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パレットノベル大賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パレットノベル大賞
日本の旗 日本
主催小学館
初回1989年
最新回2005年

パレットノベル大賞は、小学館1989年から2005年まで主催していた、公募による新人文学賞である。少女向けのライトノベル作品を対象とし、年2回開催されていた。大賞受賞作は同社より刊行された。初期は月刊誌『パレット』誌上で受賞作品が発表されていたが、同誌終刊(1993年)後はパレット文庫の巻末で受賞作品が発表されるようになった。

賞金は大賞が100万円、佳作が30万円。

後に、小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門に継承された。

選考委員

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受賞者

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(表記の年は開催年を示している)

第1回(1989年夏)

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受賞
  • 該当作なし
佳作

第2回(1989年冬)

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受賞
  • 該当作なし
佳作
  • 柾弥生「STAY WITH ME」
  • 是方那穂子「夜の魚・一週間の嘘」→書き下ろし『小説 ♂(あだむ)と♀(いぶ)の方程式〈1〉』(文庫、1993年10月)でデビュー。

第3回(1990年夏)

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受賞
  • 該当作なし
佳作[2]
  • 原田じゅん「17歳はキスから始まる」→書き下ろし『ぼくとハルヒと校庭で』(文庫)でデビュー。
  • 松本ありさ「リトル・ダーリン」→書き下ろし『ぶるうじーんプリンセス』(文庫)でデビュー。
  • 中沢紅鯉「言葉の帰る日」

第4回(1990年冬)

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受賞
  • 該当作なし
佳作

第5回(1991年夏)

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受賞
  • 該当作なし
佳作

第6回(1991年冬)

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受賞
  • 該当作なし
佳作
努力賞

第7回(1992年夏)

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受賞、佳作
  • 該当作なし

第8回(1992年冬)

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受賞
  • 小高宏子『ぼくと桜のアブナイ関係』(単行本化)
佳作
  • 該当作なし

第9回(1993年夏)

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受賞、佳作
  • 該当作なし

第10回(1993年冬)

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入選
  • 該当作なし
佳作
  • 中村まさみ「深雪の里の…」→後、ホラー小説の分野でデビュー。

第11回(1994年夏)

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入選
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第12回(1994年冬)

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入選
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第13回(1995年夏)

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入選
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第14回(1995年冬)

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入選
  • ハシモトヒロシ「くらんく・あっぷ」→橋本浩『クランク・アップ』(単行本化)
佳作
  • 鹿原育「うちへ、帰ろう」→書き下ろし『不滅の流れ星』(文庫)でデビュー。
  • 津島秋子「"オタクの君"の恋のワナ!?」

第15回(1996年夏)

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入選
  • 該当作なし
佳作
  • 足立和葉「まほろばの姫君」→書き下ろし『日輪の割れる日』(文庫)でデビュー。

第16回(1996年冬)

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入選
  • 秋水一威「花は桜、琴は月」→改題『恋月夜―平安ムーンライト狂騒曲―』(単行本化)
佳作

第17回(1997年夏)

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大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 香村日南「片翼のリサイエーラ」→改題『蛇神の祈り』(単行本化)
  • 桜沢みなみ「FADELESS」→桜沢薫 名義の書下ろし『青の玉響』で文庫デビュー。

第18回(1997年冬)

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大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし
特別賞
  • 林慧樹『いじめ14歳のMessage』(単行本化、後にアニメ化)

第19回(1998年夏)

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大賞
  • 該当作なし
佳作

第20回(1998年冬)

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大賞
  • 該当作なし
佳作

第21回(1999年夏)

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大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第22回(1999年冬)

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大賞
  • 該当作なし
佳作

第23回(2000年夏)

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大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第24回(2000年冬)

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大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第25回(2001年夏)

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大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 橘涼香『俺達のストライクゾーン』(単行本化)

第26回(2001年冬)

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大賞
  • 該当作なし
佳作

第27回(2002年夏)

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大賞
佳作

(上記の3作品は、『デビュタント・オムニバス vol.1<第27回パレットノベル大賞入選作品集>』に収録された)

第28回(2002年冬)

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大賞
  • 該当作なし
佳作

第29回(2003年夏)

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大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 石川美子「ボクは風になる」
  • 深山くのえ「籠の鳥いつか飛べ」→書き下ろし『花色の戯れ』(文庫)でデビュー。

第30回(2003年冬)

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大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第31回(2004年夏)

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大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第32回(2004年冬)

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大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第33回(2005年夏)

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大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

第34回(2005年冬)

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大賞
  • 該当作なし
佳作
  • 該当作なし

関連項目

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脚注

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  1. ^ 第1回の選考委員は、喜多嶋の他、氷室冴子横田順彌であった。
  2. ^ 七海花音は『デビュタントオムニバス VOL.1 第27回パレットノベル大賞入選作品集』(パレット文庫、2003年3月)P452掲載の「推薦文 描き続けるということ」で、「かく言う私も、一九九〇年の六月(十三年前です)、第三回パレットノベル大賞で佳作を頂いた新人でありましたので」と述べている。
  3. ^ 『最新文学賞事典1999-2003』(日外アソシエーツ、2004年)129頁より。