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マイネイサベル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マイネイサベル
第30回マイルCS パドック(2013年11月17日)
欧字表記 Meine Isabel[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 2008年4月11日[1]
死没 2022年3月3日(14歳没)
抹消日 2013年12月21日[2]
テレグノシス[1]
マイネレジーナ[1]
母の父 サンデーサイレンス[1]
生国 日本の旗 日本北海道新ひだか町[1]
生産者 高橋修[1]
馬主 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン[1]
調教師 水野貴広美浦[1]
厩務員 大原巨督[3]
競走成績
生涯成績 25戦4勝[1]
獲得賞金 2億5845万0000円[1]
勝ち鞍
GII 府中牝馬S 2012年
GIII 新潟2歳S 2010年
GIII 中山牝馬S 2013年
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マイネイサベル(欧字名:Meine Isabel2008年4月11日 - 2022年3月3日)は、日本競走馬繁殖牝馬[1]。主な勝ち鞍に2010年新潟2歳ステークス2012年府中牝馬ステークス2013年中山牝馬ステークス

馬名の由来は、冠名+人名。

経歴

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2歳(2010年)

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新潟の芝1400mの新馬戦松岡正海鞍上でデビューし、6番人気に支持され、直線抜け出してデビュー戦を飾った。続く重賞の新潟2歳ステークスも9番人気だったが直線差しきって重賞初制覇を飾った。しかし続くファンタジーステークスは2番人気に推されるも9着。阪神ジュベナイルフィリーズは6着に敗れる。

3歳(2011年)

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初戦のクイーンカップは直線追い込むも2着に惜敗。フラワーカップは先行するも直線伸びきれずに4着に敗れる。陣営は桜花賞出走をやめて、オークスに目標にした。フローラステークスは2番人気に推されるも直線追い込みするも5着。オークスも前走と同じく追い込むも6着に敗れた。秋はローズステークスで始動。低支持の10番人気だったが、2着に健闘する。しかし秋華賞後方のまま15着惨敗となる。そして新潟開催となった福島記念は古馬相手に3着に健闘する。

4歳(2012年)

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中山牝馬ステークスは先行するも4着、福島牝馬ステークスも先行も5着、ヴィクトリアマイルは6着に敗れた。夏は新潟戦を使い、関屋記念は4着、新潟記念はブービーの17着惨敗となった。府中牝馬ステークスは中団から直線抜け出して約2年ぶりの勝利を飾った。エリザベス女王杯は7着に終わった。

5歳(2013年)

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エリザベス女王杯の後、半年休養して5歳の緒戦となった中山牝馬ステークスではスマートシルエットオールザットジャズとの競り合いを制して勝利し、重賞3勝目を挙げた。ヴィクトリアマイルは先行策をとり3着に粘り、15番人気だった安田記念は牡馬相手に4着に健闘した。しかしその後は惨敗が続き、愛知杯9着を最後に現役を引退した。引退後は北海道新冠町ビッグレッドファームにて繁殖牝馬となる。その後、2022年3月3日に死亡した[4]。14歳没。

競走成績

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競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量 1着馬(2着馬)
2010.07.17 新潟 2歳新馬 芝1400m(良) 18 2 4 17.7(06人) 01着 1:22.4(35.5) -0.0 松岡正海 54kg (ポピュラーストック)
0000.09.05 新潟 新潟2歳S GIII 芝1600m(良) 17 8 16 26.3(09人) 01着 1:34.5(33.5) -0.0 松岡正海 54kg マイネルラクリマ
0000.11.06 京都 ファンタジーS GIII 芝1400m(良) 17 4 7 05.0(02人) 09着 1:22.7(35.3) 00.4 松岡正海 54kg マルモセーラ
0000.12.12 阪神 阪神JF GI 芝1600m(良) 18 3 6 34.3(06人) 06着 1:36.1(34.6) 00.4 松岡正海 54kg レーヴディソール
2011.02.12 東京 クイーンカップ GIII 芝1600m(稍) 16 2 4 16.6(05人) 02着 1:35.5(34.4) 00.1 松岡正海 55kg ホエールキャプチャ
0000.03.26 阪神 フラワーカップ GIII 芝1800m(良) 18 8 17 04.0(02人) 04着 1:47.6(36.4) 00.6 松岡正海 55kg トレンドハンター
0000.04.23 東京 フローラS GII 芝2000m(重) 17 7 13 05.0(02人) 05着 2:03.5(36.6) 00.2 松岡正海 54kg バウンシーチューン
0000.05.22 東京 優駿牝馬 GI 芝2400m(良) 18 8 17 35.8(06人) 06着 2:26.2(34.8) 00.5 松岡正海 55kg エリンコート
0000.09.18 阪神 ローズS GII 芝1800m(良) 14 7 11 39.6(10人) 02着 1:48.1(33.3) 00.0 小牧太 54kg ホエールキャプチャ
0000.10.16 京都 秋華賞 GI 芝2000m(稍) 18 7 15 16.1(04人) 15着 2:00.8(36.7) 02.6 松岡正海 55kg アヴェンチュラ
0000.11.20 新潟 福島記念 GIII 芝2000m(重) 18 6 11 15.7(06人) 03着 1:59.5(34.5) 00.4 津村明秀 52kg アドマイヤコスモス
2012.03.11 中山 中山牝馬S GIII 芝1800m(重) 16 1 1 28.4(12人) 04着 1:51.0(36.5) 00.4 松岡正海 54kg レディアルバローザ
0000.04.21 福島 福島牝馬S GIII 芝1800m(良) 16 7 14 09.6(06人) 05着 1:46.5(35.3) 00.4 松岡正海 55kg オールザットジャズ
0000.05.13 東京 ヴィクトリアマイル GI 芝1600m(良) 18 2 4 32.8(10人) 06着 1:32.9(33.8) 00.5 松岡正海 55kg ホエールキャプチャ
0000.08.12 新潟 関屋記念 GIII 芝1600m(良) 18 4 8 09.1(04人) 04着 1:32.0(32.9) 00.5 松岡正海 54kg ドナウブルー
0000.09.02 新潟 新潟記念 GIII 芝2000m(良) 18 7 14 18.6(09人) 17着 1:59.0(34.2) 01.4 松岡正海 54kg トランスワープ
0000.10.13 東京 府中牝馬S GII 芝1800m(良) 17 7 14 31.8(10人) 01着 1:45.5(33.0) -0.0 松岡正海 54kg (スマートシルエット)
0000.11.11 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(重) 16 1 1 37.3(10人) 07着 2:16.9(36.3) 00.6 松岡正海 56kg レインボーダリア
2013.03.10 中山 中山牝馬S GIII 芝1800m(良) 16 6 11 12.7(06人) 01着 1:48.5(34.3) -0.1 松岡正海 56kg (スマートシルエット)
0000.04.21 福島 福島牝馬S GIII 芝1800m(良) 15 6 10 06.6(03人) 02着 1:46.4(34.3) 00.0 松岡正海 56kg オールザットジャズ
0000.05.12 東京 ヴィクトリアマイル GI 芝1600m(良) 18 1 1 13.9(05人) 03着 1:32.5(34.1) 00.1 柴田大知 55kg ヴィルシーナ
0000.06.02 東京 安田記念 GI 芝1600m(良) 18 4 8 76.0(15人) 04着 1:31.9(33.5) 00.4 松岡正海 56kg ロードカナロア
0000.10.14 東京 府中牝馬S GII 芝1800m(良) 13 5 6 5.1(02人) 04着 1:49.0(32.4) 00.2 松岡正海 55kg ホエールキャプチャ
0000.11.17 京都 マイルCS GI 芝1600m(良) 18 8 17 30.9(12人) 15着 1:33.8(34.8) 01.4 松岡正海 55kg トーセンラー
0000.12.14 中京 愛知杯 GIII 芝2000m(良) 18 5 9 17.4(06人) 09着 2:02.7(34.5) 00.6 松岡正海 57kg フーラブライド

繁殖成績

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馬名 生年 毛色 馬主 厩舎 戦績
初仔 ベリータ 2015年 栗毛 アイルハヴアナザー (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
→新垣拓也
美浦・水野貴広
西脇田村彰啓
20戦1勝(引退)
2番仔 クレーリッチェ 2016年 鹿毛 キングカメハメハ (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
→(同)ランニング・クラウド
 美浦・水野貴広
→西脇・坂本和也
41戦1勝(引退)
3番仔 マイネルシスネロス 2017年 鹿毛 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
→門別敏郎
美浦・水野貴広
北海道・佐久間雅貴
園田・高馬元紘
→北海道・佐久間雅貴
小林・福永敏
→北海道・佐久間雅貴
→小林・福永敏
→北海道・佐久間雅貴
36戦18勝(地方現役)
4番仔 フェアメーゲン 2018年 栗毛 スクリーンヒーロー (株)サラブレッドクラブ・ラフィア
→北原大史
美浦・水野貴広
盛岡・飯田弘道
大井・大宮和也
浦和・工藤伸輔
52戦9勝(地方現役)
5番仔 マイネルツァーリ 2020年 鹿毛 ゴールドシップ (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
→(同)JPN技研
美浦・水野貴広
金沢・菅原欣也
7戦0勝(引退)
  • 2024年10月2日現在

血統表

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マイネイサベル血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ゼダーン系

テレグノシス
1999 鹿毛
父の父
*トニービン
Tony Bin
1983 鹿毛
*カンパラ Kalamoun
State Pension
Severn Bridge Hornbeam
Priddy Fair
父の母
メイクアウイッシュ
1987 栗毛
*ノーザンテースト Northern Dancer
Lady Rebecca
*メツシーナ Secretariat
Aphonia

マイネレジーナ
1996 黒鹿毛
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1996
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
母の母
フミノスキー
1986 黒鹿毛
マルゼンスキー Nijinsky II
*シル
ベンドユウホウ *ダイハード
タイイサミ
母系(F-No.) プロポンチス系(FN:4-d) [§ 2]
5代内の近親交配 Northern Dancer 4×5 [§ 3]
出典
  1. ^ [5]
  2. ^ [5]
  3. ^ [5]

参考文献

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o マイネイサベル”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年10月9日閲覧。
  2. ^ マイネイサベル 競走馬登録抹消”. netkeiba.com. 2022年7月2日閲覧。
  3. ^ 次の春へ”. ラフィアンターフマンクラブ. 2022年7月2日閲覧。
  4. ^ 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル”. web.archive.org (2022年4月14日). 2022年4月14日閲覧。
  5. ^ a b c 血統情報: 5代血統表|マイネイサベル”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2017年4月7日閲覧。

外部リンク

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