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モンタヴァル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モンタヴァル
欧字表記 Montaval
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1953年1月28日
死没 1965年
Norseman
Ballynash
母の父 Nasrullah
生国 フランスの旗 フランス
馬主 Ralph Strassburger
調教師 G.ブリグランド(フランス)
競走成績
生涯成績 21戦5勝
獲得賞金 3,221,950フラン
23,095ポンド
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モンタヴァルMontaval)はフランス産の競走馬種牡馬

来歴

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1953年にフランスで生まれる。現役時には1957年キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスで優勝し、ほかに1956年エプソムダービーでは2着に入っている。1961年日本へ輸出され種牡馬として供用された。1965年に死亡したが、同年の3歳(旧表記リーディングサイアーで1位となった。

種牡馬としては短期間の供用に終わったが、八大競走優勝馬2頭を輩出した。また、テスコガビー(母の父)・アイネスフウジン(二代母の父)・メジロドーベル(三代母の父)といったGI(級)競走優勝馬の母系にその名を残している。

主な産駒

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エピソード

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  • 詩人競馬評論家でもあった寺山修司は、モンタヴァルとその産駒の不運な境遇に注目して『モンタヴァル一家の血の呪いについて』というエッセイを残している。彼の晩年に出版された『競馬放浪紀』のあとがきで「私の忘れがたかった馬ベストテン」として10頭の名を挙げているが、そのうち2頭はモンタヴァル産駒(メジロボサツ・モンタサン)であった。
  • 司会者のみのもんたの芸名は、みのがファンだったモンタヴァル産駒のモンタサンから取った[1]。司会者の大橋巨泉もモンタサンの大ファンだった。
  • 気性が悪い産駒が多く、競馬ゲーム『ダービースタリオン』でのモンタヴァルのサイアーエフェクト(インブリードで強調される能力)はやはり気性難である(ちなみに半弟のムーティエも同様に気性難のサイアーエフェクトを持つ設定となっている)。

血統表

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モンタヴァル血統ブランドフォード系 / Blandford3×5=15.62%) (血統表の出典)

Norseman
1940 栗毛
父の父
Umidwar
1931 鹿毛
Blandford Swynford
Blanche
Uganda Bridaine
Hush
父の母
Tara
1932 栗毛
Teddy Ajax I
Rondeau
Jean Gow Neil Gow
Jane Shire

Ballynash
1946 鹿毛
Nasrullah
1940 鹿毛
Nearco Pharos
Nogara
Mumtaz Begum Blenheim II
Mumtaz Mahal
母の母
Ballywellbroke
1933 黒鹿毛
Ballyferis Apron
Gilford
The Beggar Le Souvenir
Avonbeg F-No.9


フランス産でのちに日本で供用された種牡馬のムーティエ半弟パントレセレブルの五代母であるPetite Saguenay(プティットサグネー)は半妹にあたる。

注釈

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  1. ^ 1978年の週刊朝日・『東大・京大合格発表特大号』に、「みの」は本名の御法川から、「もんた」は競走馬のモンタサンから取ったと述べられている。『優駿』1985年4月号37ページに掲載されたみののエッセイ「モンタさん」にも同様の記載がある。

外部リンク

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