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ロイコアントシアニジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Leucoanthocyanidin
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識別情報
CAS登録番号 5023-02-9 チェック
PubChem 5318979
UNII EH726HE44D チェック
特性
化学式 C15H14O3
モル質量 242.27 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ロイコアントシアニジン: Leucoanthocyanidin)もしくはフラバン-3,4-ジオール (flavan-3,4-diol) は、アントシアニジンおよびアントシアニンに関連する無色の化合物群である。Anadenanthera peregrina に含有されるほか、Nepenthes burbidgeae, Nepenthes muluensis, Nepenthes rajah, Nepenthes tentaculata, Nepenthes × alisaputrana など、ウツボカズラ属のいくつかの種に含まれる[要出典]

ロイコアントシアニジンに分類される化合物として、以下のようなものが挙げられる。

ロイコアントシアニジンは、Matthiola incanaストック)のにおけるアントシアニジン生合成中間体であることが示されている。

ベイト=スミス英語版は1954年、ロイコアントシアニンの単離のためにフォレスタル溶媒英語版を用いることを推奨した[2]

代謝

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ロイコシアニジンオキシゲナーゼはフラバン-3,4-ジオールを基質として3-ヒドロキシアントシアニジンを生成する[3]モモゲノムにおいてこの酵素をコードする遺伝子 (PpLDOX) は特定されており、その発現についてはVitis vinifera(ヨーロッパブドウ)における研究がある。

出典

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  1. ^ Clark-Lewis, JW; Dainis, I (1967). “Flavan derivatives. XIX. Teracacidin and isoteracacidin from Acacia obtusifolia and Acacia maidenii heartwoods; Phenolic hydroxylation patterns of heartwood flavonoids characteristic of sections and subsections of the genus Acacia”. Australian Journal of Chemistry 20 (10): 2191–2198. doi:10.1071/CH9672191. 
  2. ^ Bate-SMITH, EC (September 1954). “Leuco-anthocyanins. 1. Detection and identification of anthocyanidins formed leuco-anthocyanins in plant tissues”. Biochem. J. 58 (1): 122–5. doi:10.1042/bj0580122. PMC 1269852. PMID 13198862. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1269852/. 
  3. ^ leucoanthocyanidin dioxygenase on mondofacto.com”. 2012年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年9月3日閲覧。

関連項目

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