ブレス浜松
ブレス浜松 | |
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原語表記 | ブレス浜松 |
ホームタウン | 静岡県浜松市 |
クラブカラー | ターコイズブルー |
創設年 | 2012年 |
所属リーグ | V.LEAGUE |
チーム所在地 | 静岡県浜松市 |
体育館所在地 | 静岡県浜松市 |
代表者 | 岩本勝暁/相羽信弥 |
監督 | 濱田義弘 |
ホームページ | 公式ウェブサイト |
種類 | 一般社団法人 |
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本社所在地 |
日本 〒434-0038 静岡県浜松市浜名区貴布祢227-3[1] |
設立 | 2012年12月[2] |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 1080405006435 |
事業内容 | バレーボールチーム運営 |
代表者 |
代表理事 森島康之 (学校法人森島学園理事長[3]) |
ブレス浜松(ブレスはままつ)は、静岡県浜松市を活動拠点とする女子バレーボールクラブチームである。2024-25シーズンはV.LEAGUE WOMENに所属。
概要
[編集]運営は「一般社団法人ブレス浜松」で、学校法人森島学園理事長の森島康之が代表理事を務める[1]。
2012年11月、Befcoビービースターズの監督、スタッフ、選手が中心になり設立。2015/16シーズンよりV・チャレンジリーグIIに出場。2018-19シーズンよりV.LEAGUE Division2参戦[1]。
ホームタウンは浜松市。また、浜松市と磐田市、菊川市、掛川市、湖西市、袋井市、御前崎市、森町の8市町と包括連携協定を締結している[4]。
チーム名「ブレス」とは、「呼吸、風のそよぎ、生命力、注ぐ」などの意味で、浜松などに自分たちの活動から生命力などを注ぎたいという願いが込められている[1]。
マスコットキャラクターはペガサスの「イブちゃん」で、ブレスの意味である「息吹」より名付けられた(公募)。バレーボール6個分の大きさである[5][6]。2021-22シーズンよりエンブレムにも描かれている[7]。
歴史
[編集]2012年5月に休部となったBefcoビービースターズの監督、スタッフ、主力選手が中心となり新たな道を模索し、同年11月に「ブレス静岡」としてチームを結成した[1]。
2013年2月から3月に開催された第3回全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会において、初出場初優勝を果たした[8]。
2013年4月、チーム名を「ブレス静岡」から「ブレス浜松」に変更。
学校法人森島学園がスポンサードとなり、2014年5月、日本バレーボールリーグ機構はブレス浜松のリーグ準加盟を承認した[9]。2015/16シーズンより準加盟チームも出場可能であるV・チャレンジリーグIIが開催されることとなったため、それに出れることとなった。
初参戦となった2015/16シーズンでは、V・チャレンジリーグII準優勝を果たした[10]。
2016年10月、Vリーグ機構正式入社内定を得て、V・チャレンジリーグIIの2位以内に入り入替戦で勝てばV・チャレンジリーグIに昇格出来ることとなった[11]。2016/17シーズンで準優勝を果たして入替戦出場となるが、JAぎふリオレーナに連敗して昇格ならず。V・チャレンジリーグII在籍のまま、2017年9月に正式入社となった[12]。2017/18シーズンは振るわず4位で終える。
2018-19シーズン、2部スタートとなった新生V.LEAGUEのV2で下位に低迷。チーム設立当初から監督と代表理事を務めてきた藤原道生が責任を取り退団[13]。
2019-20シーズン、久光スプリングスや日立リヴァーレの監督を経験している濱田義弘が監督に就任し[14]、森島学園の理事長である森島康之が代表理事に就任した。2019-20シーズンはチームがなかなか上昇せず最下位で終えたが[15]、2020-21シーズンになるとチームは躍進し、8勝4敗と大きく勝ち越して4位で終えた[16]。
2021年、2021-22シーズン新体制になるタイミングでエンブレムを変更した。2020-21シーズンまでのものは浜松にバレーボールを新たに切り開く思いを込めて大海原を航海する舵をイメージとしていたが、新しいエンブレムには、チームマスコットのペガサス「イブちゃん」を配し、親しみやすくするのと、翼を広げて自由に駆け回る思いが込められた[7]。
2023年5月9日、2024-25シーズンからの新リーグ構想に向けて組織体制を刷新したと報告。クラブ代表を二人制にして、2022-23シーズンまでV1男子・ジェイテクトSTINGSで広報を担当していた岩本勝暁がチーム強化部長に就任[17]。そして、ゼネラルマネージャーに元日本代表の大林素子が就任することを発表[18][19]。2024年秋に発足されるSVリーグ(新リーグ1部)入りを目指し、プロ化に取り組む意向も示した[20][21]。2023年9月に浜松市と、2024年2月には新たに静岡県西部の7市町と、スポーツ振興や健康づくりで包括連携協定を締結した[4]。
2023-24シーズン、2023-24 V.LEAGUE DIVISION2 WOMENでチーム初となる9連勝を達成した[22]。最終的には11勝7敗の5位となり、プレーオフ出場はならなかった[23]。
SVリーグ入りを目指して活動していたが、2024年4月の一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ理事会によって2024-2025シーズンはSV準加盟クラブとして新Vリーグで活動することとなった[24][25][26]。
成績
[編集]主な成績
[編集]- V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN
- チャレンジリーグII
- 準優勝 2回 - 2015年度、2016年度
- 優勝 1回 - 2013年
年度別成績
[編集]V・プレミアリーグ / V・チャレンジリーグ
[編集]所属 | 年度 | 最終 順位 |
参加 チーム数 |
レギュラーラウンド | ポストシーズン | |||||
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順位 | 試合 | 勝 | 敗 | 試合 | 勝 | 敗 | ||||
チャレンジII | 2015/16 | 準優勝 | 5チーム | 2位 | 16 | 10 | 6 | - | ||
2016/17 | 準優勝 | 6チーム | 2位 | 15 | 10 | 5 | - | |||
2017/18 | 4位 | 6チーム | 4位 | 15 | 7 | 8 | - |
V.LEAGUE
[編集]所属 | 年度 | 最終 順位 |
参加 チーム数 |
レギュラーラウンド | ポストシーズン | 備考 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
順位 | 試合 | 勝 | 敗 | 試合 | 勝 | 敗 | |||||
DIVISION2 | 2018-19 | 8位 | 10チーム | 8位 | 18 | 7 | 11 | - | |||
2019-20 | 8位 | 8チーム | 8位 | 21 | 5 | 16 | - | ||||
2020-21 | 4位 | 9チーム | 4位 | 21 | 8 | 4 | - | ||||
2021-22 | 7位 | 10チーム | 7位 | 16 | 7 | 9 | - | 不戦勝1、不戦敗2を含む。 | |||
2022-23 | 4位 | 11チーム | 4位 | 20 | 13 | 7 | - | ||||
2023-24 | 5位 | 10チーム | 5位 | 18 | 11 | 7 | - |
選手・スタッフ(2024-25)
[編集]選手
[編集]背番号 | 名前 | シャツネーム | 生年月日(年齢) | 身長 | 国籍 | Pos | 在籍年 | 前所属 | 備考 |
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1 | 若泉佳穂 | WAKAIZUMI | 1999年8月20日(25歳) | 175 | 日本 | OP | 2022年- | 中京大学 | |
2 | 坂口莉乃 | SAKAGUCHI | 1998年3月26日(26歳) | 162 | 日本 | S | 2024年- | 大野石油広島 | 移籍加入[27] |
3 | 神田さくら | KANDA | 2000年4月27日(24歳) | 182 | 日本 | MB | 2024年- | ルートイン | 移籍加入[28] |
4 | アンドラデ・レイレライニ | LEIRE | 2000年5月6日(24歳) | 174 | ブラジル[29] | OH | 2018年- | 岐阜協立大学 | |
5 | 丸山莉佳 | MARUYAMA | 1998年11月23日(25歳) | 179 | 日本 | MB | 2021年- | 松蔭大学 | |
6 | 早川京美 | HAYAKAWA | 2000年10月9日(24歳) | 174 | 日本 | OH | 2023年- | 筑波大学 | |
7 | 浅野奈菜 | ASANO | 1997年7月23日(27歳) | 173 | 日本 | MB | 2020年- | 中京大学 | |
8 | 大谷瑞季 | OHTANI | 1999年5月20日(25歳) | 170 | 日本 | OH | 2022年- | 大阪国際大学 | |
9 | 山本実奈 | YAMAMOTO | 1999年3月10日(25歳) | 166 | 日本 | OH | 2021年- | 至学館大学 | |
10 | 西行米 | SAIGYO | 2000年6月7日(24歳) | 159 | 日本 | L | 2023年- | 日本体育大学 | キャプテン[30] |
12 | 乾未和 | INUI | 2000年4月3日(24歳) | 155 | 日本 | S | 2023年- | 中京大学 | |
13 | 蓑部莉奈 | MINOBE | 2001年8月3日(23歳) | 162 | 日本 | OH | 2024年- | 岐阜協立大学 | 新人[31] |
14 | 狩野亜衣 | KANO | 2001年6月17日(23歳) | 173 | 日本 | MB | 2024年- | 順天堂大学 | 新人[32] |
15 | 柾木茜 | MASAKI | 2001年4月7日(23歳) | 155 | 日本 | L | 2024年- | 東北福祉大学 | 新人[32] |
16 | 畠山初音 | HATAKEYAMA | 1998年3月4日(26歳) | 165 | 日本 | L | 2023年- | GSS東京 | 副キャプテン[30] |
17 | 緑栞希 | MIDORI | 2005年11月15日(19歳) | 170 | 日本 | OH | 2024年- | 下北沢成徳高校 | 新人[33] |
20 | 荒谷栞 | ARATANI | 1998年9月22日(26歳) | 174 | 日本 | MB | 2024年- | 姫路 | 期限付き移籍[34] |
21 | 水上真悠子 | SHIN | 1996年2月23日(28歳) | 172 | 日本 | OH | 2018年- | 星槎道都大学 | |
出典:チーム公式サイト[35] Vリーグ公式サイト[36] 更新:2024年1月17日 |
期限付き移籍
[編集]名前 | 生年月日(年齢) | 身長 | 国籍 | Pos | レンタル先 | 備考 |
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森木かれん | 1999年9月11日(25歳) | 176 | 日本 | S | 姫路 | 契約期間は2024年7月1日-2025年5月31日[37] |
スタッフ
[編集]役職 | 名前 | 備考 |
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強化部長 | 岩本勝暁 | |
強化部副部長 | 相羽信弥 | |
監督 | 濱田義弘 | |
コーチ | 高橋邑弥 | |
コーチ | 元場貴哉 | |
コーチ | 白井竜太郎 | |
チームアドバイザー | 鎌田裕子 | |
チームドクター | 中山理 | |
チームドクター | 尾藤晴彦 | |
マネージャー | 山本牧乃 | |
アナリスト | 都筑茉歩 | |
トレーナー | 稲垣昇吾 | |
出典:チーム公式サイト[38] Vリーグ公式サイト[36] 更新:2024年8月4日 |
脚注
[編集]- ^ a b c d e “チーム紹介”. ブレス浜松. 2020年7月12日閲覧。
- ^ ブレス静岡の2012年12月3日のツイート、2021年2月6日閲覧。
- ^ “情報公開”. 専門学校浜松医療学院. 2020年7月13日閲覧。「役員一覧」のPDFファイルより確認可能。
- ^ a b 大平要「女子バレー「ブレス浜松」がファン層拡大へ 8市町と連携協定締結」『朝日新聞』2024年2月25日。2024年3月4日閲覧。
- ^ 『公式マスコットの名前決定!!!』(プレスリリース)ブレス浜松、2015年9月20日 。2021年2月5日閲覧。
- ^ “ブイリーの部屋。”. Vリーグ機構. 2021年2月5日閲覧。
- ^ a b “【エンブレム変更】『ブレス浜松』チームエンブレムの変更について”. ブレス浜松 (2021年5月3日). 2021年7月3日閲覧。
- ^ “第3回全国6人制バレーボールリーグ総合優勝大会 女子-星取表”. 日本バレーボール協会. 2014年5月29日閲覧。
- ^ 『「ブレス浜松」準加盟について』(プレスリリース)Vリーグ機構、2014年5月28日 。2014年5月29日閲覧。
- ^ 『2015/16V・チャレンジリーグⅠ女子,2015/16V・チャレンジリーグⅡ女子全日程終了、最終結果のお知らせ』(プレスリリース)Vリーグ機構、2016年2月21日 。2016年2月21日閲覧。
- ^ 『「ブレス浜松」のVリーグ機構入社内定について』(プレスリリース)Vリーグ機構、2016年10月13日 。2016年10月19日閲覧。
- ^ 『【報告】第12回定時社員総会について』(プレスリリース)Vリーグ機構、2017年9月27日 。2016年10月19日閲覧。
- ^ 『藤原道生監督 退団のお知らせ』(プレスリリース)ブレス浜松、2019年3月28日 。2020年7月12日閲覧。
- ^ 『新監督就任のご挨拶』(プレスリリース)ブレス浜松、2019年5月1日 。2020年7月13日閲覧。
- ^ 『2019-20 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN V・レギュラーラウンド最終結果・個人賞受賞選手決定のお知らせ』(プレスリリース)Vリーグ機構、2020年3月25日 。2016年10月19日閲覧。
- ^ 『2020-21 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN 群馬銀行が2年連続の優勝』(プレスリリース)Vリーグ機構、2021年3月6日 。2021年3月6日閲覧。
- ^ “【ご報告】2023年度ブレス浜松組織体制の変更について”. ブレス浜松 (2023年5月9日). 2023年5月9日閲覧。
- ^ “大林素子さんがGMに 女子バレー「ブレス浜松」 “静岡のスポーツを引っ張る!””. TBS NEWS DIG. 静岡放送. (2023年5月9日) 2023年5月9日閲覧。
- ^ “元バレー日本代表・大林素子さんがV2リーグ・ブレス浜松のGMに「全国に知ってもらえるチームに」”. FNNプライムオンライン. テレビ静岡. (2023年5月9日) 2023年5月9日閲覧。
- ^ 大平要 (2023年5月10日). “V2「ブレス浜松」新体制発表 大林素子さんゼネラルマネージャー”. 朝日新聞 2023年5月10日閲覧。
- ^ “浜松 ブレスGMに大林さん 「全国に知られるよう」”. 読売新聞. (2023年5月10日) 2023年5月10日閲覧。
- ^ 「<バレーボールVリーグ2部・ブレス浜松> 9連勝、3日首位姫路戦」『中日新聞』2024年3月3日。2024年3月3日閲覧。
- ^ “<バレーボールVリーグ2部・ブレス浜松> 最終戦敗れ、今季順位は5位:中日新聞しずおかWeb”. 中日新聞Web. 2024年4月22日閲覧。
- ^ stoneproject. “【お知らせ】2024-25シーズンからのクラブライセンス交付・リーグ編成について”. ブレス浜松女子バレーボールクラブオフィシャルサイト. 2024年4月22日閲覧。
- ^ “一般社団法人日本バレーボールリーグ機構”. 一般社団法人日本バレーボールリーグ機構. 2024年4月22日閲覧。
- ^ “一般社団法人日本バレーボールリーグ機構”. 一般社団法人日本バレーボールリーグ機構. 2024年4月22日閲覧。
- ^ stoneproject. “【ご報告】新入団選手のお知らせ”. ブレス浜松女子バレーボールクラブオフィシャルサイト. 2024年8月2日閲覧。
- ^ stoneproject. “【ご報告】新入団選手のお知らせ”. ブレス浜松女子バレーボールクラブオフィシャルサイト. 2024年8月2日閲覧。
- ^ “2023-24 V.LEAGUE 外国籍選手・スタッフ一覧”. 愛知県バレーボール協会. 2024年1月6日閲覧。
- ^ a b stoneproject. “【ご報告】2024‐25シーズン新体制のお知らせ”. ブレス浜松女子バレーボールクラブオフィシャルサイト. 2024年8月2日閲覧。
- ^ “2024年度 内定選手のお知らせ”. ブレス浜松 (2023年10月25日). 2023年10月27日閲覧。
- ^ a b “【お知らせ】2024年度 内定選手”. ブレス浜松 (2024年1月17日). 2024年1月17日閲覧。
- ^ stoneproject. “【ご報告】新入団選手・スタッフのお知らせ”. ブレス浜松女子バレーボールクラブオフィシャルサイト. 2024年8月2日閲覧。
- ^ stoneproject. “【ご報告】荒谷選手の期限付き移籍加入のお知らせ”. ブレス浜松女子バレーボールクラブオフィシャルサイト. 2024年8月2日閲覧。
- ^ “選手紹介”. ブレス浜松. 2024年1月17日閲覧。
- ^ a b “ブレス浜松”. V.LEAGUE. 2024年1月17日閲覧。
- ^ stoneproject. “【ご報告】森木かれん選手の期限付き移籍のお知らせ”. ブレス浜松女子バレーボールクラブオフィシャルサイト. 2024年8月2日閲覧。
- ^ “スタッフ紹介”. ブレス浜松. 2023年10月27日閲覧。