フィンガー・ポッピン
『フィンガー・ポッピン』 | ||||
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ホレス・シルヴァー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1959年1月31日 ニュージャージー州 ヴァン・ゲルダー・スタジオ[1] | |||
ジャンル | ジャズ、ハード・バップ | |||
時間 | ||||
レーベル | ブルーノート・レコード | |||
プロデュース | アルフレッド・ライオン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ホレス・シルヴァー アルバム 年表 | ||||
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『フィンガー・ポッピン』(原題:Finger Poppin' with the Horace Silver Quintet)は、アメリカ合衆国のジャズ・ピアニスト、ホレス・シルヴァーが1959年に録音・発表したスタジオ・アルバム。
解説
[編集]当時シルヴァーのクインテットは大幅なメンバー・チェンジがあり、1958年6月15日に行われたシングル「セニョール・ブルース(ヴォーカル・ヴァージョン)/ティッピン」のセッションには、新メンバーのジュニア・クックとジーン・テイラーが参加した[1]。シルヴァーによれば、クックの前任のクリフォード・ジョーダンが家族の病気を理由にカリフォルニア州へ帰ったため、当初はクックを1週間ほどの臨時メンバーとして雇ったが、最終的にはクインテットの正式メンバーとして迎えたという[3]。また、本作よりシルヴァーのクインテットに加入したブルー・ミッチェルは、1952年11月19日、ルー・ドナルドソンのリーダー・セッション(後にアルバム『ルー・ドナルドソン・カルテット・クインテット・セクステット』に収録)で、シルヴァーと共にサイドマンを務めたことがあり[1]、本作リリース当時はリバーサイド・レコードと契約していた[3]。
スティーヴ・ヒューイはオールミュージックにおいて満点の5点を付け「ホレス・シルヴァー・クインテットとしては最も高く評価された、トランペット奏者のブルー・ミッチェル、テナー・サクソフォーン奏者のジュニア・クック、ベーシストのジーン・テイラー、それに(当時の)ドラマーのルイス・ヘイズによる編成による初のアルバム」「小編成のグループによるハード・バップの、あらゆる可能性を突き詰めており、当時のブルーノートが、いかに中毒性の高いメインストリーム・サウンドを作り出していたかを示す好例」と評している[2]。
収録曲
[編集]全曲ともホレス・シルヴァー作。
- フィンガー・ポッピン - "Finger Poppin'" - 4:50
- ジューシー・ルーシー - "Juicy Lucy" - 5:47
- スインギン・ザ・サンバ - "Swingin' the Samba" - 5:19
- スイート・スタッフ - "Sweet Stuff" - 5:34
- クッキン・アット・ザ・コンチネンタル - "Cookin' at the Continental" - 4:54
- カム・オン・ホーム - "Come on Home" - 5:32
- ユー・ハプンド・マイ・ウェイ - "You Happened My Way" - 5:29
- メロー・D - "Mellow D" - 5:33
参加ミュージシャン
[編集]- ホレス・シルヴァー - ピアノ
- ブルー・ミッチェル - トランペット(#4を除く全曲)
- ジュニア・クック - テナー・サクソフォーン(#4を除く全曲)
- ジーン・テイラー - ベース
- ルイス・ヘイズ - ドラムス
脚注
[編集]- ^ a b c “Horace Silver Discography”. Jazz Discography Project. 2024年11月28日閲覧。
- ^ a b Huey, Steve. “Finger Poppin' with the Horace Silver Quintet - Horace Silver Quintet - Album”. AllMusic. 2024年11月28日閲覧。
- ^ a b オリジナルLPライナーノーツ(レナード・フェザー)
外部リンク
[編集]- フィンガー・ポッピン - Discogs (発売一覧)