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ベンセドラ (コルベット)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベンセドラ
基本情報
建造所 バサン
フェロル造船所
運用者  スペイン海軍
艦種 コルベット
級名 デスクビエルタ級
艦歴
起工 1978年1月1日
進水 1979年4月27日
就役 1982年3月27日
要目
排水量 基準 1,440t
(改修後)1,223t
満載 1,640t
(改修後)1,666t
全長 88.9m
最大幅 10.4m
吃水 3.8m
機関 CODAD方式、2軸推進
バサンMTU 16V956 TB91ディーゼルエンジン × 4基(16,000PS
速力 最大速 25kt
航続距離 巡航18ktで4,000海里
乗員 115名
89名(改修後)
兵装 改装前
オート・メラーラ 76 mm 砲 × 1基
L/70 40mm機関砲 × 2基
ハープーンSSM × 8基
ボフォース 375mm連装対潜ロケット × 1基
Mk 32 短魚雷発射管 × 2基
改装後
ハープーンSSM × 4基
62口径72mm単装軽量砲 × 1基
エリコン 20mm単装機関砲 × 2基
7.62mm機関銃 × 2挺
C4ISTAR ANDU +リンク 11
レーダー ZW-06 水上
1007航海
DM 76
MD 3721
ソナー DE-1160B
電子戦
対抗手段
Mk 36 SRBOC
AN/SLQ-25対魚雷曳航デコイ
カノープス ECM装置
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ベンセドラスペイン語Vencedora, F 36P 79)は、スペイン海軍コルベットデスクビエルタ級コルベットの6番艦。艦名は勝利者を意味するスペイン語に由来する。

艦歴

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「ベンセドラ」は、バサンフェロル造船所で建造され、1978年1月1日に起工、1979年4月27日に進水、1982年3月27日に就役しカルタヘナ基地の第21護衛隊に配備される。進水後の1982年1月には建造作業中に爆発事故が発生し労働者2名が死亡、3名が負傷した[1]

1991年湾岸危機に伴い国際連合主導による禁輸監視活動のため、フリゲート「F 82 ビクトリア」、コルベット「F 33 インファンタ・エレナ」と共にペルシャ湾に派遣される。

2003年、コルベットとしては最後となるガルフレックス03演習(Gruflex ' 03)に参加した。

2004年1月13日に哨戒艦に艦種が変更され、番号もP 78に変更される。その後、カナリアス諸島ラス・パルマス・デ・グラン・カナリアに移動し、捜索救難活動や麻薬密輸および不法移民対策に従事している。

2009年1月31日国際連合安全保障理事会決議1707国際連合安全保障理事会決議1832に基づく枠組みで、レバノンでのヒズボラ向け兵器密輸監視活動のため スペイン、フランスイタリアおよびポルトガルで部隊を構成し国際連合レバノン暫定駐留軍に参加するため、カルタヘナ基地を出港して「P 77 インファンタ・クリスティナ」と交代し任務に就く[2]

2011年3月から5月までアタランタ作戦に参加するためソマリア沖・アデン湾に展開している。スエス運河を越えての活動は1991年以来となっている[3]

脚注

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  1. ^ Hemeroteca ABC: Mueren dos de los heridos por la explosión en una corbeta
  2. ^ El patrullero 'Vencedora' parte hacia el Líbano para relevar al 'Infanta Cristina'
  3. ^ Spanish OPV Vencedora contributed outstandingly to EU NAVFOR with 85 percent of time on main task

外部リンク

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関連項目

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