ジェイマー・キャンデラリオ

ジェイマー・キャンデラリオ
*Jeimer Candelario*
シンシナティ・レッズ #3
	デトロイト・タイガース時代; (2019年5月1日)
基本情報
国籍	ドミニカ共和国; アメリカ合衆国; （二重国籍）
出身地	アメリカ合衆国; ニューヨーク州ニューヨーク
生年月日	1993年11月24日（31歳）
身長; 体重	6' 2" ＝約188 cm; 222 lb ＝約100.7 kg
選手情報
投球・打席	右投両打
ポジション	三塁手
プロ入り	2010年アマチュアFA
初出場	2016年7月3日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	シカゴ・カブス (2016 - 2017); デトロイト・タイガース (2017 - 2022); ワシントン・ナショナルズ (2023); シカゴ・カブス (2023); シンシナティ・レッズ (2024 - );
国際大会
代表チーム	ドミニカ共和国
WBC	2023年
	この表について

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ジェイマー・カンデラリオ

ジェイマー・キャンデラリオ（Jeimer Candelario, 1993年 11月24日 - ）は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク出身（ドミニカ共和国育ち）のプロ野球選手（三塁手）。右投両打。MLBのシンシナティ・レッズ所属。

経歴

プロ入りとカブス時代

2010年にシカゴ・カブスと契約してプロ入り。

2011年に傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・カブス2でプロデビュー。72試合に出場して打率.337・5本塁打・53打点・4盗塁の成績を残した。

2012年はA-級ボイシ・ホークスでプレーし、71試合に出場して打率.281・6本塁打・47打点・2盗塁の成績を残した。

2013年はA級ケーンカウンティ・クーガーズでプレーし、130試合に出場して打率.256・11本塁打・57打点・1盗塁の成績を残した。

2014年はA級ケーンカウンティとA+級デイトナ・カブスでプレーし、2球団合計で135試合に出場して打率.223・11本塁打・63打点の成績を残した。

2015年はA+級マートルビーチ・ペリカンズ^[1]とAA級テネシー・スモーキーズでプレーし、2球団合計で128試合に出場して打率.277・10本塁打・64打点の成績を残した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスに所属した。11月20日には40人枠入りした^[2]。

2016年はAA級テネシーで開幕を迎え、AAA級アイオワ・カブスを経て7月3日にメジャー初昇格を果たした^[3]。同日のニューヨーク・メッツ戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは5試合に出場して打率.091の成績を残した。

タイガース時代

2017年7月31日にジャスティン・ウィルソン、アレックス・アビラとのトレードで、アイザック・パレデス、後日発表選手と共にデトロイト・タイガースへ移籍した^[4]。

2020年オフに球団最優秀選手賞であるタイガー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

2021年は二塁打がリーグ最多だった。オフの11月9日に2年連続でタイガー・オブ・ザ・イヤーを受賞した^[5]。

2022年は打率.217、13本塁打と不振に終わり、オフの11月18日にノンテンダーFAとなった^[6]。

ナショナルズ時代

2022年11月29日にワシントン・ナショナルズと500万ドルの単年契約を結んだ^[7]^[8]。オプションとして最大100万ドルの出来高が含まれる^[8]。

2023年はシーズン開幕前の3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシックのドミニカ共和国代表に選出された。

カブス復帰

2023年7月31日にDJ・ハーツ、ケビン・メイドとのトレードで、古巣のカブスへ移籍した^[9]。オフの11月3日にFAとなった^[10]。

レッズ時代

2023年12月11日にシンシナティ・レッズと3年4500万ドル(3年目終了後のクラブオプション付)の契約を結んだ^[11]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2016	CHC	5	14	11	0	1	0	0	0	1	0	0	0	0	2	1	1	5	0	.091	.286	.091	.377
2017	CHC	11	36	33	2	5	2	0	1	10	3	0	0	0	1	0	2	12	1	.152	.222	.303	.525
2017	DET	27	106	94	16	31	7	0	2	44	13	0	0	0	12	0	0	18	2	.330	.406	.468	.874
'17計		38	142	127	18	36	9	0	3	54	16	0	0	0	13	0	2	30	3	.283	.359	.425	.784
2018		144	619	539	78	121	28	3	19	212	54	3	2	5	66	1	9	160	4	.224	.317	.393	.710
2019		94	386	335	33	68	17	2	8	113	32	3	1	1	43	1	7	99	3	.203	.306	.337	.643
2020		52	206	185	30	55	11	3	7	93	29	1	1	0	20	0	1	49	3	.297	.369	.503	.872
2021		149	626	557	75	151	42	3	16	247	67	0	0	0	65	1	4	135	10	.271	.351	.443	.795
2022		124	467	429	49	93	19	2	13	155	50	0	1	4	28	1	6	109	9	.217	.272	.361	.633
2023	WSH	99	419	368	57	95	30	2	16	177	53	6	1	2	36	1	12	88	10	.258	.342	.481	.823
2023	CHC	41	157	137	20	32	9	1	6	61	17	2	0	2	17	0	1	39	1	.234	.318	.445	.764
'23計	CHC	140	576	505	77	127	39	3	22	238	70	8	1	4	53	1	13	127	11	.251	.336	.471	.807
MLB：8年		746	3036	2688	360	652	165	16	88	1113	318	15	6	14	290	6	43	714	43	.243	.325	.414	.739

2023年度シーズン終了時
各年度の太字はリーグ最高

WBCでの打撃成績

年度	代表	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率
2023^[12]	ドミニカ共和国	4	14	12	2	6	1	0	0	7	0	0	0	0	2	0	0	2	0	.500	.571	.583

年度別守備成績

年度	球団	一塁（1B）						三塁（3B）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2016	CHC	-						3	1	3	1	0	.800
2017	CHC	1	6	1	0	1	1.000	9	8	17	1	2	.962
2017	DET	-						27	15	39	4	2	.931
'17計		1	6	1	0	1	1.000	36	23	56	5	4	.940
2018		-						140	116	241	10	26	.973
2019		20	136	11	1	16	.993	69	44	133	6	19	.967
2020		43	297	19	4	35	.988	10	4	25	0	3	1.000
2021		-						142	91	273	9	30	.976
2022		-						117	75	197	11	17	.961
2023	WSH	-						96	57	172	6	20	.974
2023	CHC	21	131	8	1	13	.993	19	10	33	2	2	.956
'23計	CHC	21	131	8	1	13	.993	115	67	205	8	22	.971
MLB		85	570	39	6	65	.990	632	421	1133	50	121	.969

2023年度シーズン終了時
各年度の太字はリーグ最高

表彰

タイガー・オブ・ザ・イヤー：2回（2020年、2021年）

背番号

7（2016年 - 2017年途中）
46（2017年途中 - 2022年）
9（2023年）
3（2024年 - ）

代表歴

2023 ワールド・ベースボール・クラシック・ドミニカ共和国代表

脚注

^ 2015年よりカブス傘下
^ Cubs protect 4 prospects from Rule 5 Draft
^ http://www.chicagotribune.com/sports/baseball/cubs/ct-cubs-place-chris-coghlan-on-dl-promote-jeimer-candelario-20160703-story.html
^ Carrie Muskat (2017年7月31日). “Cubs add LHP Wilson, C Avila from Tigers” (英語). MLB.com. 2017年8月5日閲覧。
^ “Jeimer Candelario named 2021 Tiger of the Year”. MLB.com Press Release (November 10, 2021). November 15, 2021閲覧。
Jason Beck (November 10, 2021). “Candelario repeats as Tiger of the Year” (英語). MLB.com. November 15, 2021閲覧。
^ “Candelario among 7 non-tendered by Tigers” (英語). MLB.com. 2022年11月30日閲覧。
^ “Washington Nationals agree to terms with infielder Jeimer Candelario and outfielder Stone Garrett” (英語). MLB.com. 2022年11月30日閲覧。
^ ^a ^b “Nationals Sign Jeimer Candelario To One-Year Contract” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年11月30日閲覧。
^ “Cubs acquire infielder Jeimer Candelario from the Washington Nationals”. www.mlb.com. 2023年8月1日閲覧。
^ “130 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). Home (November 3, 2023). November 8, 2023閲覧。
^ “Reds Agree To Three-Year Deal With Jeimer Candelario” (英語). MLB Trade Rumors (2023年12月11日). 2023年12月22日閲覧。
^ 2023 WBC Player Hitting StatsMLB.com 2023年4月5日閲覧

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Jeimer Candelario stats MiLB.com （英語）
Jeimer Candelario Rosario (@jeimer_candelario) - Instagram
Jeimer Candelario (@jeimer24C) - X（旧Twitter）

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[1] 2015年よりカブス傘下

[2] Cubs protect 4 prospects from Rule 5 Draft

[3] ttp://www.chicagotribune.com/sports/baseball/cubs/ct-cubs-place-chris-coghlan-on-dl-promote-jeimer-candelario-20160703-story.html

[4] Carrie Muskat (2017年7月31日). “Cubs add LHP Wilson, C Avila from Tigers” (英語). MLB.com. 2017年8月5日閲覧。

[5] “Jeimer Candelario named 2021 Tiger of the Year”. MLB.com Press Release (November 10, 2021). November 15, 2021閲覧。
Jason Beck (November 10, 2021). “Candelario repeats as Tiger of the Year” (英語). MLB.com. November 15, 2021閲覧。

[6] “Candelario among 7 non-tendered by Tigers” (英語). MLB.com. 2022年11月30日閲覧。

[7] “Washington Nationals agree to terms with infielder Jeimer Candelario and outfielder Stone Garrett” (英語). MLB.com. 2022年11月30日閲覧。

[:0-8] “Nationals Sign Jeimer Candelario To One-Year Contract” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年11月30日閲覧。

[9] “Cubs acquire infielder Jeimer Candelario from the Washington Nationals”. www.mlb.com. 2023年8月1日閲覧。

[10] “130 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). Home (November 3, 2023). November 8, 2023閲覧。

[11] “Reds Agree To Three-Year Deal With Jeimer Candelario” (英語). MLB Trade Rumors (2023年12月11日). 2023年12月22日閲覧。

[12] 2023 WBC Player Hitting StatsMLB.com 2023年4月5日閲覧

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表話編歴シンシナティ・レッズロースター
投手	41 アンドリュー・アボット 39 ジュリアン・アギアー（英語版） 51 グラム・アッシュクラフト 63 フェルナンド・クルーズ 43 アレクシス・ディアス 21 ハンター・グリーン 65 ケイシー・レグミナ（英語版） 40 ニック・ロドロ 81 レット・ラウダー 28 ニック・マルティネス -- ルイス・メイ（英語版） 50 サム・モール 15 エミリオ・パガン 34 コナー・フィリップス 72 ライオン・リチャードソン（英語版） 64 トニー・サンティラン -- ブレイディ・シンガー 68 カーソン・スパイアーズ（英語版） 31 ブレント・スーター 55 ブランドン・ウィリアムソン 67 ヨスバー・ズルエタ
捕手	37 タイラー・スティーブンソン
内野手	-- タイラー・カリハン（英語版） 3 ジェイマー・キャンデラリオ 44 エリー・デラクルーズ 33 クリスチャン・エンカーナシオン＝ストランド 4 サンティアゴ・エスピナル 16 ノエルビ・マルテ 9 マット・マクレイン
外野手	30 ウィル・ベンソン 76 ブレイク・ダン（英語版） 17 スチュアート・フェアチャイルド（故障者リスト） 27 ジェイク・フレイリー 29 TJ・フリードル 77 リース・ハインズ（英語版） 26 ジェイコブ・ハーツバイス（英語版） 7 スペンサー・スティアー
監督・コーチ	-- テリー・フランコーナ（監督） -- ブラッド・ミルズ（ベンチコーチ） -- クリス・バライカ（打撃コーチ） -- アレックス・ペライズ（英語版）（打撃コーチ補佐） -- ウィル・レミアード（打撃コーチ補佐） 36 デレク・ジョンソン（英語版）（投手コーチ） 88 アロン・レイクマン（英語版）（投手コーチ補佐） 54 コリン・カウギル（一塁コーチ） 56 J.R.ハウス（英語版）（三塁コーチ） 90 マット・トレーシー（英語版）（ブルペンコーチ） 92 カイル・アーンズバーグ（コーチ補佐） 45 フレディ・ベナビデス（フィールドコーディネイター） 91 ホセ・ドゥアルテ（ブルペン捕手） -- ジェームズ・ケリー（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧2024年11月22日更新

表話編歴野球ドミニカ共和国代表 - 2023 ワールド・ベースボール・クラシック
監督	10 ロドニー・リナレス
コーチ	45 トニー・ディアス（ベンチコーチ） 54 ルイス・オルティス（打撃コーチ） 90 フランク・バルデス（打撃コーチ補佐） 68 ウェリントン・セペダ（投手コーチ） 45 ホセ・カノ（投手コーチ補佐） 29 フリオ・ボーボン（一塁コーチ） 33 ラモン・サンティアゴ（三塁コーチ）
投手	20 サンディ・アルカンタラ 47 ジョニー・クエト 48 ラファエル・モンテロ 50 ヘクター・ネリス 52 ブライアン・アブレイユ 53 クリスチャン・ハビエル 59 ロアンシー・コントレラス 63 ディエゴ・カスティーヨ 68 ルイス・ガルシア 72 ルイス・オルティス 75 カミロ・ドバル 76 ハーリン・ガルシア 92 ヘネシス・カブレラ 93 イーミ・ガルシア
捕手	21 フランシスコ・メヒア 35 ゲイリー・サンチェス
内野手	1 ウィリー・アダメス 2 ジーン・セグラ 3 ジェレミー・ペーニャ 4 ケーテル・マルテ 5 ワンダー・フランコ 7 ジェイマー・キャンデラリオ 11 ラファエル・デバース 13 マニー・マチャド 24 ロビンソン・カノ
外野手	22 フアン・ソト 37 テオスカー・ヘルナンデス 44 フリオ・ロドリゲス 74 エロイ・ヒメネス
指名打者	23 ネルソン・クルーズ（選手兼GM）

経歴