1897年のメジャーリーグベースボール
表示
1897年 こちらもご覧下さい |
---|
各年のスポーツ |
1895年 1896年 1897年 1898年 1899年 |
競輪 |
1895年 1896年 1897年 1898年 1899年 |
サッカー |
1895年 1896年 1897年 1898年 1899年 |
自転車競技 |
1895年 1896年 1897年 1898年 1899年 |
相撲 |
1895年 1896年 1897年 1898年 1899年 |
日本競馬 |
1895年 1896年 1897年 1898年 1899年 |
バスケットボール |
1895年 1896年 1897年 1898年 1899年 |
バレーボール |
1895年 1896年 1897年 1898年 1899年 |
野球 |
1895年 1896年 1897年 1898年 1899年 |
■ヘルプ |
以下は、メジャーリーグベースボール(MLB)における1897年のできごとを記す。
ナショナルリーグはボストン・ビーンイーターズ(後のブレーブス)が4年ぶり7度目の優勝をした。
1896年のメジャーリーグベースボール - 1897年のメジャーリーグベースボール - 1898年のメジャーリーグベースボール
できごと
[編集]ボルチモア・オリオールズのウィリー・キーラーは、シーズン開始から 44試合連続安打(45試合との説もある)を記録し、これはその後、1941年にジョー・ディマジオが破るまでの最長連続安打記録(近代野球以前)となった。この年に打率.424と239安打を記録して彼にとって最高のシーズンとなった。ヒット打ちの名人と呼ばれ、76.2センチで822グラムの軽いバットでプレース・ヒットをするかと思えばボルチモアチョップやプッシュバントで一塁に出るなど相手チームを攪乱し、ジョン・マグローとのコンビでヒットエンドランを連発した。
テンプルカップ
[編集]シーズン終了後のテンプルカップ(ナショナルリーグ優勝チームと2位チームとの7回戦)は、ペナントレース優勝チームのボストン・ビーンイーターズではなくて、2位だったボルチモア・オリオールズが優勝した。テンプルカップは結局これが最後となった。
記録
[編集]最終成績
[編集]ナショナルリーグ
[編集]順 | チーム | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | G差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ボストン・ビーンイーターズ | 93 | 39 | .705 | -- |
2 | ボルチモア・オリオールズ | 90 | 40 | .692 | 2.0 |
3 | ニューヨーク・ジャイアンツ | 83 | 48 | .634 | 9.5 |
4 | シンシナティ・レッズ | 76 | 56 | .576 | 17.0 |
5 | クリーブランド・スパイダーズ | 69 | 62 | .527 | 23.5 |
6 | ワシントン・セネタース | 61 | 71 | .462 | 32.0 |
6 | ブルックリン・ブライドグルームズ | 61 | 71 | .462 | 32.0 |
8 | ピッツバーグ・パイレーツ | 60 | 71 | .458 | 32.5 |
9 | シカゴ・コルツ | 59 | 73 | .447 | 34.0 |
10 | フィラデルフィア・フィリーズ | 55 | 77 | .417 | 38.0 |
11 | ルイビル・カーネルズ | 52 | 78 | .400 | 40.0 |
12 | セントルイス・ブラウンズ | 29 | 102 | .221 | 63.5 |
個人タイトル
[編集]ナショナルリーグ
[編集]
打者成績[編集]
|
投手成績[編集]
|
出典
[編集]- 『米大リーグ 輝ける1世紀~その歴史とスター選手~』≪ウイリー・キーラー≫ 39P参照 週刊ベースボール 1978年6月25日増刊号 ベースボールマガジン社
- 『メジャーリーグ ワールドシリーズ伝説』 ワールドシリーズ前史 The Fall Classic 誕生秘話 84-85P参照 上田龍 著 2001年10月発行 ベースボールマガジン社
参考
[編集]