第54回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞
表示
第54回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(だい54かいダヴィッド・ディ・ドナテッロしょう)の授賞式は、 2009年5月8日にローマで行われた。
ノミネートは2009年4月9日に発表された。『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』が最多16件のノミネートを獲得し、『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』と『ゴモラ』がそれぞれ最多7部門で受賞した。
受賞とノミネート一覧
[編集]太字が受賞者。
- ゴモラ Gomorra(監督:マッテオ・ガッローネ)
- イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男 Il divo[1](監督:パオロ・ソレンティーノ)
- 恋するローマ 元カレ/元カノ Ex[2](監督:ファウスト・ブリッツィ)
- 見わたすかぎり人生 Tutta la vita davanti(監督:パオロ・ヴィルズィ)
- 人生、ここにあり! Si può fare[3](監督:ジュリオ・マンフレドニア)
- マッテオ・ガッローネ(『ゴモラ』)
- プピ・アヴァーティ(『ボローニャの夕暮れ』[4])
- パオロ・ソレンティーノ(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
- ファウスト・ブリッツィ(『恋するローマ 元カレ/元カノ』)
- ジュリオ・マンフレドニア(『人生、ここにあり!』)
- ジャンニ・ディ・グレゴリオ(『Pranzo di ferragosto』)
- マルコ・アメンタ(『運命に逆らったシチリアの少女』[5])
- ウンベルト・カルテーニ(『Diverso da chi?』)
- トニー・ディアンジェロ(『Una notte』)
- マルコ・ポンテコルヴォ(『パ・ラ・ダ』[5])
- マウリツィオ・ブラウッチ、ウーゴ・キーティ、ジャンニ・ディ・グレゴリオ、マッテオ・ガッローネ、マッシモ・ガウディオーゾ、ロベルト・サヴィアーノ(『ゴモラ』)
- パオロ・ソレンティーノ(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
- ファウスト・ブリッツィ、マルコ・マルターニ、マッシミリアーノ・ブルーノ(『Diverso da chi?』)
- ファビオ・ボニファッチ、ジュリオ・マンフレドニア(『人生、ここにあり!』)
- フランチェスコ・ブルーニ、パオロ・ヴィルズィ(『見わたすかぎり人生』)
プロデューサー賞
[編集]- ドメニコ・プロカッチ(『ゴモラ』)
- アウグスト・アッレーグラ、イザベラ・コクッツァ、ジュリアーナ・ガンバ、アルトゥーロ・パーリア(『Cover Boy - L'ultima rivoluzione』)
- アンドレア・オッキピンティ、ニコラ・ジュリアーノ、フランチェスカ・チーマ、マウリツィオ・コッポレッキア(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
- マッテオ・ガッローネ(『Pranzo di ferragosto』)
- アンジェロ・リッツォーリ(『人生、ここにあり!』)
- アルバ・ロルヴァケル(『ボローニャの夕暮れ』)
- ドナテッラ・フィノッキアーロ『Galantuomini』
- クラウディア・ジェリーニ(『Diverso da chi?』)
- ヴァレリア・ゴリーノ(『ジュリアは夕べに出かけない』[6])
- イラリア・オッキーニ(『Mar nero』)
- トニ・セルヴィッロ(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
- ルカ・アルジェンテロ(『Diverso da chi?』)
- クラウディオ・ビジオ(『人生、ここにあり!』)
- ヴァレリオ・マスタンドレア(『考えてもムダさ』[7])
- シルヴィオ・オルランド(『ボローニャの夕暮れ』)
- ピエラ・デッリ・エスポスティ(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
- サブリナ・フェリッリ(『見わたすかぎり人生』)
- マリア・ナツィオナーレ(『ゴモラ』)
- ミカエラ・ラマッツォッティ(『見わたすかぎり人生』)
- カルラ・シニョーリス(『恋するローマ 元カレ/元カノ』)
- ジュゼッペ・バッティストン(『考えてもムダさ』)
- クラウディオ・ビジオ(『恋するローマ 元カレ/元カノ』)
- カルロ・ブッチロッソ(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
- ルカ・リオネッロ(『Cover Boy - L'ultima rivoluzione』)
- フィリッポ・ニグロ(『Diverso da chi?』)
- ルカ・ビガッツィ(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
- アルナルド・カティナーリ(『I demoni di San Pietroburgo』)
- マルコ・オノラート(『ゴモラ』)
- イタロ・ペトリッチョーネ(『Come Dio comanda』)
- ヴィットーリオ・ストラーロ(『カラヴァッジョ 天才画家の光と影』)
作曲賞
[編集]- テオ・テアルド(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
- ブルーノ・ザンブリーニ(『恋するローマ 元カレ/元カノ』)
- Baustelle(『ジュリアは夕べに出かけない』)
- パオロ・ブォンヴィーノ(『Italians』)
- ピヴィオ&アルド・デ・スカルツィ(『人生、ここにあり!』)
オリジナル歌曲賞
[編集]- Herculaneum - 歌:ロバート・デル・ナジャ、ニール・ダヴィッジ(『ゴモラ』)
- Il cielo ha una porta sola - 歌:ビアージョ・アントナッチ(『恋するローマ 元カレ/元カノ』)
- Piangi Roma - 歌:Baustellefeat、ヴァレリア・ゴリーノ(『ジュリアは夕べに出かけない』)
- Per fare a meno di te - 歌:ジョルジア(『ただ、ひとりの父親』)
- Senza farsi male - 歌:カルメン・コンソーリ(『L'uomo che ama』)
美術賞
[編集]- フランチェスコ・フリジェーリ(『I demoni di San Pietroburgo』)
- ジャンカルロ・バジーリ(『狂った血の女』)
- パオロ・ボンフィーニ(『ゴモラ』)
- ジャンティート・ブルキエッラーロ(『カラヴァッジョ 天才画家の光と影』)
- リーノ・フィオリート(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
衣装デザイン賞
[編集]- エリザベッタ・モンタルド(『I demoni di San Pietroburgo』)
- アレッサンドラ・カルディーニ(『ゴモラ』)
- マリオ・カルリーニ、フランチェスカ・カルヴェッリ(『ボローニャの夕暮れ』)
- ダニエラ・チャンチョ(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
- リア・モランディーニ(『カラヴァッジョ 天才画家の光と影』)
メイクアップ賞
[編集]- ヴィットリオ・ソダーノ(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
- アレッサンドロ・ベルトラッツィ(『カラヴァッジョ 天才画家の光と影』)
- エンリコ・イアコポーニ(『狂った血の女』)
- ヴィンチェンツォ・マストラントニオ(『Due partite』)
- ルイジ・ロッケッティ(『I demoni di San Pietroburgo』)
ヘアスタイリスト賞
[編集]- アルド・シニョレッティ(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
- エンツォ・チェーラ(『カラヴァッジョ 天才画家の光と影』)
- マリア・テレーザ・コリドーニ(『狂った血の女』)
- ミレッラ・ジンノート(『I demoni di San Pietroburgo』)
- フェルディナンド・メロッラ(『Due partite』)
編集賞
[編集]- マルコ・スポレティーニ(『ゴモラ』)
- エスメラルダ・カラブリア(『ジュリアは夕べに出かけない』)
- ルチアーナ・パンドルフェッリ(『恋するローマ 元カレ/元カノ』)
- クリスティアーノ・トラヴァリオーリ(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
- チェチーリア・ザヌーゾ(『人生、ここにあり!』)
録音賞
[編集]- マリチェッタ・ロンバルド(『ゴモラ』)
- エマヌエーレ・チェチェーレ(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
- マルコ・フィウマーラ(『恋するローマ 元カレ/元カノ』)
- ガエターノ・カリート、マルコ・グリッロ、ブルーノ・プッパロ(『Italians』)
- ブルーノ・プッパロ(『人生、ここにあり!』)
特殊視覚効果賞
[編集]- ニコラ・ズガンカ、ロドルフォ・ミリアリ(Vision)(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
- EDI(『Come Dio comanda』)
- Frame by Frame(『I demoni di San Pietroburgo』)
- ジュゼッペ・スクイラチ(『Italians』)
- Proxima(『見わたすかぎり人生』)
長編ドキュメンタリー賞
[編集]- Rata nece biti (La guerra non ci sarà)(監督:ダニエーレ・ガリャノーネ)
- 211: Anna(監督:ジョヴァンナ・マッシメッティ、パオロ・セルバンディーニ)
- Come un uomo sulla terra(監督:アンドレア・セグレ、ダグマウィ・イマー、リッカルド・ビアデーネ)
- Diario di un curato di montagna(監督:ステファノ・サヴェリオーニ)
- Non tacere(監督:ファビオ・グリマルディ)
短編映画賞
[編集]- レフェリー L'arbitro(監督:パオロ・ズッカ)
- L'amore è un gioco(監督:アンドレア・ロヴェッタ)
- Bisesto(監督:ジョヴァンニ・エスポジート、フランチェスコ・プリスコ)
- Cicatrici(監督:エロス・アキアルディ)
- La Madonna della frutta(監督:パオロ・ランディ)
EU映画賞
[編集]- スラムドッグ$ミリオネア(監督:ダニー・ボイル)
- パリ20区、僕たちのクラス(監督:ローラン・カンテ)
- Etz Limon(監督:エラン・リクリス)
- 愛を読むひと(監督:スティーブン・ダルドリー)
- 戦場でワルツを(監督:アリ・フォルマン)
外国映画賞
[編集]- グラン・トリノ(監督:クリント・イーストウッド)
- ミルク(監督:ガス・ヴァン・サント)
- 扉をたたく人(監督:トム・マッカーシー)
- レスラー(監督:ダーレン・アロノフスキー)
- ウォーリー(監督:アンドリュー・スタントン)
ヤング・ダヴィッド賞
[編集]- 人生、ここにあり! Si può fare(監督:ジュリオ・マンフレドニア)
- 恋するローマ 元カレ/元カノ Ex(監督:ファウスト・ブリッツィ)
- パ・ラ・ダ PA-RA-DA(監督、マルコ・ポンテコルヴォ)
- 運命に逆らったシチリアの少女 La siciliana ribelle(監督:マルコ・アメンタ)
- ただ、ひとりの父親 Solo un padre(監督:ルカ・ルチーニ)
ダヴィッド特別賞
[編集]- クリスティアン・デ・シーカ
- パオロ・ヴィラッジョ
- ヴィルナ・リージ
- フルヴィオ・ルチザーノ
脚注
[編集]- ^ イタリア映画祭2009上映時タイトルは『イル・ディーヴォ』。 http://www.asahi.com/italia/2009/works.html
- ^ イタリア映画祭2010上映時タイトルは『元カレ/元カノ』。 http://www.asahi.com/italia/2010/works.html
- ^ イタリア映画祭2009上映時タイトルは『やればできるさ』。 http://www.asahi.com/italia/2009/works.html
- ^ イタリア映画祭2009上映時タイトルは『ジョヴァンナのパパ』。 http://www.asahi.com/italia/2009/works.html
- ^ a b イタリア映画祭2009にて上映。 http://www.asahi.com/italia/2009/works.html
- ^ イタリア映画祭2010にて上映。 http://www.asahi.com/italia/2010/works.html
- ^ イタリア映画祭2008にて上映。 http://www.asahi.com/italia/2008/works.html
外部リンク
[編集]- 公式サイト (イタリア語)