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マイネルチャールズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マイネルチャールズ
2008年4月20日 中山競馬場
欧字表記 Meiner Charles[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 黒鹿毛[1]
生誕 2005年4月27日(19歳)[1]
登録日 2007年9月20日
抹消日 2011年6月4日
ブライアンズタイム[1]
マイネプリテンダー[1]
母の父 Zabeel[1]
生国 日本の旗 日本北海道新冠町[1]
生産者 ビッグレッドファーム[1]
馬主 サラブレッドクラブ・ラフィアン[1]
調教師 稲葉隆一美浦[1]
競走成績
生涯成績 15戦4勝[1]
獲得賞金 2億775万6000円[1]
勝ち鞍
JpnII 弥生賞 2008年
JpnIII 京成杯 2008年
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マイネルチャールズ(欧字名:Meiner Charles2005年4月27日 - )は、日本競走馬[1]誘導馬。主な勝ち鞍に2008年弥生賞京成杯

サラブレッドクラブ・ラフィアンの出資馬であり、募集価格は3000万円(15万円×200口)[2]

経歴

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2歳時(2007年)

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デビューは2007年10月20日柴山雄一騎手が騎乗。スタートで出負けして、4着に敗れる。2戦目の未勝利戦では、柴山騎手が騎乗停止のために松岡正海騎手が騎乗。先行し、直線外から伸びてきたサトノプログレスとの一騎討ちになるが、再び伸び返して初勝利。続く12月の葉牡丹賞では2着に終わったが、ホープフルステークスではブラックシェルに一旦まくられながら直線内からしぶとく差し返して2勝目を挙げた。

3歳時(2008年)

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2008年1月20日、年明け初戦の京成杯では直線進路が狭くなるが、わずかな隙間から鋭い伸び脚で伸び勝利を掴み重賞初勝利、さらに弥生賞では、スローペースの2番手から直線楽に抜け出して勝利し重賞を連勝[3]。これで中山2000メートル芝の競走は3連勝。皐月賞では1番人気で出走したが、中団からキャプテントゥーレの逃げを捉えることができず、タケミカヅチのイン差しにも遭い3着に敗れた。その後、6月1日日本ダービーに出走、2番人気に支持されたが、直線伸びきれず、ディープスカイの4着に敗れた。秋は札幌記念から始動、再び2番人気に支持されるも、ペースが上がったところでついていくことができず、直線も伸びず6着に終わり、初めて掲示板を外す結果となった。その後、菊花賞トライアルセントライト記念に出走したが、ゴール直前でダイワワイルドボアに差し切られ、2着に敗れた。本番の菊花賞では直線インを突いて一時は先頭に躍り出るがそのあと伸び脚を欠き、オウケンブルースリの5着に敗れた。その後、軽い屈腱炎を発症していることが発覚し、ビッグレッドファームに放牧に出された。

4歳時(2009年)

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2009年7月26日函館記念で9ヶ月ぶりに復帰。1番人気に支持され先団からレースを進めたが、直線で伸びを欠き12着と敗れ、人気を大きく裏切る結果となってしまった。続く9月27日オールカマーでは終始後方のまま見せ場がなく10着と大敗した。その後、脚部不安を発症し休養に入った。

5歳以降(2010年-2011年)

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2010年10月16日アイルランドトロフィーで復帰、中団待機も直線で力尽きてしまい14着と殿負けに終わった。続く11月20日福島記念では見せ場がなく9着に敗れた。その後、2011年6月、屈腱炎を再度発症したことから引退[2]6月4日付けで競走馬登録を抹消された[4]

引退後

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引退後は中山競馬場誘導馬となり[5]2012年2017年の弥生賞では出走馬を誘導した。

2022年に誘導馬を引退し、中山競馬場を退厩。兵庫県三木市のMIKIホーストレックに移動し[6]マイネルレコルトモンテクリスエスらと繋養されている。

競走成績

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年月日 競馬場 競走名 頭数 オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量
(kg)
距離(馬場) タイム
上り3F
時計
勝ち馬/(2着馬)
2007 10. 20 東京 2歳新馬 9 3.0(2人) 4着 柴山雄一 55 芝1800m(稍) 1:51.7 (34.3) -0.2 ロスペトリュス
11. 10 東京 2歳未勝利 8 3.0(2人) 1着 松岡正海 55 芝1800m(稍) 1:49.7 (35.3) -0.3 サトノプログレス
12. 1 中山 葉牡丹賞 500万下 10 2.8(1人) 2着 松岡正海 55 芝2000m(良) 2:03.4 (34.8) 0.2 ミステリアスライト
12. 23 中山 ホープフルS OP 9 3.5(2人) 1着 松岡正海 55 芝2000m(稍) 2:03.9 (36.3) -0.1 ブラックシェル
2008 1. 20 中山 京成杯 JpnIII 16 4.2(1人) 1着 松岡正海 56 芝2000m(稍) 2:02.9 (35.9) 0.0 (ベンチャーナイン)
3. 9 中山 弥生賞 JpnII 16 4.7(2人) 1着 松岡正海 56 芝2000m(良) 2:01.8 (35.1) -0.1 (ブラックシェル)
4. 20 中山 皐月賞 JpnI 18 3.1(1人) 3着 松岡正海 57 芝2000m(良) 2:02.1 (35.0) 0.4 キャプテントゥーレ
6. 1 東京 東京優駿 JpnI 18 6.1(2人) 4着 松岡正海 57 芝2400m(良) 2:27.1 (35.0) 0.4 ディープスカイ
8. 24 札幌 札幌記念 JpnII 11 3.4(2人) 6着 松岡正海 54 芝2000m(良) 1:59.5 (35.8) 0.9 タスカータソルテ
9. 21 中山 セントライト記念 JpnII 18 3.1(1人) 2着 松岡正海 56 芝2200m(稍) 2:14.7 (35.5) 0.1 ダイワワイルドボア
10. 26 京都 菊花賞 JpnI 18 6.6(2人) 5着 松岡正海 57 芝3000m(良) 3:06.5 (35.7) 0.8 オウケンブルースリ
2009 7. 26 札幌 函館記念 GIII 16 5.7(1人) 12着 松岡正海 57 芝2000m(良) 2:01.7 (36.3) 1.1 サクラオリオン
9. 27 中山 オールカマー GII 15 10.9(4人) 10着 松岡正海 57 芝2200m(良) 2:12.5 (34.2) 1.1 マツリダゴッホ
2010 10. 16 東京 アイルランドT OP 14 37.2(9人) 14着 津村明秀 57 芝2000m(良) 2:01.4 (35.8) 2.2 トーセンジョーダン
11. 20 福島 福島記念 GIII 15 26.0(9人) 9着 津村明秀 57 芝2000m(良) 1:59.6 (35.8) 0.7 ダンスインザモア

血統表

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マイネルチャールズ血統ロベルト系/Nasrullah 6.25% 5 x 5 ) (血統表の出典)

*ブライアンズタイム
Brian's Time
1985 黒鹿毛
父の父
Roberto
1969 鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Bramalea Nashua
Rarelea
父の母
Kelley's Day
1977 鹿毛
Graustark Ribot
Flower Bowl
Golden Trail Hasty Road
Sunny Vale

*マイネプリテンダー
1995 黒鹿毛
Zabeel
1986 鹿毛
Sir Tristram Sir Ivor
Isolt
Lady Giselle Nureyev
Valderna
母の母
Giladah
1986 黒鹿毛
Mill Reef Never Bend
Milan Mill
Nouvelle Star Luskin Star
Bonne Nouvelle F-No.6-b

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o マイネルチャールズ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年8月10日閲覧。
  2. ^ a b 所属馬一覧(所属馬情報)/ラフィアンターフマンクラブ”. www.ruffian.co.jp. ラフィアンターフマンクラブ. 2022年2月7日閲覧。
  3. ^ “マイネルチャールズ重賞連勝/弥生賞”. 日刊スポーツ. (2008年3月9日). https://www.nikkansports.com/race/news/f-rc-tp0-20080309-333358.html 2022年2月7日閲覧。 
  4. ^ マイネルチャールズ号が競走馬登録抹消”. JRAニュース. 日本中央競馬会 (2011年6月4日). 2011年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月4日閲覧。
  5. ^ 中山競馬場 誘導馬紹介”. 日本中央競馬会. 2012年12月20日閲覧。
  6. ^ MIKIホーストレックの馬たち - MIKIホーストレック、2022年11月24日閲覧。

外部リンク

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