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ハティクヴァ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
希望התקווה
和訳例:希望
関連画像
歌詞(背景はイスラエルの国旗

国歌の対象
イスラエルの旗 イスラエル

作詞 ナフタリ・ヘルツ・インベル1878年
作曲 サミュエル・コーエン
パウル・ベン=ハイム
採用時期 1948年
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ナフタリ・ヘルツ・インベル

ハティクヴァ』(ヘブライ語: התקווה‎, Hatikvah‎、希望)は、イスラエル国歌

この曲の歌詞は、1878年に作られた、ガリツィアの詩人ナフタリ・ヘルツ・インベルの曲『ティクヴァテイヌ』(ヘブライ語: תקוותנו‎, Tikvateinu‎、我らの希望) の最初の二つのバースを少し変更したもの。音楽は、モルダヴィア民謡「Cucuruz cu frunza-n sus」を基に、サミュエル・コーエン編曲し、更に1897年に作曲家パウル・ベン=ハイムによって管弦楽曲に編曲された。

1897年の第1回シオニズム会議(バーゼル会議)でシオニズムの賛美歌とされ、1948年イスラエル建国の際に、同国の国歌となった。

歌詞

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最後の2行は繰り返す。

歌唱用翻訳

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心に秘めて今もなお

ユダヤの魂は呼んでいる

東の岸へ、前向きに

目はシオンを目指してる

我らの希望、失われず

2000年の希望とは

自由の民として生きること

シオン、エルサレムの地において

ヘブライ語原詩(母音符号付き) 現代ヘブライ語(ローマ字転写) 古代ヘブライ語(ローマ字転写) IPA 日本語訳

כָּל עוֹד בַּלֵּבָב פְּנִימָה
נֶפֶשׁ יְהוּדִי הוֹמִיָּה
וּלְפַאֲתֵי מִזְרָח קָדִימָה
עַיִן לְצִיּוֹן צוֹפיָּה
עוֹד לֹא אָבְדָה תִּקְוָתֵנוּ
הַתִּקְוָה בָּת שְׁנוֹת אַלְפַּיִם
לִהְיוֹת עַם חָפְשִׁי בְּאַרְצֵנוּ
אֶרֶץ צִיּוֹן וִירוּשָׁלַיִם

kol 'od ballevav penimah
nefesh yehudi homiyah
ulfa'ate mizrakh kadimah
'ayin letsiyon tsofiyah
'od lo' 'avdah tikvatenu
hatikvah bat shenot 'alpayim
lihyot 'am khofshi be'artsenu
'erets tsiyon virushalayim

kol ‘ôdh ballēbhābh pənīmấh
nepheš yəhūdhī hômiyyấh(hômīyấh).
ūlpha'ăthēy mizrấch qādhīmấh
‘ayin ləŜiyyôn(Ŝīyôn) ŝōphiyyấh(ŝōphīyấh)
‘ôdh lo' 'ābhdhāh tiqwāthēnū
hāTiqwāh (bhath) šənôth 'alpayim.
lihəyōth ‘am chophšī bə'artzēnū,
'eretz Tziyyôn wŶrūšāláyim

/kol ʔod balevav penimah/
/nefeʃ jehudi homijah/
/ulfaʔate mizʁax kadimah/
/ʔajin let͡sijon t͡sofijah/
/ʔod loʔ ʔavdah tikvatenu/
/hatikvah bat ʃenot ʔalpajim/
/lihjot ʔam xofʃi beʔaʁt͡senu/
/ʔeʁet͡s t͡sijon viʁuʃalajim/

心に秘めて今もなお,
ユダヤの魂が呼んで、
そして東方の岸へ、前[1]へ、
目がシオンを目差している限りある――
我々の、希望はまだ失われていない、
その2千年の希望とは、
自由なる民として生きること、
シオンの地、エルサレムの地において

作詞者と作曲者

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参考資料

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脚注

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  1. ^ 古代ヘブライ語で、「東」と意味が同じである。

外部リンク

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