ベンセドラ (コルベット)
ベンセドラ | |
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基本情報 | |
建造所 |
バサン フェロル造船所 |
運用者 | スペイン海軍 |
艦種 | コルベット |
級名 | デスクビエルタ級 |
艦歴 | |
起工 | 1978年1月1日 |
進水 | 1979年4月27日 |
就役 | 1982年3月27日 |
要目 | |
排水量 |
基準 1,440t (改修後)1,223t 満載 1,640t (改修後)1,666t |
全長 | 88.9m |
最大幅 | 10.4m |
吃水 | 3.8m |
機関 |
CODAD方式、2軸推進 バサン=MTU 16V956 TB91ディーゼルエンジン × 4基(16,000PS) |
速力 | 最大速 25kt |
航続距離 | 巡航18ktで4,000海里 |
乗員 |
115名 89名(改修後) |
兵装 |
改装前 オート・メラーラ 76 mm 砲 × 1基 L/70 40mm機関砲 × 2基 ハープーンSSM × 8基 ボフォース 375mm連装対潜ロケット × 1基 Mk 32 短魚雷発射管 × 2基 改装後 ハープーンSSM × 4基 62口径72mm単装軽量砲 × 1基 エリコン 20mm単装機関砲 × 2基 7.62mm機関銃 × 2挺 |
C4ISTAR | ANDU +リンク 11 |
レーダー |
ZW-06 水上 1007航海 DM 76 MD 3721 |
ソナー | DE-1160B |
電子戦・ 対抗手段 |
Mk 36 SRBOC AN/SLQ-25対魚雷曳航デコイ カノープス ECM装置 |
ベンセドラ(スペイン語:Vencedora, F 36、P 79)は、スペイン海軍のコルベット。デスクビエルタ級コルベットの6番艦。艦名は勝利者を意味するスペイン語に由来する。
艦歴
[編集]「ベンセドラ」は、バサンフェロル造船所で建造され、1978年1月1日に起工、1979年4月27日に進水、1982年3月27日に就役しカルタヘナ基地の第21護衛隊に配備される。進水後の1982年1月には建造作業中に爆発事故が発生し労働者2名が死亡、3名が負傷した[1]。
1991年、湾岸危機に伴い国際連合主導による禁輸監視活動のため、フリゲート「F 82 ビクトリア」、コルベット「F 33 インファンタ・エレナ」と共にペルシャ湾に派遣される。
2003年、コルベットとしては最後となるガルフレックス03演習(Gruflex ' 03)に参加した。
2004年1月13日に哨戒艦に艦種が変更され、番号もP 78に変更される。その後、カナリアス諸島のラス・パルマス・デ・グラン・カナリアに移動し、捜索救難活動や麻薬密輸および不法移民対策に従事している。
2009年1月31日に国際連合安全保障理事会決議1707と国際連合安全保障理事会決議1832に基づく枠組みで、レバノンでのヒズボラ向け兵器密輸監視活動のため スペイン、フランス、イタリアおよびポルトガルで部隊を構成し国際連合レバノン暫定駐留軍に参加するため、カルタヘナ基地を出港して「P 77 インファンタ・クリスティナ」と交代し任務に就く[2]。
2011年3月から5月までアタランタ作戦に参加するためソマリア沖・アデン湾に展開している。スエス運河を越えての活動は1991年以来となっている[3]。
脚注
[編集]- ^ Hemeroteca ABC: Mueren dos de los heridos por la explosión en una corbeta
- ^ El patrullero 'Vencedora' parte hacia el Líbano para relevar al 'Infanta Cristina'
- ^ Spanish OPV Vencedora contributed outstandingly to EU NAVFOR with 85 percent of time on main task
外部リンク
[編集]- Patrullero Cazadora (P-78)海軍公式ページ