政権での副首相 | |||
暫定 | 陸軍大将 プラユット・チャンオチャ Prayuth Chan-ocha |
2014年5月22日 - 2019年6月11日[3] |
無所属(軍人) | 陸軍司令官 兼・国家平和秩序評議会議長 | |||
ラーマ10世 | |||||||
37 | 29 | 2019年6月11日[4] - 2023年8月23日 |
暫定首相より職務継続 任期上限の解釈をめぐり一時職務停止 | ||||
代行 | 陸軍大将 プラウィット・ウォンスワン Prawit Wongsuwan |
2022年8月24日 - 2022年9月30日 |
国民国家の力党(軍人) | チャンオチャ停職に伴う首相代行 | |||
38 | 30 | セター・タウィーシン Srettha Thavisin |
2023年8月23日[5] - 2024年8月14日 |
タイ貢献党(文民) | 憲法裁判所が解職 | ||
代行 | - | プームタム・ウェーチャヤチャイ Phumtham Wechayachai |
2024年8月14日 - 2024年8月18日 |
タイ貢献党(文民) | タウィーシン解職に伴う首相代行 | ||
39 | 31 | ペートンターン・シナワット Phaethongthan Chinnawat |
2024年8月18日 - (現職) | タイ貢献党(文民) |
脚注
[編集]- ^ 国民の力党出身。
- ^ NHKニュース タイ、インラック首相失職より抜粋
- ^ 2014年8月25日までは国家平和秩序評議会議長。
- ^ “タイ新首相が正式就任 「汚職撲滅や格差是正」”. 日本経済新聞. 2019年6月11日閲覧。
- ^ 岸田内閣総理大臣からセタータイ首相に対する祝辞 外務省