ネスタ・カーター
表示
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ネスタ・カーター(2010年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フルネーム | ネスタ・カーター | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | ジャマイカ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | 短距離走 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1985年10月11日(39歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生誕地 | ジャマイカ、マンチェスター教区 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 178cm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 70kg | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
自己ベスト | 100m : 9秒78(2010年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
編集 |
ネスタ・カーター(Nesta Carter, 1985年10月11日 - )は、ジャマイカの陸上選手。専門は短距離走。2007年世界陸上選手権の4×100mリレーで銀メダルを獲得した[1]。2008年の北京オリンピック男子4×100mリレーではマイケル・フレイター、ドワイト・トーマス、アサファ・パウエルと共に予選で16チーム中2位となる38秒31で決勝に進出した。決勝ではトーマスに代わりウサイン・ボルトが加わり、当時世界新記録となる37秒10で金メダルを獲得していた[1]。しかし、北京オリンピックでのドーピング再検査でカーターのA検体、予備のB検体ともに陽性反応が出たと報じられ[2][3]、2017年1月、国際オリンピック委員会はカーターを失格処分とし、ジャマイカの北京五輪の金メダルを剥奪した[4]。2021年、カーターはドーピング検査において2012年に続き2度目となる陽性を示した。カーターによると、病気を患ったことにより服用をした薬にドーピングで陽性を示す成分が含まれていたという。 同年8月、カーターは「陸上競技よりも病気を完治させることに専念する」として、引退を表明した。
主な実績
[編集]種目 | 大会 | 記録 | 結果 | 日時 | 風 | 場所 |
---|---|---|---|---|---|---|
200m | 世界ジュニア陸上競技選手権大会 | 21秒24 | 準決勝 | 2004/7/15 | +0.3 m/s | イタリア、グロッセート |
400mR | 39秒90 | 予選[5] | 2004/7/17 | (3走) | ||
100m | 世界陸上競技選手権大会 | 10秒28 | 準決勝 | 2007/8/26 | +0.1 m/s | 日本、大阪 |
400mR | 37秒89 NR | 2位 | 2007/9/1 | (3走) | ||
100m | ISTAFゴールデンリーグ | 10秒08 | 優勝 | 2008/6/1 | +0.8 m/s | ドイツ、ベルリン |
100m | IAAFワールドアスレチックファイナル | 10秒07 | 2位 | 2008/9/13 | +0.4 m/s | ドイツ、シュトゥットガルト |
60m | 世界室内陸上競技選手権大会 | 6秒72 | 7位 | 2010/3/13 | カタール、ドーハ | |
100m | 世界陸上競技選手権大会 | 10秒95 | 7位 | 2011/8/28 | -1.4 m/s | 韓国、大邱 |
400mR | 37秒04 WR | 優勝 | 2011/9/4 | (1走) | ||
60m | 世界室内陸上競技選手権大会 | 6秒54 | 2位 | 2012/3/10 | トルコ、イスタンブール | |
400mR | オリンピック | 36秒84 WR | 優勝 | 2012/8/11 | (1走) | イギリス、ロンドン |
100m | 世界陸上競技選手権大会 | 9秒95 | 3位 | 2013/8/11 | -0.3 m/s | ロシア、モスクワ |
400mR | 37秒36 | 優勝 | 2013/8/18 | (1走) | ||
60m | 世界室内陸上競技選手権大会 | 6秒57 | 7位 | 2014/3/8 | ポーランド、ソポト | |
400mR | 世界リレー | 37秒77 | 優勝 | 2014/5/25 | (1走) | バハマ、ナッソー |
400mR | IAAFコンチネンタルカップ | 37秒97 | 優勝 | 2014/9/13 | (3走)[6] | モロッコ、マラケシュ |
400mR | 世界リレー | 37秒68 | 2位 | 2015/5/2 | (1走) | バハマ、ナッソー |
400mR | 世界陸上競技選手権大会 | 37秒36 | 優勝 | 2015/8/29 | (1走) | 中国、北京 |
自己記録
[編集]- 50m:5秒67( 2012年1月28日)
- 60m:6秒49( 2012年2月18日)
- 100m:9秒78(+0.9+m/s)(2010年8月29日、世界歴代8位)
- 200m:20秒25 (+1.6 m/s)(2011年5月7日)
- 400mリレー:36秒84(2012年8月11日、世界記録、第1走者)
脚注
[編集]- ^ a b Athlete biography: Nesta Carter
- ^ “カーターが再検査で陽性”. ロイター (ロイター). (2016年6月4日) 2016年6月9日閲覧。
- ^ “Jamaican sprinter Carter's 'B' sample tests positive”. ロイター (ロイター). (2016年6月8日) 2016年6月9日閲覧。
- ^ “男子400リレーのジャマイカ失格=日本は銀に繰り上がり-北京五輪ドーピング再検”. 時事通信. (2017年1月26日). オリジナルの2017年2月2日時点におけるアーカイブ。 2017年1月26日閲覧。
- ^ 決勝は未出場。決勝のジャマイカは39秒27の2位
- ^ アメリカ大陸代表
外部リンク
[編集]- ネスタ・カーター - ワールドアスレティックスのプロフィール
- ネスタ・カーター - Olympedia