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世界でいちばん熱い夏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「世界でいちばん熱い夏」
プリンセス プリンセスシングル
初出アルバム『SINGLES 1987-1992
B面
  • ヴァイブレーション(1987年オリジナル(シングルレコード、シングルカセット))
  • 世界でいちばん熱い夏 <平成レコーディング>(1989年8cmCD)
  • Diamonds(2001年マキシシングル)
リリース
規格
ジャンル ロック
レーベル
  • CBS/SONY RECORDS(1989年盤)
  • Sony Records(2001年盤)
作詞 富田京子
作曲 奥居香
プロデュース 笹路正徳
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(1989年盤・オリコン
  • 1989年7月度月間1位(オリコン)
  • 1989年度年間2位(オリコン)
  • プリンセス プリンセス シングル 年表
    恋はバランス
    (1987年)
    Diamonds
    (1989年)
    世界でいちばん熱い夏
    (1987年)
    世界でいちばん熱い夏
    (1989年)
    MY WILL
    (1987年)
    OH YEAH!
    (1990年)
    ミュージックビデオ
    「世界でいちばん熱い夏」 - YouTube
    EANコード
    JAN 4988009026725(07SH-1957)
    JAN 4988009035864(10EH-3305)
    テンプレートを表示

    世界でいちばん熱い夏」(せかいでいちばんあついなつ)は、プリンセス プリンセスの2枚目及び8枚目のシングル。オリジナル版は1987年7月16日発売、平成版が1989年7月1日発売。発売元はCBS・ソニー(現・ソニー・ミュージックレーベルズ)。

    調イ長調[1]

    解説

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    元々は、杉真理が中心となって製作されたオムニバス・アルバムSummer Lounge』(杉の他、ハイ・ファイ・セット南佳孝須藤薫らの楽曲を収録。アルバム参加アーティスト全員(「Pops All Stars」名義)参加の楽曲「HOLIDAY COMPANY」では、間奏の旅行代理店従業員のセリフを奥居以外の4人が、富田 → 中山 → 今野 → 渡辺の順で喋っている)のために作られた楽曲。

    レコードでの最初の発売時はバンド自体の知名度がまだ低く、オリコンシングルチャートにチャートインしなかったが、その後のブレイクで2年後に8cmCDとして再発売された。この時にカップリング曲がオリジナル版の「ヴァイブレーション」から同曲の平成アレンジ版へ、ジャケットもメンバーの写真を使ったオリジナル版から、CDシングルのパッケージを生かした「航空チケット風デザイン」へ差し替えるなどの変更がある。初回プレス分は金色のパッケージで、それ以降の通常盤はピンクのジャケットとなっている。

    2001年、ボーカル奥居香が後に結婚した岸谷五朗が主演を務めたTBSドラマが本作を捩り『世界で一番熱い夏』と付けられ放送された[2]。楽曲やメンバーと直接なつながりは奥居(同ドラマ放映時点では「岸谷香」名義)が同ドラマの主題歌である「翼がなくても」の作詞・作曲を担当したことを除き無かったが、この放送をきっかけにマキシシングルで再発売された。この再発盤では、バンド最大のヒット曲である「Diamonds」をカップリング曲に収録。内容はどちらもオリジナル・バージョンにリマスタリングを施したもの。

    2019年5月10日に岸谷香がunlock the girlsと『ミュージックステーション』に出演した時に演奏したが、曲の終盤のアレンジをキーボードからギターに換えて演奏し、さらにこの年の春のバンドツアーでも演奏した時に「この曲は昭和、平成とあって令和の今、新しいアレンジをしてみました。本日はアレンジを令和バージョンで皆さんにお送りします」とMCで語り、『ミュージックステーション』と同じアレンジで演奏した。

    ベスト・アルバムへの収録

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    ベスト盤では平成アレンジ版が収録される事が多く、ライブでも平成アレンジ版で歌われていた。再結成時には当初は平成アレンジ版を演奏していたが、後にオリジナル・バージョンでの演奏に変更された。

    記録

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    オリコン集計でミリオンセラーを達成した「Diamonds」には至らなかったものの、同社集計で80万枚を超えるヒットとなり、2作連続のオリコンシングルチャート1位、更に同チャートの年間チャートでも2位を記録。「Diamonds」と1・2位を独占した。同チャートの年間1・2位独占は、前年の光GENJI(「パラダイス銀河」「ガラスの十代」)に続く史上3組目の記録。総売上枚数は86.5万枚。

    収録曲

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    オリジナル盤

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    1. 世界でいちばん熱い夏
      作詞:富田京子 作曲:奥居香 編曲:プリンセス・プリンセス、笹路正徳
      • 作詞のクレジット上は富田一人になっているが、当時作詞アドバイザーだった田口俊が協力している。
    2. ヴァイブレーション
      作詞・作曲:中山加奈子 編曲:プリンセス・プリンセス、笹路正徳
      • アルバム『TELEPORTATION』からのシングルカット。

    1989年盤

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    1. 世界でいちばん熱い夏 <ORIGINAL VERSION>
      作詞:富田京子 作曲:奥居香 編曲:プリンセス・プリンセス、笹路正徳
    2. 世界でいちばん熱い夏 <平成レコーディング>
      作詞:富田京子 作曲:奥居香 編曲:プリンセス・プリンセス、笹路正徳
      • セルフカバーヴァージョン。カップリング曲扱いでありながら、ベスト・アルバムにはオリジナル版に代わり収録されることも多いため、オリジナルと並び高い知名度を博す。当初からコンサートで演奏されていたアレンジのヴァージョンをスタジオレコーディングしたものであり、イントロ部分がサビの歌い出しで始まるなど、全体的にオリジナルと大きな差がある。このシングルでは、それぞれに<ORIGINAL VERSION>、<平成レコーディング>とヴァージョンの表記がある。カラオケ機器では、機種により何れかのバージョンで配信されている。

    2001年盤

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    1. 世界でいちばん熱い夏
      作詞:富田京子 作曲:奥居香 編曲:プリンセス・プリンセス、笹路正徳
    2. Diamonds (ダイアモンド)
      作詞:中山加奈子 作曲:奥居香 編曲:プリンセス・プリンセス、笹路正徳

    タイアップ一覧

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    オリジナルと平成レコーディング共に、テレビ朝日系番組のタイアップに使用されている。オリジナルは『世界どっきりウォッチ』、平成レコーディングは『いつか行く旅』と、いずれも海外をテーマにした番組であり曲調とマッチしている。

    楽曲 タイアップ 時期 出典
    世界でいちばん熱い夏 テレビ朝日系『世界どっきりウォッチ』エンディング・テーマ 1987年
    テレビ朝日系『いつか行く旅』テーマソング 1989年
    サッポロ『アイスラガー7』CMソング 2012年 [3]

    外部リンク

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    カバー

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    出典

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    1. ^ 世界でいちばん熱い夏(プリンセス・プリンセス) / コード譜 / ギター - J-Total Music!”. Jトータルミュージック. 2016年8月28日閲覧。
    2. ^ 世界で一番熱い夏”. テレビドラマデータベース. 2021年11月11日閲覧。
    3. ^ 「サッポロ アイスラガーセブン」TVCMのお知らせ”. サッポロビール (2012年6月18日). 2021年11月11日閲覧。
    4. ^ 主題歌「世界でいちばん熱い夏」収録後キャストインタビュー”. 八月のシンデレラナイン. アカツキ. 2016年9月7日閲覧。
    5. ^ The Biscats、「夏祭り」や「ルージュの伝言」など収録したカバーAL『J-BOP SUMMER』リリース”. BARKS. 2023年8月24日閲覧。

    関連項目

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