ホテルメトロポリタン秋田
ホテルメトロポリタン秋田 Hotel Metropolitan Akita | |
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ホテル概要 | |
正式名称 | ホテルメトロポリタン秋田 |
ホテルチェーン | メトロポリタンホテルズ |
運営 | 秋田ステーションビル |
前身 | 秋田ターミナルホテル |
階数 | 地下1 - 地上9階 |
レストラン数 | 2軒 |
部屋数 | 247室 |
開業 | 1986年7月4日 |
改装 | 2010年3月26日、2021年5月31日 |
最寄駅 | JR東日本 秋田駅 |
最寄IC | 秋田自動車道 秋田中央IC |
所在地 |
〒010-8530 秋田県秋田市中通7丁目2番1号 |
位置 | 北緯39度43分4.3秒 東経140度7分43.5秒 / 北緯39.717861度 東経140.128750度座標: 北緯39度43分4.3秒 東経140度7分43.5秒 / 北緯39.717861度 東経140.128750度 |
公式サイト | 公式サイト |
ホテルメトロポリタン秋田(Hotel Metropolitan Akita)は、秋田県秋田市にあるJR東日本ホテルズのシティホテルブランド「メトロポリタンホテルズ」の一つ。株式会社秋田ステーションビルが運営する。
概要
[編集]米どころとして有名な秋田が、1976年(昭和51年)から1985年(昭和60年)の10年間、産業立地件数が飛躍的に伸び、特に東北新幹線開業以降は、交通網の整備も一段と進み温泉ブームとあいまって観光地として注目されていたことに背景に[1]、国鉄が投資を決定し、1982年(昭和57年)運営会社である秋田ターミナルビルを設立。秋田駅西口ロータリーに面し建てられた複合ビルに、1986年(昭和61年)7月4日、秋田ターミナルホテルと低層部に入るショッピングモールのアルスが同時開業した。
1996年(平成8年)3月1日、 JR東日本ホテルズにおけるシティホテルブランド名が、「メトロポリタンホテルズ」に統一されたことに伴い、「秋田ターミナルホテル」から「ホテルメトロポリタン秋田」へ名称を変更した[2]。2004年(平成16年)4月1日、「秋田ターミナルビル」と駅ビルトピコを運営する「秋田ステーションデパート」が合併し、「秋田ステーションビル」が発足すると同社が運営会社となった。
改装
[編集]秋田新幹線の開業を機に、秋田駅が橋上化されると2階部分でホテルとアルスは直結。2010年(平成22年)3月26日には、東北新幹線八戸 - 新青森間の開業を前に北東北観光需要が増えると見込み、ツインルームを増やし全客室を改装したほか[3]、3階には大人の休日倶楽部ラウンジを設け、レストラン「クオーレ」なども一新した[4]。
ノースウイング開業
[編集]ホテルメトロポリタン秋田ノースウイング | |
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ホテルメトロポリタン秋田ノースウイング | |
ホテル概要 | |
正式名称 | ホテルメトロポリタン秋田ノースウイング |
ホテルチェーン | JR東日本ホテルズ |
運営 | 秋田ステーションビル株式会社 |
所有者 | 秋田ステーションビル株式会社 |
階数 | 1F - 9F階 |
開業 | 2021年(令和3年)5月31日 |
最寄駅 | 秋田駅 |
最寄IC | 秋田中央インターチェンジ |
所在地 |
〒010-8530 秋田県秋田市中通七丁目2番1-2号 |
公式サイト | 公式サイト |
ホテルメトロポリタン秋田ノースウイングは、ホテルメトロポリタン秋田の北棟扱いとなるホテルである。
ホテル北側の立体駐車場としていたJR東日本が所有する土地に、9階建ての別館を建設し、2021年(令和3年)5月31日開業した[5][6]。 客室は3階~9階部分に132室設け[7]、2階にはJR東日本スポーツが運営する「ジェクサーライトジム メトロポリタン秋田店」が東北エリアで初出店したほか[8]、1階には先行して4月にセブンイレブンがオープンした[9]。またノースウイングの開業に併せ、本館エントランスやフロントの改修も行われた[9]。ノースウイングの開業でJR東日本秋田支社が秋田県、市と連携し駅周辺で進めてきた再開発事業の一環でのハード整備はこれで一区切りとなった[10]。
沿革
[編集]- 1982年(昭和57年)9月4日 - 株式会社秋田ターミナルビル設立。
- 1986年(昭和61年)7月4日 - 秋田ターミナルホテル・アルス開業。
- 1996年(平成8年)3月1日 - 秋田ターミナルホテルからホテルメトロポリタン秋田へと名称を変更[2]。
- 1997年(平成9年)3月16日 - 橋上化された秋田駅舎の竣工にともない、秋田ステーションデパートがトピコへと名称を変更。2階部分でアルス、ホテルメトロポリタン秋田と直結する。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 「秋田ステーションデパート株式会社」と「秋田ターミナルビル株式会社」が合併し、「秋田ステーションビル株式会社」に商号変更。
- 2007年(平成19年)7月1日 - 北改札口をメトロポリタン口に改称。
- 2010年(平成22年)3月26日 - 新装オープン。
- 2021年(令和3年)
施設
[編集]- 客室数:247
- レストラン
- ダイニング「万葉」
- クオーレ
- 大人の休日倶楽部ラウンジ
- 宴会場
- 大宴会場「グランデ」
- 中宴会場「ジュエル」
- 小宴会場「こまち」「しらかみ」「ルーチェ」「けやき」「さくら」「わかすぎ」「ルナ」「ベガ」「ステラ」
など
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ 『東日本旅客鉄道株式会社二十年史 1987.4-2007.3』p.457
- ^ a b 「「秋田」「高崎」のターミナルホテル 「メトロポリタン」に名称を変更」『交通新聞』交通新聞社、1996年2月29日、3面。
- ^ 「ホテルメトロポリタン 26日リニューアルオープン」『読売新聞』秋田版 2010年3月9日
- ^ “ホテルメトロポリタン秋田、新装開業へ-客室に秋田の郷土色盛り込む”. 秋田経済新聞. (2010年3月12日) 2017年6月20日閲覧。
- ^ “秋田)秋田駅前ホテルに9階建て別館を新築 JR東”. 朝日新聞デジタル. (2019年3月15日) 2019年3月16日閲覧。
- ^ 『ノーザンステーションゲート秋田 次のステージへさらに推進させていきます!』(プレスリリース)JR東日本秋田支社、2019年3月14日 。2019年3月16日閲覧。
- ^ “秋田らしさ、随所に メトロポリタン別館開業【動画】”. 秋田魁新報. (2021年5月31日) 2021年6月1日閲覧。
- ^ “秋田駅前にフィットネスジム「ジェクサー」 東北初出店”. 秋田経済新聞. (2021年3月9日) 2021年6月1日閲覧。
- ^ a b “ホテルメトロポリタン秋田、別館開業 客室数2倍超に店”. 日本経済新聞. (2021年5月31日) 2021年6月1日閲覧。
- ^ “メトロポリタン秋田の別館開業 駅前再開発に一区切り”. 河北新報. (2021年6月1日) 2021年6月1日閲覧。
- ^ “お知らせ一覧 > 2/17(水)ホテルの利用可能施設が拡大します!”. STATION WORK (2021年2月16日). 2021年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月18日閲覧。
- ^ “ホテルメトロポリタン秋田、別館を5月末に開業”. 日本経済新聞 (2020年11月28日). 2021年4月16日閲覧。
参考文献
[編集]- 東日本旅客鉄道株式会社編『東日本旅客鉄道株式会社二十年史 1987.4-2007.3』 東日本旅客鉄道、2007年。