2006年のメジャーリーグベースボール
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以下は、メジャーリーグベースボール(MLB)における2006年のできごとを記す。2006年4月2日に開幕し10月27日に全日程を終えた。アメリカンリーグはデトロイト・タイガースが、ナショナルリーグはセントルイス・カージナルスが優勝。ワールドシリーズはセントルイス・カージナルスが制した。
→ここではMLBでのできごとのみ扱っています。野球全般のできごとについては2006年の野球を参照
2005年のメジャーリーグベースボール - 2006年のメジャーリーグベースボール - 2007年のメジャーリーグベースボール
できごと
[編集]1月
[編集]2月
[編集]3月
[編集]4月
[編集]- 4月18日 - ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜がトロント・ブルージェイズ戦で、2003年のメジャーデビューから500試合連続出場を果たした。
- 4月28日 - ニューヨーク・メッツ傘下のAAA級ノーフォーク・タイズに所属する入来祐作投手から薬物反応が出たとして、メジャーリーグ機構は50試合の出場停止処分を科した。入来本人は意図的な薬物摂取を否定。
5月
[編集]- 5月11日 - ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手は対ボストン・レッドソックス戦に先発出場したが、1回表の守備で左手首を骨折して退場。公認野球規則上の連続出場の要件を満たさなかったため、日本プロ野球在籍時から継続していた連続試合出場記録は1768試合で止まった。
- 5月27日 - サンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ボンズ外野手が今シーズン第7号ホームランを放ち、個人通算ホームランを715本まで伸ばし、ベーブ・ルースの記録を抜き、メジャー通算2位となった。
6月
[編集]- 6月7日 - シアトル・マリナーズのイチロー外野手が日米通算2500本安打を達成。
- 6月10日 - ニューヨーク・メッツの松井稼頭央内野手がコロラド・ロッキーズにトレード移籍。
7月
[編集]8月
[編集]- 8月30日 - ボストン・レッドソックスのカート・シリングがオークランド・アスレチックス戦で史上14人目となる通算3000奪三振を達成[1]。
9月
[編集]- 9月18日 - ナショナルリーグ東地区でニューヨーク・メッツが18年ぶり5回目の地区優勝。プレーオフ進出一番乗りを果たした。
10月
[編集]- 10月1日 - レギュラーシーズン終了。
- 10月8日 - ディビジョンシリーズがこの日までに終了。アメリカンリーグではアスレチックスとタイガース、ナショナルリーグではメッツとカージナルスがリーグチャンピオンシップシリーズに進出。
- 10月19日 - リーグチャンピオンシップシリーズが10日から行われ、アメリカンリーグはタイガースがアスレチックスに4勝0敗で、ナショナルリーグはカージナルスがメッツに4勝3敗で、ワールドシリーズに進出。
- 10月21日 - 第103回ワールドシリーズがデトロイトのコメリカ・パークで開幕。
- 10月27日 - ワールドシリーズ第5戦がブッシュ・スタジアムで行われ、セントルイス・カージナルスがデトロイト・タイガースを4-2で降し、対戦成績を4勝1敗とし、24年ぶり10回目のワールドチャンピオンに輝いた。
11月
[編集]- 11月15日 - メジャーリーグ移籍を目指していた、西武・松坂大輔投手がポスティングシステムでボストン・レッドソックスへの移籍が決定。
12月
[編集]- 12月5日 - グレッグ・マダックス投手がパドレスに移籍。
- 12月8日 - ヒューストン・アストロズからFAのアンディ・ペティットがニューヨーク・ヤンキースに復帰。
- 12月28日 - オークランド・アスレチックスからFAのバリー・ジトがサンフランシスコ・ジャイアンツに7年契約で移籍。
最終成績
[編集]レギュラーシーズン
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アメリカンリーグ[編集]
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ナショナルリーグ[編集]
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オールスターゲーム
[編集]→詳細は「2006年のMLBオールスターゲーム」を参照
- アメリカンリーグ 3 - 2 ナショナルリーグ
ポストシーズン
[編集]ディビジョンシリーズ
[編集]- 右側がホームチーム
アメリカンリーグ[編集]→詳細は2006年のALDS参照
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ナショナルリーグ[編集]→詳細は2006年のNLDS参照
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リーグチャンピオンシップシリーズ
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アメリカンリーグ[編集]→詳細は2006年のALCS参照
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ナショナルリーグ[編集]→詳細は2006年のNLCS参照
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ワールドシリーズ
[編集]→詳細は「2006年のワールドシリーズ」を参照
- タイガース 1 - 4 カージナルス
10/21 – | カージナルス | 7 | - | 2 | タイガース | |
10/22 – | カージナルス | 1 | - | 3 | タイガース | |
10/24 – | タイガース | 0 | - | 5 | カージナルス | |
10/26 – | タイガース | 4 | - | 5 | カージナルス | |
10/27 – | タイガース | 2 | - | 4 | カージナルス |
- MVP:デビッド・エクスタイン (STL)
個人タイトル
[編集]アメリカンリーグ
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打者成績[編集]
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投手成績[編集]
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ナショナルリーグ
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打者成績[編集]
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投手成績[編集]
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表彰
[編集]- 全米野球記者協会(BBWAA)表彰
表彰 | アメリカンリーグ | ナショナルリーグ |
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MVP | ジャスティン・モルノー (MIN) | ライアン・ハワード (PHI) |
サイヤング賞 | ヨハン・サンタナ (MIN) | ブランドン・ウェブ (ARI) |
最優秀新人賞 | ジャスティン・バーランダー (DET) | ハンリー・ラミレス (FLA) |
最優秀監督賞 | ジム・リーランド (DET) | ジョー・ジラルディ (FLA) |
守備位置 | アメリカンリーグ | ナショナルリーグ |
---|---|---|
投手 | ケニー・ロジャース (DET) | グレッグ・マダックス (CHC/LAD) |
捕手 | イバン・ロドリゲス (DET) | ブラッド・オースマス (HOU) |
一塁手 | マーク・テシェイラ (TEX) | アルバート・プホルス (STL) |
二塁手 | マーク・グルジラネック (KC) | オーランド・ハドソン (ARI) |
三塁手 | エリック・チャベス (OAK) | スコット・ローレン (STL) |
遊撃手 | デレク・ジーター (NYY) | オマー・ビスケル (SF) |
外野手 | イチロー (SEA) | アンドリュー・ジョーンズ (ATL) |
トリー・ハンター (MIN) | マイク・キャメロン (SD) | |
バーノン・ウェルズ (TOR) | カルロス・ベルトラン (NYM) |
守備位置 | アメリカンリーグ | ナショナルリーグ |
---|---|---|
投手 | - | カルロス・ザンブラーノ (CHC) |
捕手 | ジョー・マウアー (MIN) | ブライアン・マッキャン (ATL) |
一塁手 | ジャスティン・モルノー (MIN) | ライアン・ハワード (PHI) |
二塁手 | ロビンソン・カノー (NYY) | チェイス・アトリー (PHI) |
三塁手 | ジョー・クリーディ (CWS) | ミゲル・カブレラ (FLA) |
遊撃手 | デレク・ジーター (NYY) | ホセ・レイエス (NYM) |
外野手 | マニー・ラミレス (BOS) | アルフォンソ・ソリアーノ (WSH) |
ブラディミール・ゲレーロ (LAA) | カルロス・ベルトラン (NYM) | |
ジャーメイン・ダイ (CWS) | マット・ホリデイ (COL) | |
指名打者 | デビッド・オルティーズ (BOS) | - |
- その他表彰
表彰 | アメリカンリーグ | ナショナルリーグ |
---|---|---|
カムバック賞 | ジム・トーミ (CWS) | ノマー・ガルシアパーラ (LAD) |
ハンク・アーロン賞 | デレク・ジーター (NYY) | ライアン・ハワード (PHI) |
最優秀救援投手賞 | フランシスコ・ロドリゲス (LAA) | トレバー・ホフマン (SD) |
エドガー・マルティネス賞 | デビッド・オルティーズ (BOS) | - |
ロベルト・クレメンテ賞 | - | カルロス・デルガド (NYM) |
ハッチ賞 | マーク・ロレッタ (BOS) | - |
ルー・ゲーリッグ賞 | - | トレバー・ホフマン (SD) |
ベーブ・ルース賞 | - | デビッド・エクスタイン (STL) |
- アメリカ野球殿堂入り表彰者
BBWAA投票
ベテランズ委員会特別選出
- レイ・ブラウン
- ウィラード・ブラウン
- アンディ・クーパー
- フランク・グラント
- ピート・ヒル
- ビズ・マッキー
- エファ・マンリー(発展貢献者)
- ホセ・メンデス
- アレックス・ポンペス(発展貢献者)
- カム・ポージー(発展貢献者)
- ルイス・サントップ
- ミュール・サトルス
- ベン・テイラー
- クリストバル・トリエンテ
- ソル・ホワイト(発展貢献者)
- J.L.ウィルキンソン(発展貢献者)
- ジャッド・ウィルソン
脚注
[編集]- ^ “Schilling reaches 3,000 career strikeouts” (英語). ESPN (2006年8月31日). 2018年1月28日閲覧。