ミカエラ・ラマッツォッティ
ミカエラ・ラマッツォッティ Micaela Ramazzotti | |||||||||
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生年月日 | 1979年1月17日(45歳) | ||||||||
出生地 | イタリア ローマ | ||||||||
職業 | 俳優 | ||||||||
ジャンル | 映画、テレビ | ||||||||
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ミカエラ・ラマッツォッティ(Micaela Ramazzotti, 1979年1月17日 - )はイタリアの俳優。
2023年までに7度ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞にノミネートされ1度受賞しているほか、ナストロ・ダルジェント賞を4度受賞している。
略歴
[編集]ローマ生まれ[1]。1999年から端役で映画に出演するようになり、2006年、ジャンルーカ・マリア・タヴァレッリ監督作『Non prendere impegni stasera』に出演し、第63回ヴェネツィア国際映画祭でウェラ賞を受賞する[2]。
2008年、パオロ・ヴィルズィ監督作『見わたすかぎり人生』に出演し、初めてダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(助演女優賞部門)にノミネートされる。
2010年にも同じくパオロ・ヴィルズィ監督作『はじめての大切なもの』に出演し、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演女優賞を受賞した。
その後の主な出演作として、カルロ・ヴェルドーネ監督作『天国は満席』(2012年)、パオロ・ヴィルズィ監督作『歓びのトスカーナ』(2016年)、ジャンニ・アメリオ監督作『ナポリの隣人』(2017年)、ガブリエーレ・ムッチーノ監督作『離ればなれになっても』(2020年)などがある。
2023年、初の監督作『Felicità』が第80回ヴェネツィア国際映画祭のオリゾンティ・エクストラ部門で観客賞(アルマーニ・ビューティー賞)を受賞した[3][4]。
私生活
[編集]2009年に映画監督・脚本家のパオロ・ヴィルズィと結婚し、二人の子供をもうけている[5]。なお、二人目の子供の出産の様子はフランチェスカ・アルキブージが撮影しており、その映像は『Il nome del figlio』(2015年)でラマッツォッティが演じたシモーナの出産の場面で使用された[6]。
フィルモグラフィー
[編集]映画
[編集]公開年 | 邦題
原題 |
備考 |
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1999 | La prima volta | |
La via degli angeli | ||
Vacanze di Natale 2000 | ||
2000 | Zora la vampira | |
Vento di primavera - Innamorarsi a Monopoli | ||
2001 | Commedia sexy | |
2003 | La sagoma | |
2005 | Sexum superando - Isabella Morra | |
2006 | Non prendere impegni stasera | |
2007 | Una piccola fortuna | |
2008 | 見わたすかぎり人生 Tutta la vita davanti |
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2009 | ハートの問題 Questione di cuore |
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Ce n'è per tutti | ||
2010 | はじめての大切なもの La prima cosa bella |
イタリア映画祭2011にて上映[7] |
2011 | Il cuore grande delle ragazze | |
2012 | 天国は満席 Posti in piedi in paradiso |
イタリア映画祭2013にて上映[8] |
Bellas mariposas | ||
2013 | ハッピー・イヤーズ Anni felici |
第26回東京国際映画祭にて上映[9] |
2014 | Più buio di mezzanotte | |
2015 | Il nome del figlio | |
Ho ucciso Napoleone | ||
2016 | 歓びのトスカーナ La pazza gioia |
|
Qualcosa di nuovo | ||
2017 | ナポリの隣人 La tenerezza |
イタリア映画祭2018上映時タイトル『世情』[10] |
Una famiglia | ||
2018 | 盗まれたカラヴァッジョ Una storia senza nome |
|
Ti presento Sofia | ||
2019 | Vivere | |
2020 | 離ればなれになっても Gli anni più belli |
|
Maledetta primavera | ||
2021 | Naufragi | |
7人の女たち 7 donne e un mistero |
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2022 | L'ombra di Caravaggio | |
2023 | Felicità | 兼監督 |
テレビ
[編集]放映年 | 邦題
原題 |
備考 |
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1990-2000 | Incantesimo 2 | |
2001 | マッテオ神父の事件簿 Don Matteo 2 |第2シーズン(1エピソード) | |
Una donna per amico 3 | ||
2002-2003 | Cuori rubati | |
2003 | Blindati | |
2004 | Amanti e segreti | |
2005 | Gli occhi dell'amore | テレビ映画 |
Un anno a primavera | ミニシリーズ | |
Orgoglio capitolo secondo | ||
2006 | E poi c'è Filippo | ミニシリーズ |
Il mio amico Babbo Natale 2 | テレビ映画 | |
2007 | R.I.S. 3 - Delitti imperfetti | |
2008 | L'ultimo padrino | ミニシリーズ |
Crimini bianchi | ||
2009 | Le segretarie del sesto | ミニシリーズ |
2013 | Un matrimonio | ミニシリーズ |
2023 | The Good Mothers |
ミュージックビデオ
[編集]- マックス・ペッツァーリ「Il mondo insieme a te」(2004年)
- ビアージョ・アントナッチ「Il cielo ha una porta sola」(2008年)
- クラウディオ・バリオーニ「Gli anni più belli」(2020年)
吹き替え
[編集]- 『HER/世界でひとつの彼女』(2013年) イタリア語吹替(サマンサ役)
- 『リトルプリンス 星の王子さまと私』(2015年)イタリア語吹替(バラ役)
主な受賞とノミネート
[編集]- ナストロ・ダルジェント賞
- 2009年 – ロレアル・プロフェッショナル賞(『ハートの問題』)
- 2010年 – 主演女優賞(『はじめての大切なもの』)
- 2012年 – 主演女優賞(『天国は満席』および『Il cuore grande delle ragazze』)
- 2014年 – ノミネート:助演女優賞(『Più buio di mezzanotte』)
- 2015年 – 助演女優賞(『Il nome del figlio』)
- 2016年 – 主演女優賞(『歓びのトスカーナ』)
- 2017年 – ノミネート:主演女優賞(『ナポリの隣人』)
- 2019年 – ノミネート:主演女優賞(『盗まれたカラヴァッジョ』)
- 2020年 – ノミネート:主演女優賞(『離ればなれになっても』)
- チャック・ドーロ賞
- 2008年 – ノミネート:助演女優賞(『見わたすかぎり人生』)
- 2009年 – ノミネート:助演女優賞(『ハートの問題』)
- 2015年 – ノミネート:助演女優賞(『Il nome del figlio』)
- 2017年 – 主演女優賞(『歓びのトスカーナ』)
- イタリア・ゴールデングローブ賞
- 2009年 – ノミネート:最優秀女優賞(『ハートの問題』)
- 2014年 – ノミネート:最優秀女優賞(『ハッピー・イヤーズ』)
- 2015年 – ノミネート:最優秀女優賞(『Il nome del figlio』)
- 2017年 – ノミネート:最優秀女優賞(『ナポリの隣人』)
- ヴェネツィア国際映画祭
- フライアーノ賞
- 2019年 – 最優秀女優賞(『盗まれたカラヴァッジョ』および『Ti presento Sofia』)
脚注
[編集]- ^ “Micaela Ramazzotti” (英語). IMDb. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “Venice Film Festival (2006)”. IMDb. 2023年6月5日閲覧。
- ^ Nast, Condé (2023年9月9日). “Micaela Ramazzotti vince a Orizzonti Extra: «L’infelicita può durare a lungo ma dobbiamo lottare per la felicità»” (イタリア語). Vanity Fair Italia. 2023年9月11日閲覧。
- ^ Koyama, Keiichi (2023年9月9日). “受賞結果速報 濱口竜介監督『悪は存在しない』ヴェネツィア国際映画祭で審査員フランプリを獲得|エスクァイア日本版”. Esquire. 2023年9月11日閲覧。
- ^ “Micaela Ramazzotti” (英語). IMDb. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “Micaela Ramazzotti: «Ho partorito sul set»” (イタリア語). VanityFair.it (2015年1月23日). 2023年5月31日閲覧。
- ^ “asahi.com : 朝日新聞社 - 「イタリア映画祭2011」 - 作品情報”. www.asahi.com. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “イタリア映画祭2013”. 朝日新聞社. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “第26回東京国際映画祭特集(2013年)”. 映画.com. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “イタリア映画祭2018”. 朝日新聞社. 2023年5月31日閲覧。