東レキャンペーンガール
東レキャンペーンガール | |
---|---|
国 | 日本 |
主催 | 東レ株式会社 |
初回 | 1981年(昭和56年) |
最新回 | 2024年(令和6年) |
最新受賞者 | 間瀬遥花 |
公式サイト | https://www.toray.co.jp/cg/ |
東レキャンペーンガール(とうレキャンペーンガール)は、東レが1981年から2024年まで行っていたキャンペーンガール制度[1]。
概要
[編集]過去には山口智子、杉本彩、藤原紀香、山岸舞彩などを輩出しており、女性タレントの登竜門として認識されている。
東レは1960年7月から水着キャンペーンを行っており、1969年から1973年は競泳選手の木原美知子(木原光知子)を「東レ専属水着アドバイザー」として、また1974年から1980年には海外水着ブランド「カタリナ」のシンボルとして外国人モデルを毎年起用した。
1981年、東レ水着キャンペーンガールとして現在の形のキャンペーンガール制度を開始した。当初はカタリナの流れを継いで外国人モデルが起用されていたが、後にハーフが主流となり、1990年代後半からは事実上日本人のみが起用されている。なお、資料によっては1980年のジェイド・リンテンを初代としている場合もある。
1980年代末から1900年代前半までは東レの水着素材ブランドである「トリンティ」から取って「ミス・トリンティ」の呼称を使用していた。
活動は水着キャンペーンガールとしては最も早い前年の晩秋(10月下旬頃)より開始され、ファッションショーなどのキャンペーンの他、東レ各事業所が主催する祭りや、「東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント」のプレゼンター(水着ではなく着物で登場)、男女バレーボールチーム「東レアローズ」のイベント(女子チームのユニフォーム着用)などの活動を展開している。
1960年代から2000年頃までは、他の繊維メーカーのキャンペーンガール(旭化成、東洋紡、ユニチカ、テイジン、カネボウ等)と共同で水着ファッションショーイベントを行っていたが、長引く不況等の社会情勢の変化から、東レと旭化成以外は相次いで水着キャンペーンガール事業から撤退した(ユニチカは水着キャンペーンモデルと旧・マスコットガールとを統合した上で、水着(着用)を伴わない現・マスコットガールに転換)。2008年頃より、東レは水着・婦人服販売メーカーの三愛及び(東レ子会社も加盟する)業界団体の日本スイムスーツ協会と共同で水着ファッションショーイベントを行うことが多くなっている。
2015年度から、東レの顔としての活動の幅を拡げる目的として、東レキャンペーンガールに改称された[2]。
2024年11月6日、東レはキャンペーンガールの起用を年内で終了すると発表した[1]。
東レ水着キャンペーンガール
[編集]年齢・身体サイズはいずれも発表時のもの。
1980年代
[編集]1990年代
[編集]2000年代
[編集]2010年代
[編集]東レキャンペーンガール
[編集]- 名前: アイリス・ウー[11]
- 新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で翌年に向けた選考活動が困難になったために史上初の2年連続起用となった。
脚注
[編集]- ^ a b “東レ、キャンペーンガール年内で終了 43年の歴史に幕”. 日本経済新聞. (2024年11月6日) 2024年11月6日閲覧。
- ^ a b 『「2015年東レキャンペーンガール」の決定について』(プレスリリース)東レ、2014年11月4日 。2015年10月29日閲覧。
- ^ 『2012シーズン向け水着素材販売戦略について』(プレスリリース)東レ、2011年11月7日。オリジナルの2012年9月17日時点におけるアーカイブ 。2013年11月22日閲覧。
- ^ 『2013シーズン向け水着素材販売戦略について』(プレスリリース)東レ、2012年11月8日 。2013年11月22日閲覧。
- ^ 『2014年東レ水着キャンペーンガールの起用中止について』(プレスリリース)東レ、2013年11月22日 。
- ^ 『「2016年東レキャンペーンガール」の決定について』(プレスリリース)東レ株式会社、2015年10月29日 。2015年10月29日閲覧。
- ^ 『「2017年東レキャンペーンガール」の決定について』(プレスリリース)東レ株式会社、2016年11月1日 。2016年11月1日閲覧。
- ^ 『「2018年東レキャンペーンガール」の決定について』(プレスリリース)東レ株式会社、2017年10月25日 。2017年10月25日閲覧。
- ^ 『「2019年東レキャンペーンガール」の決定について』(プレスリリース)東レ株式会社、2018年10月30日 。2018年11月3日閲覧。
- ^ 『「2020年東レキャンペーンガール」の決定について』(プレスリリース)東レ株式会社、2019年11月26日 。2019年11月29日閲覧。
- ^ 『2020年 東レキャンペーンガール アイリス・ウーの来年への継続起用決定について』(プレスリリース)東レ株式会社、2020年9月4日 。2020年9月4日閲覧。
- ^ 東レホームページ(2022年12月19日)
- ^ 『「2022年 東レキャンペーンガール」決定について』(プレスリリース)東レ株式会社、2021年11月29日 。2021年11月29日閲覧。