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ニック・グリーン (内野手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニック・グリーン
Nick Green
ボストン・レッドソックスでの現役時代
(2009年7月1日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州ペンサコーラ
生年月日 (1978-09-10) 1978年9月10日(46歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 内野手二塁手遊撃手三塁手
プロ入り 1998年 ドラフト32巡目でアトランタ・ブレーブスから指名
初出場 2004年5月15日 ミルウォーキー・ブルワーズ
最終出場 2013年5月26日 シカゴ・ホワイトソックス
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ニコラス・アンソニー・グリーンNicholas Anthony Green, 1978年9月10日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ペンサコーラ出身の元プロ野球選手内野手)。右投右打。

経歴

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プロ入りとブレーブス時代

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1998年MLBドラフトアトランタ・ブレーブスから32巡目指名を受け、入団。

2004年5月15日ミルウォーキー・ブルワーズ戦で、メジャーデビューを果たした。ブルックス・キーシュニックからメジャー初安打を記録した。7月2日ボストン・レッドソックス戦で延長の12回に、メジャー初本塁打を記録した。この年のディビジョンシリーズに出場している。

デビルレイズ時代

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2005年に、ホルヘ・ソーサとのトレードタンパベイ・デビルレイズへ移籍した。111試合に出場した。

2006年は、デビルレイズでは、僅か17試合の出場となった。5月17日DFAとなった。

ヤンキース時代

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2006年5月24日に金銭トレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍し、傘下のAAA級コロンバス・クリッパーズへ異動となった。7月2日にメジャーに昇格した。オフの10月17日FAとなった。

パイレーツ傘下時代

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2007年は、ピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結び、傘下のAAA級インディアナポリス・インディアンスでプレーしていた。

マリナーズ時代

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2007年6月20日シアトル・マリナーズへトレードされ、傘下のAAA級タコマ・レイニアーズへ異動した。9月4日にメジャーに昇格した。

ヤンキース傘下時代

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2008年は、ヤンキース傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・ヤンキースでプレーした。

レッドソックス時代

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2009年は、ボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだ。スプリングトレーニングには、招待選手として出場した。ここで、好成績を残した。この事から、開幕前に、メジャー契約を結び、開幕ロースターに名を連ねた。この年は、一時期フリオ・ルーゴジェド・ラウリーが共にDL入りしていた事から正遊撃手として出場していた。彼らの復帰後は、8月14日アレックス・ゴンザレス加入まで交互に起用された[注 1]

2009年8月27日シカゴ・ホワイトソックス戦で、自身初めて投手を経験した。

ドジャース時代

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2010年1月11日ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ[1]。開幕を傘下のAAA級アルバカーキ・アイソトープスで迎えた。5月4日ラファエル・ファーカルのDL入りに伴ってメジャーに昇格した。5月28日にDFAとなり、AAAに降格した後、6月16日に解雇された。

ブルージェイズ時代

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2010年6月18日トロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ。

パドレス傘下時代

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2010年7月23日サンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ。傘下のAAA級ポートランド・ビーバーズで40試合に出場した。ここでは、メジャーに昇格する事は無かった。

オリオールズ傘下時代

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2011年1月28日ボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ。

レンジャース傘下時代

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2011年7月19日ザック・フィリップスと金銭のトレードでテキサス・レンジャースへ移籍した[2]

マーリンズ時代

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2011年12月13日マイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ。

2012年は、開幕を傘下のAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズで迎えた。8月4日エミリオ・ボニファシオがDL入りしたのに伴いメジャーに2年振りに昇格した。しかし、8月16日に自身もDL入りとなった。オフの10月17日にFAとなった。

2013年1月15日にマイナー契約を結び残留した[3]。前年同様、開幕をAAA級ニューオーリンズで迎えた。4月18日アデイニー・エチェバリアがDL入りしたのに伴ってメジャーに昇格した[4]5月2日にDFAとなった後、5日にAAA級ニューオーリンズに降格した。5月7日ドノバン・ソラーノのDL入りに伴ってメジャーに再昇格した[5]が、5月29日に再びDFAとなった後、翌30日に傘下AAAに降格した。オフの10月2日にFAとなった[6]

選手としての特徴

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詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2004 ATL 95 290 264 40 72 15 3 3 102 26 1 2 8 2 12 1 4 63 0 .273 .312 .386 .698
2005 TB 111 375 318 53 76 15 2 5 110 29 3 1 10 3 33 0 11 86 5 .239 .329 .346 .675
2006 17 45 39 4 3 0 0 0 3 0 0 3 0 0 6 0 0 11 2 .077 .200 .077 .277
NYY 46 82 75 8 18 5 0 2 29 4 1 1 1 0 5 0 1 29 0 .240 .296 .387 .683
'06計 63 127 114 12 21 5 0 2 32 4 1 4 1 0 11 0 1 40 2 .184 .262 .281 .543
2007 SEA 6 7 7 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 .000 .000 .000 .000
2009 BOS 104 309 276 35 65 18 0 6 101 35 1 4 2 3 20 1 8 69 10 .236 .303 .366 .669
2010 LAD 5 9 8 0 1 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 1 2 0 .125 .222 .125 .347
TOR 9 14 13 2 2 0 0 0 2 1 0 0 0 0 1 0 0 3 0 .154 .214 .154 .368
'10計 14 23 21 2 3 0 0 0 3 2 0 0 0 0 1 0 1 5 0 .143 .217 .143 .360
2012 MIA 7 24 23 1 4 3 0 0 7 1 0 0 0 0 0 0 1 6 0 .174 .208 .304 .512
2013 18 65 55 4 13 2 0 1 18 6 0 0 2 2 3 0 3 14 1 .236 .302 .327 .629
通算:8年 418 1220 1078 147 254 58 5 17 373 103 6 11 23 10 80 2 29 286 18 .236 .303 .346 .649

年度別投手成績

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W
H
I
P
2009 BOS 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 9 2.0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0.00 1.50
通算:1年 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 9 2.0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0.00 1.50

背番号

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  • 20 (2004年)
  • 18 (2005年 - 2006年途中)
  • 17 (2006年途中 - 同年終了)
  • 22 (2007年、2009年、2013年)
  • 21 (2010年)
  • 3 (2012年)

脚注

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注釈

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  1. ^ ただし、ルーゴは7月22日にトレードでセントルイス・カージナルスへ移籍している。

出典

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関連項目

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外部リンク

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