第57回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞
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第57回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(だい57かいダヴィッド・ディ・ドナテッロしょう)の授賞式は、2012年5月4日にローマで行われた。
ノミネートは2012年4月12日に発表された。『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』が最多16件のノミネートを獲得し、『きっと ここが帰る場所』が最多6部門で受賞した。
受賞とノミネート一覧
[編集]太字が受賞者。
- 塀の中のジュリアス・シーザー Cesare deve morire(監督:パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ)
- ローマ法王の休日 Habemus Papam(監督:ナンニ・モレッティ)
- フォンターナ広場 イタリアの陰謀 Romanzo di una strage(監督:マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ)
- 海と大陸 Terraferma[1](監督:エマヌエーレ・クリアレーゼ)
- きっと ここが帰る場所 This Must Be the Place(監督:パオロ・ソレンティーノ)
- パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ(『塀の中のジュリアス・シーザー』)
- ナンニ・モレッティ(『ローマ法王の休日』)
- フェルザン・オズペテク(『異人たちの棲む館』[2])
- マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
- エマヌエーレ・クリアレーゼ(『海と大陸』)
- パオロ・ソレンティーノ(『きっと ここが帰る場所』)
- フランチェスコ・ブルーニ(『ブルーノのしあわせガイド』[3])
- ステファノ・ソリマ(『バスターズ』)
- アリーチェ・ロルヴァケル(『天空のからだ』[4])
- アンドレア・セグレ(『ある海辺の詩人 小さなヴェニスで』[5])
- グイド・ロンバルディ(『Là-bas - Educazione criminale』)
- パオロ・ソレンティーノ、ウンベルト・コンタレッロ(『きっと ここが帰る場所』)
- パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ、ファビオ・カヴァッリ(『塀の中のジュリアス・シーザー』)
- ナンニ・モレッティ、フランチェスコ・ピッコロ、フェデリカ・ポントレモリ(『ローマ法王の休日』)
- マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ、サンドロ・ペトラリア、ステファノ・ルッリ(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
- フランチェスコ・ブルーニ(『ブルーノのしあわせガイド』)
プロデューサー賞
[編集]- グラツィア・ヴォルピ(『塀の中のジュリアス・シーザー』)
- ナンニ・モレッティ、ドメニコ・プロカッチ(『ローマ法王の休日』)
- フランチェスコ・ボンセンビアンテ(『ある海辺の詩人 小さなヴェニスで』)
- リッカルド・トッツィ、ジョヴァンニ・スタビリーニ、マルコ・キメンツ(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
- ニコラ・ジュリアーノ、アンドレア・オッキピンティ、フランチェスカ・チーマ(『きっと ここが帰る場所』)
- 趙濤(『ある海辺の詩人 小さなヴェニスで』)
- ヴァレリア・ゴリーノ(『バッグにはクリプトナイト』[4])
- クラウディア・ジェリーニ(『Il mio domani』)
- ミカエラ・ラマッツォッティ(『天国は満席』[6])
- ドナテッラ・フィノッキアーロ(『海と大陸』)
- ミシェル・ピコリ(『ローマ法王の休日』)
- エリオ・ジェルマーノ(『異人たちの棲む館』)
- マルコ・ジャッリーニ(『天国は満席』)
- ヴァレリオ・マスタンドレア(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
- ファブリツィオ・ベンティヴォリオ(『ブルーノのしあわせガイド』)
- ミケーラ・チェスコン(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
- アニタ・カプリオーリ(『天空のからだ』)
- マルゲリータ・ブイ(『ローマ法王の休日』)
- クリスティアーナ・カポトンディ(『バッグにはクリプトナイト』)
- バルボラ・ボブローヴァ(『ブルーノのしあわせガイド』)
- ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
- マルコ・ジャッリーニ(『バスターズ』)
- レナート・スカルパ(『ローマ法王の休日』)
- ジュゼッペ・バッティストン(『ある海辺の詩人 小さなヴェニスで』)
- ファブリツィオ・ジフーニ(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
- ルカ・ビガッツィ(『きっと ここが帰る場所』)
- パオロ・カルネラ(『バスターズ』)
- シモーネ・ザンパーニ(『塀の中のジュリアス・シーザー』)
- アレッサンドロ・ペッシ(『ローマ法王の休日』)
- ロベルト・フォルツァ(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
作曲賞
[編集]- デヴィッド・バーン(『きっと ここが帰る場所』)
- ウンベルト・シピオーネ(『Benvenuti al Nord』)
- ジュリアーノ・タヴィアーニ、カルメロ・トラヴィア(『塀の中のジュリアス・シーザー』)
- フランコ・ピエルサンティ(『ローマ法王の休日』)
- パスクァーレ・カタラーノ(『異人たちの棲む館』)
オリジナル歌曲賞
[編集]- If It Falls, It Falls - 作曲:デヴィッド・バーン、作詞:ウィル・オールダム、歌:マイケル・ブルノック(『きっと ここが帰る場所』)
- Sometimes - 作曲:ウンベルト・シピオーネ、作詞・歌:アレッシア・シピオーネ(『Benvenuti al Nord』)
- Gitmem daha - 作曲:セゼン・アクス、パスクァーレ・カタラーノ、作詞:イルディリム・トゥルケル、歌:セゼン・アクス(『異人たちの棲む館』)
- Therese - 作曲:ガエターノ・クッレーリ、アンドレア・フォルニーリ、作詞:アンジェリカ・カロニア、ガエターノ・クッレーリ、アンドレア・フォルニーリ、歌:アンジェリカ・カロニア(『天国は満席』)
- Scialla! - 作詞・作曲・歌:アミール・イッサ&Caesar Productions(『ブルーノのしあわせガイド』)
美術賞
[編集]- パオラ・ビッザーリ(『ローマ法王の休日』)
- フランチェスコ・フリゲリ(『L'industriale』)
- アンドレア・クリザンティ(『異人たちの棲む館』)
- ジャンカルロ・バジーリ(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
- ステファニア・チェッラ(『きっと ここが帰る場所』)
衣装デザイン賞
[編集]- リーナ・ネルリ・タヴィアーニ(『ローマ法王の休日』)
- ロッサーノ・マルキ(『バッグにはクリプトナイト』)
- アレッサンドロ・ライ(『異人たちの棲む館』)
- フランチェスカ・リヴィア・サルトリ(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
- カレン・パッチ(『きっと ここが帰る場所』)
メイクアップ賞
[編集]- ルイザ・アベル(『きっと ここが帰る場所』)
- マンリオ・ロッケッティ(『バスターズ』)
- マウリツィオ・ファッツィーニ(『バッグにはクリプトナイト』)
- エルマンノ・スペーラ(『異人たちの棲む館』)
- エンリコ・イアコポーニ(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
ヘアスタイリスト賞
[編集]- キム・サンタントニオ(『きっと ここが帰る場所』)
- カルロ・バルッチ(『ローマ法王の休日』)
- マウロ・タマニーニ(『バッグにはクリプトナイト』)
- フランチェスカ・デ・シモーネ(『異人たちの棲む館』)
- フェルディナンド・メロッラ(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
編集賞
[編集]- ロベルト・ペルピニャーニ(『塀の中のジュリアス・シーザー』)
- パトリツィオ・マローネ(『バスターズ』)
- エスメラルダ・カラブリア(『ローマ法王の休日』)
- フランチェスカ・カルヴェッリ(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
- クリスティアーノ・トラヴァリオーリ(『きっと ここが帰る場所』)
録音賞
[編集]- ベニート・アルキメデ、ブランド・モスカ(『塀の中のジュリアス・シーザー』)
- ジルベルト・マルティネッリ(『バスターズ』)
- アレッサンドロ・ザノン(『ローマ法王の休日』)
- フルジェンツィオ・チェッコン(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
- レイ・クロス、ウィリアム・サローキン(『きっと ここが帰る場所』)
特殊視覚効果賞
[編集]- ステファノ・マリノーニ、パオラ・トリゾリオ(Visualogie)(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
- Palantir Digital Media(『宇宙人王さんとの遭遇』)
- マリオ・ザノット(Storyteller)(『ローマ法王の休日』)
- ステファノ・マリノーニ、パオラ・トリゾリオ(Visualogie)、ロドルフォ・ミリアリ(Chromatica)(『きっと ここが帰る場所』)
- Rainbow CGI(『L'ultimo terrestre』)
長編ドキュメンタリー賞
[編集]- Tahrir Liberation Square(監督:ステファノ・サヴォーナ)
- Il castello(監督:マッシモ・ダノルフィ、マルティーナ・パレンティ)
- Lasciando la baia del re(監督:クラウディア・チプリアーニ)
- Pasta nera(監督:アレッサンドロ・ピーヴァ)
- Polvere - Il grande processo dell'amianto(監督:ニッコロ・ブルーナ、アンドレア・プランドストララー)
- Zavorra(監督:ヴィンチェンツォ・ミネオ)
短編映画賞
[編集]- Dell'ammazzare il maiale(監督:シモーネ・マッシ)
- Ce l'hai un minuto?(監督:アレッサンドロ・バルダーニ、ルカ・ディ・プロスペロ)
- Cusutu n' coddu - Cucito addosso(監督:ジョバンニ・ラ・パロラ)
- L'estate che non viene(監督:パスクァーレ・マリーノ)
- Tiger Boy(監督:ガブリエーレ・マイネッティ)
EU映画賞
[編集]- 最強のふたり(監督:オリヴィエ・ナカシュ、エリック・トレダノ)
- おとなのけんか(監督:ロマン・ポランスキー)
- メランコリア(監督:ラース・フォン・トリアー)
- ル・アーヴルの靴みがき(監督:アキ・カウリスマキ)
- アーティスト(監督:ミシェル・アザナヴィシウス)
外国映画賞
[編集]- 別離(監督:アスガル・ファルハーディー)
- ドライブ(監督:ニコラス・ウィンディング・レフン)
- ヒューゴの不思議な発明(監督:マーティン・スコセッシ)
- スーパー・チューズデー ~正義を売った日~(監督:ジョージ・クルーニー)
- ツリー・オブ・ライフ(監督:テレンス・マリック)
ヤング・ダヴィッド賞
[編集]- ブルーノのしあわせガイド Scialla!(監督:フランチェスコ・ブルーニ)
脚注
[編集]- ^ イタリア映画祭2012上映時タイトルは『大陸』。 http://www.asahi.com/italia/2012/works.html
- ^ イタリア映画祭2013上映時タイトルは『素晴らしき存在』。 http://www.asahi.com/italia/2013/works.html
- ^ イタリア映画祭2012上映時タイトルは『シャッラ/いいから!』 http://www.asahi.com/italia/2012/works.html
- ^ a b イタリア映画祭2012にて上映。 http://www.asahi.com/italia/2012/works.html
- ^ イタリア映画祭2012上映時タイトルは『シュン・リーと詩人』。 http://www.asahi.com/italia/2012/works.html
- ^ イタリア映画祭2013にて上映。 http://www.asahi.com/italia/2013/works.html
外部リンク
[編集]- 公式サイト (イタリア語)