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中山洋平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中山 洋平(なかやま ようへい、1964年 - )は、日本の政治学者東京大学大学院法学政治学研究科教授。専門は、ヨーロッパ比較政治、フランス政治。

略歴

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この間、パリで国立現代史研究所客員研究員として在外研究。
  • 1997年 東京大学大学院法学政治学研究科専任講師
  • 1999年 同研究科助教授
  • 2007年 同研究科准教授
コーネル大学パリ政治学院ハーヴァード大学にて、客員研究員として在外研究
  • 2010年 東京大学大学院法学政治学研究科教授(現職)

著作

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  • 『戦後フランス中央集権国家の変容――下からの分権化への道』東京大学出版会、2017年
  • 『戦後フランス政治の実験――第四共和制と「組織政党」1944-1952年』東京大学出版会、2002年

共編著

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訳書

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  • ミシェル・マルゲラーズ/ダニエル・タルタコウスキ『解けていく国家 現代フランスにおける自由化の歴史』
尾玉剛士共訳、吉田書店、2023年

論文

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  • 「例外としてのフランス・なぜキリスト教民主主義政党は根付かなかったのか――世紀末の組織化の挫折と媒介構造の形成」日本政治学会編『年報政治学』(岩波書店, 2001年)
  • 「CAP(共通農業政策)の転換とフランス農業セクターの統治システムの解体――加盟国政府の対応戦略と政党政治」『社会科学研究』57巻2号(2006年)
  • 「市場・地域統合と政官ネットワーク――仏伊地方公共投資をめぐる政策システムの転換」城山英明大串和雄編『政治空間の変容と政策革新(1)政策革新の理論』(東京大学出版会, 2008年)
  • 「中央からの財政資源配分と地方政治構造の変容――20世紀南フランスの事例」河田潤一編『汚職・腐敗・クライエンテリズムの政治学』(ミネルヴァ書房, 2008年)
  • 「MRP(人民共和運動)の青年・学生グループの軌跡――フランスにおけるキリスト教民主主義勢力解体に関する一考察」田口晃土倉莞爾編『キリスト教民主主義と西ヨーロッパ政治』(木鐸社, 2008年)