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ボクルグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ボクルグ(ボクラグ、Bokrug)は、クトゥルフ神話などに登場する架空の神性。旧支配者

眠れる者が行けるとされるドリームランドに顕現する水蜥蜴の姿をした神で、イブのスーム=ハーによって崇拝されていた。ボクルグを怒らせた人々は報復に遭うことで有名で、その報復は何百年も続くと言う。報復が訪れると、迅速に破壊が訪れる。都市サルナスではボクルグを冒涜していたが、後に報復にあった。

サルナスやイブを含むムナール地域の所在は、ドリームランド説と目覚めの世界説の両方があって判然としない。

ムノムクア

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ボクルグの上位神。巨大なトカゲのような姿をしている。旧神によってに封印されている。無名都市の爬虫類種族はムノムクアの従者である。

配偶者は邪神オーン。

「魂を喰らうもの」という異名をとり、ヤルナクを支配していたがヴォルヴァドスに追い払われたという[注 1]

ボクルグ同様に、目覚めの世界なのかドリームランドなのかは作品ごとに異なる。

登場・関連作品

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ボクルグの登場作品
ムノムクアの登場作品
関連作品

脚注

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【凡例】

  • 全集:創元推理文庫『ラヴクラフト全集』、全7巻+別巻上下
  • 真ク:国書刊行会『真ク・リトル・リトル神話大系』、全10巻
  • 新ク:国書刊行会『新編真ク・リトル・リトル神話大系』、全7巻

注釈

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  1. ^ 異名はヘンリー・カットナーの『魂を喰らうもの』からとられている。この作品はヴォルヴァドスの登場作品でもある。

出典

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