コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ニューズ・オプエド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ニューズ・オプエド』は、2014年6月2日からインターネットで月曜日水曜日金曜日[1]生放送されている夕方のニュース番組。株式会社NO BORDERが運営している。

概要

[編集]

ジャーナリストの上杉隆が代表を務めるメディアカンパニー・株式会社NO BORDERが「日本初のインターネットでの生放送ニュース番組」として2014年6月2日に放送を開始した。

当初は上杉がすべての日でアンカーを務めていたが、途中から月曜日はスポーツ評論家の玉木正之が担当するようになる(2022年12月からは金曜日)。その他、国際ジャーナリストの蟹瀬誠一、プロゴルファーのタケ小山、歌舞伎町振興組合理事の手塚マキ、弁護士の倉持麟太郎、政治アイドルの町田彩夏、作家の井沢元彦ザ・ニュースペーパー福本ヒデなどがアンカーを担当、または担当していた。

「ニュースの当事者に話を聞く」をモットーにしており、2018年9月5日には生放送1000回目となり、同月3日から7日までジャーナリストの田原総一朗鳩山由紀夫竹中平蔵堀江貴文室井佑月、ザ・ニュースペーパー(福本ヒデ、山本天心)などレギュラー出演者のほか著名なゲストを迎え記念放送を行っているほか3・7日には文化放送「The News Masters TOKYO」とのスペシャルコラボ放送が行われた。[2]2022年12月19日に放送2000回目となった。

第1回目のゲストは実業家の堀江貴文とスポーツ総合研究所の広瀬一郎だった。[3]

上杉が政治分野を得意とすることから、政界からのゲスト出演も多く、鳩山由紀夫(元首相)や岡田克也(出演時は民主党代表)、下村博文(出演時は文部科学大臣)ら大物議員も数多く出演している。[3]

スタジオ

[編集]

2014年6月の放送開始から2016年3月までは六本木ヒルズ39階にあるIT企業の会議室を間借りしていた。2016年4月以降は芝公園にあるフォトグラファー・桐島ローランドが運営するAVATTAスタジオに場所を移した。

出演者

[編集]

現在の出演者

[編集]
アンカー
アシスタント
レギュラーゲスト
解説委員
  • 井沢元彦(作家)
  • 大貫康雄(元NHKヨーロッパ総局長)
  • 薬師寺克行(東洋大学教授、元朝日新聞政治部長、元論座編集長)
  • 平林壮郎(玉川大学准教授)
  • 大宅映子(日本ゴルフ改革会議 議長)
  • 原野城治(外交ジャーナリスト)
支局
  • 久保田彩乃(ヴォイスオブフクシマ理事)
  • 前田真理(NOBORDER長崎平和支局長)
  • 笹野大輔(オプエドニューヨーク支局長)
  • 楢橋里砂(フリーアナウンサー)
  • 舟橋明恵(NOBORDERロンドン支局長)
複数回出演したゲスト
出演した政治家
その他のゲスト
過去に出演したアシスタント

スクープ

[編集]

自民党による民放キー局への報道圧力

[編集]

2014年11月26日にノーボーダのニュースサイトにて「【衝撃スクープ】安倍政権が在京キー局に報道圧力 メディアは一切報じず」と題した記事を掲載し、直後の「ニューズ・オプエド」でアンカーの上杉隆が詳細を報じた。

これは同年12月に行われることが決まっていた衆議院総選挙に向けて自民党が11月20日付で民放キー局各社に報道についての要請を文書で送付していたもので、事実上の圧力をかけたものであった。

文書には要請事項として、

「選挙時期における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い」と題し、在京テレビキー局各社の編成局長と報道局長に宛てた文書によると、2009年の民主党政権誕生時に偏向報道があったとした上で、以下の4点について要望を出している。

  1. 出演者の発言回数や時間を公平にする
  2. ゲスト出演者の選定についても中立公平を期すこと
  3. テーマについても特定の出演者への意見が集中しないよう公正を期すこと
  4. 街角インタビューなどの映像で偏った意見にならないよう公正を期すこと」

などと記載されていた。

民放キー局各社はこの文書を受け取っていながら報じず、結局ニューズ・オプエドの報道後に後追いで報じる形となった。[4]

脚注

[編集]

外部リンク

[編集]